小さい頃、初めて遊んだカルタは、ある程度大きくなると簡単すぎてつまらないものです。そんなカルタが天才少年によって笑いの渦へと引き込まれました。
そのやり方は、、、
カルタの読み札をおもしろく読みかえるゲームです。
簡単なカルタは主語、形容詞、動詞が、はっきりしています。そのため、言葉をかえても意味が通りやすいので、いろんな面白い読み札にかえることができます。
そのお兄ちゃんは、ちびっこ受けするギャグセンスと演技が天才的に素晴らしく、笑いがとまりません。
例えば、
「ゆめは りっぱな 大工さん」
と本当は読むところを、
「ゆめは りっぱな 仮面ライダー」
これだけでちびっこには大ウケです。
絵は大工さんなのに、読み札は仮面ライダー。このギャップがたまらないようです。
しれっと、普通に読み札を読み進めるペースで笑いをとる言葉を選んでいくので、即興大喜利みたいなものです。子どもたちは、遊び慣れたカルタは絵と読み札の文言を覚えています。いつもと違う読み札を面白く裏切られまくって大興奮でした。
*****
彼が天才少年と私が思った一枚の読み札は、
「あ」の読み札。
最後に一枚残ったのがこれでした。当然早い者勝ちになります。そこで、彼が読んだ読み方はこれ、
「あれ?いま なんじ?(間をおく)みんなでトランプやってるよ」
「あれ?いまなんじ?」と時計を見るのです。それが読み札とは到底思えません。でも、そこで間を置くことで「あ、これお兄ちゃんの読み札だ!」「だまされた」とみんな気が付くのです。
まあ、読み札通りではないのでめちゃくちゃと言えばめちゃくちゃですが、最後の読み札は完全に即興というルールが自然に生まれて、毎回お兄ちゃんの小芝居が発生していました。それが、もうほんとに面白い。大人もおなかを抱えて笑い転げました。
その天才少年と遊んだ後、娘も真似をするようになりました。私がカルタをとる役になり、娘が使い慣れたカルタで大喜利の練習をしていました。残念ながら全然笑えないんですけどね。でも、自分で文章を考えるいい練習になりそうです。
それにしても、人を笑わせられる才能って本当に羨ましいです。
ちなみに、一緒に遊んだときは、友達のお子さん4歳、娘5歳、中学生のお兄ちゃん(天才少年)、そして大人二人の計5人。やっぱり5人くらいでカルタをやると楽しいですね。
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キャッと&チョコレート 日常編
ひらめき型アドリブ発想カードゲームキャット&チョコレート 日常編 ([バラエティ])
- 出版社/メーカー: 幻冬舎エデュケーション
- 発売日: 2014/04
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
こちらで詳しい遊び方が紹介されていますが、
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