パズルにはまったのは、2,3歳頃。一時期、「うちの子は天才かも!」と思ってしまうほど夢中になっていることがありました。その時のひらめきのキレは、我が娘ながら鳥肌がたつ思いでした。ところが、今ではそのキレは全くなくなりました。4歳になって久しぶりに小さい頃のパズルをやってみると、びっくりするほどできないことに驚かされました。もしかしたら、言葉や社会性が発達していない年齢の小さい子どもには、その時にしかない何か特別なものをみんな備えているのかもしれませんね。(ただ私の思い込みかもしれませんが)そんな娘の成長を見ていると、子どもは不思議で面白いな~と思います。
そして、娘が5歳になって遊んでいるパズルが、これ。
85ピース 子供向けパズル 国旗だいしゅうごう! ピクチュアパズル
(画像はAmazonのサイトにリンクしています)
以前記事にしましたが、5歳になり国旗や世界地図に興味をもち始めました。そこで、購入してみると、やはり楽しく遊んでいます。たいてい、体が疲れたけど何かして静かに遊びたい夕方や夜のおもちゃとして登場します。
今回はこのパズルについてレビューしたいと思います。
スペック
- ピース:85ピース 193ヶ国
- 対象年齢:5歳以上
- 国旗の配列:地域ごとのあいうえお順
- 大きさ:他の幼児向けのパズルと同じ375×260(mm)
- 値段 定価 518円
難しく感じる要素
パズル全体の絵が覚えられない
今までやってきたパズルは、絵全体のイメージがある程度頭に入っているのでピースの位置が予想できました。例えば、アンパンマンのパズルだとしたら、アンパンマンの洋服は赤だからこの辺だなと。でも、このパズルは絵全体を全く覚えられないのでピースがどの位置にあるか予想しにくいのです。
何度かやっていくうちに、あいうえお順に並んでいる国旗の配列が覚えられればもっと簡単にできるようになるかもしれません。
どうしても難しい場合は、全体図が描かれているシートがあるのでそれを見ながら遊ぶこともできます。
世界地理区分が分からない
(追記:3/14)
あいうえお順に並んではいるのですが、地域ごとのあいうえお順です。なので、「あ」がつくピースだから上!という予想ではうまくいきません。アルジェリアはアフリカだから真ん中。という具合に地理区分をある程度把握していないと、ピタリと当てはまる形を探すのは難しいです。でも、その難しさがパズルとして面白いです。
似たような柄の国旗がたくさんあるので間違えやすい
例えば、フィジーとツバルの国旗はとてもよく似ています。
*イラストは、かわいいフリー素材集 いらすとやより
しかも、一つのピースにつき、数か国の国旗のかけらが描かれているので、同じ模様を組み合わせるのが難しいのです。こんな国旗がたくさんあるので惑わされます。
曲線で切られているので、ピースがどこの国かが分からない
例えは、次のピースには六か国の国旗が含まれています。分かりますか?
まず、アンゴラ。その右隣、国旗の模様さえ分かっていれば、「ウ」と書かれている赤・黄・黒の国旗はウガンダとわかります。そして、「・・リンシペ・・」???全然分かりません。
これは、サントメ・プリンシペ という西アフリカ、ギニア湾にある島々からなる国です。このように、知らない国もたくさん登場するので大人の私も初めての時は苦戦しました。
ちなみに、右の緑一色の国はザンビア、アンゴラの隣の白い部分が見える国はアルジェリア。最後に、左の端にちらっと見える国は、コンゴ民主主義共和国。助けてあげたくても私も分からないので役立たずです。
娘の遊ぶ様子
見た目難しそう!と思ったパズルですが、その難しさが挑戦してみたいという娘の意欲を刺激したようです。最後まで楽しそうに遊んでいました。初めてのときは30分くらい時間がかかっていたかもしれません。
今まで遊んできたパズルと違うのは、上下がはっきりしていることが大きなヒントになっていることです。おかげで、難しくても最後まで一人でやり遂げることができました。
また、一覧になっている国旗のイラストは持っていなかったので完成したあともしばらく眺めていました。
おわりに
このパズルは、ほどよく難しくて大人でも楽しいです。それに、主要国以外の国旗なんてほとんど覚えてこなかったので、今更ながらいろんな発見があって楽しいです。
対象年齢は5歳からと書かれていますが、パズルが好きなお子さんならもっと下の年齢でも楽しめるかもしれません。500円程度でこれだけ遊べるなんてお財布にも優しくてありがたいです。
おまけ:子どもの忘却と懐かしさについて
冒頭に書いた、ひらめきのキレがなくなったことと関連して。
最近、娘が2,3歳の頃の大部分を忘れていることが分かり愕然としました。あんなに、大好きだったEテレ「いないいないばあっ」のティッシュのティーちゃんの歌も全く覚えていません。何度も歌ってあげて、本人も覚えたての言葉で歌っていたのに、何それ?と言われてとてもショックでした。引っ越してしまったお友達のことも全くお覚えていません。あんなに良く遊んでいたのに。2,3歳というお年頃はなんなんでしょう。あの頃はイヤイヤ期も大変で毎日が慌ただしく感じましたが、振り返ってみるとその時にしかもっていない不思議な感性と能力が備わっていたと思います。
また、
子どもが懐かしいと感じるのはどれくらいの過去なんでしょうか?そもそも、懐かしいという感情はいつ現れるのでしょうか?そんなことが気になります。いつか、娘の忘却度合いや子どもの懐かしいという感情について探ってみたいです。
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