こどものあそび観察日記

こどもの充実した時間とはなんぞや!?

今日で362日目!毎日欠かさず与えられた仕事をやり遂げようとしている(5歳)

残念ながら私はだらしがない人間です。飽きっぽく、すべてが三日坊主。生活にどうしても必要なこと以外、毎日毎日同じことを繰り返すのは苦手です。そんな、なまけものの私とは違い、娘は健気に一つの仕事を一年間やり遂げようとしています。今年の元旦からスタートさせてこの記事を書いている今日で、362日目。(これは昨日書いた記事です)

娘が毎日毎日欠かさずやったお仕事、それは、、、、

これだっ!

f:id:hipopocroco:20161228230515j:plain

日めくりカレンダーです。

毎日めくるだけの簡単なお仕事ですが、これ結構忘れるものなのです。たぶん、私にはできません。でも、あと3日で2016年も終わりです。この調子なら、娘はやり遂げるでしょう。▼横からみるとこんな感じです。子どもがめくり続けたことが証明されるような雑なめくり方です。

f:id:hipopocroco:20161228231237j:plain

調子が悪い日やお泊りの日はお休みしましたが、翌日には自分でめくっていました。大人はめくっていません。

3~4歳の挫折した頃の様子

きっかけは、「お父さんといつ遊べるの?」という3歳半ばすぎた娘の質問からでした。夫の仕事は、基本的に土日が休日なので、「カレンダーの青と赤の日がお休みだよ」と伝えたものの理解できませんでした。

そこで、3歳半ばでスタートしたのがこの日めくりカレンダー。最初は理解できなくて、何枚もめくればお父さんに早く会えると思っていました。かわいらしい勘違いですが、残念ながら日めくりカレンダーで時間は早回しできません。

3歳くらいのお年頃といったら、まだ自分のことで精いっぱい。めくり忘れる日の方が多かったです。そして、めくり忘れると今日が何日か全然わけわからなくなって、まとめてめくったりするからもうグチャグチャです。8月くらいまでは私も手伝いながらめくりましたがあまりにもグチャグチャになって挫折しました。

4~5歳の継続できた頃の様子

前年挫折したのでもうやめようかと思ったのですが、4歳の途中から幼稚園がスタートするのを思うと、土日を覚えるためにリベンジすることにしました。

一度挫折した経験と幼稚園に通うという意気込みがあるせいか、4歳半ばでスタートした日めくりの仕事は思いのほか順調でした。朝めくり忘れて、「しまった~」なんていいながら昼頃めくる日もありましたが、「しまった~」って気づくこと自体すごいことだと思います。それもこれも、お父さんと遊べる日を待ち遠しく思うがため。突然、祝日の赤い文字を発見すると「やった~」と踊っています。

また、Eテレのおかげで曜日を認識するようになったことも、めくり忘れがなくなった理由の一つかもしれません。

  • 月 モフィ/ミミクリーズ
  • 火 イスダスの日(みいつけた)
  • 水 ノージー/サボの水博士の日(みいつけた)
  • 木 ルルロロ
  • 金 ティニー/ドラえもん 
  • 土 録画した好きなアニメを見る日
  • 日 ちびまる子ちゃん/録画した好きなアニメを見る日

Eテレを見ていない方には意味不明かと思いますが、これらは夕方にやっている子ども向け番組です。

本人は、こんな感じに何曜日にどんな見たいテレビがあるかバッチリ覚えるようになりました。娘の頭の中でどんなふうに結びついているのか分からないのですが、もしかしたらカレンダーと日めくりカレンダーを照らし合わせてみているのかもしれません。おかげで、めくりすぎがなくなりました。(3・4歳の頃はめくりすぎの日もたくさんありました。)

やってよかったと思うこと

お父さんがお休みの日を理解した

たまたま、色のついている日が夫の会社が休みなので分かりやすかったようです。「お父さんといつ遊べるの?」と聞くことがなくなりました。

”毎日”仕事をやり続けるという習慣づけ

「これはあなたの仕事よ」と責任をもたせられたのは良かったと思っています。自分のためじゃなくて、家族のために何か一つ役割を与えて全うさせたいと思いがかなえられて良かったと思っています。

数字に慣れたかも

歌うように数を数えることはできても、文字の一致はまだまだだと思っています。その点、日めくりカレンダーは31までしかないので4・5歳が数字に慣れるにはちょうどいいかもしれません。どこまで数字を覚えているかはあやしいのですが、見慣れていることには間違いないです。

わが家で使っている日めくりカレンダー 

昨年使っていたのは、別のものでしたが、

今年から使っているのは、この永岡書店から出版されているものです。

2017年 日めくりカレンダー B6 ([カレンダー])

2017年 日めくりカレンダー B6 ([カレンダー])

 

存在感があってすっきりした大きな文字と、極限までこだわった紙の薄さとハリが好きです。卓上は邪魔だったので、壁に掛けられるタイプのものにしました。そして、一年間使い続けるかどうか分からない子どものために買うので、手ごろな値段というのも決め手でした。昨年使っていたものより、金具がしっかりしているので子どもの手でもきれいにめくれそうな気もします。デザイン的にもっとかわいいものや、写真入りのものなどありますが、それらは、印刷に耐えられるもっと厚い紙でできています。そうすると、壁に掛けられるものはあまりないんですよね。英語や熟語がのっているものもありますが、慣れない日めくりカレンダーだったので、数字の大きさを第一優先にして他の情報が少ないものにしました。

おわりに

以前、メモリーゲームの時も書きましたが、私は紙をめくる行為が好きです。ちょっと変態っぽいですが、好きなんだからしょうがない。指先で紙の厚さを感じる感覚にときめきを感じます。A4の紙をめくるのと、このカレンダーをめくるのとでは微妙に肌触りが違います。土日祝日を知るという目的だけならば、日めくりの代わりに、カレンダーに丸をするっていう方法もあるかもしれませんが、やっぱり、私はあの薄い紙をビリッて音を立てながら破く感覚を子どもにさせたい。なんならそれをそのままくしゃくしゃにして遊ばせたい。あの薄い紙の感覚は他では味わえないから。

そんなもろもろの思いからスタートした日めくりカレンダーですが、

娘よ、よくやった!

あと3日で2016年が終わります。2017年の元旦を迎え、日めくりを全部を終えたら、娘の偉業を盛大にほめてあげたいと思います。

スポンサーリンク