こどものあそび観察日記

こどもの充実した時間とはなんぞや!?

子どもに「遊んで~」と言われたら~キッチンタイマー活用法

遊びをテーマにしているくせに、「遊んで~」と言われることに恐怖に感じるほど辛くて面倒くさいと思うときも結構ありました。楽しく一緒に遊んであげられる日もあるのですが、いわゆるワンオペ状態が長く続くと、「とにかく子どもから離れたい」と思うようになるのです。子どもが嫌いとかそういう問題ではなく、「煮詰まる」というい表現が近いでしょうか。近所の友達にずいぶん助けられましたが、幼稚園入園前の3,4歳頃はそんな感情を強くもっていたように思います。

6歳になり「一緒に遊んで~」と、言われることはずいぶん減ってきました。一人でも過ごす時間が増えてきて、短い時間ならお留守番ができるようになってきました。でも、娘は一人っ子。長い時間を家で過ごす日などさすがに可哀想になってきます。

「遊んで~」と言われて「いいよ~」と即答できるほど私は万能ではありません。疲れて動きたくない時だってあります。自分の時間を楽しみたい時だってあります。

 

そんな時、

 

これに助けてもらいます。 

タニタ でか見えタイマー100分 ホワイト TD-384-WH

タニタ でか見えタイマー100分 ホワイト TD-384-WH

 

キッチンタイマー!!

 

 「このタイマーがなるまではお母さんの時間。その時間は絶対邪魔をしないで!」

と約束をしてタイマーをセットします。

 

このやり方は、4歳くらいから行っています。現在は、「これが鳴るまではお母さんの時間」という習慣がついてきたので、自分で遊びを見つけて待っていてくれます。その時間、たいてい15分くらいです。

「今は遊べない」という状況も理解できるようになった6歳の今では、私が忙しい時にはこのタイマーは登場しません。どちらかというと、遊べなくはないが「面倒くさい」「疲れた」という気持ちが発動している時に登場します。そもそも「遊んで~」というときは娘の「甘えたい」という気持ちも混ざっているのでその欲求をかなえてあげたいいとも思うのです。でも、そう思っても体が動かない時ってありませんか?そんな時に、このキッチンタイマーを利用しています。

4歳で初めてこのタイマーをスタートしたときは3~5分くらいからスタートしました。最初は、「お母さんの時間」ということが理解できず、すぐに「おかあさ~ん」と一人時間を邪魔されることがありました。でも、慣れるものですね。5歳になると、タイマーを5分間セットしたら、4分後くらいから娘の一人時間が盛り上がってくることが増えてきました。こっそりタイマーを切って様子を見ていたら30分以上一人で遊んでいる日もありました。「あれ~タイマー鳴らなかったね~なんだろね~」なんて謝りつつしらを切ることも。(娘よ。すまぬ。)でも、そのあとに遊んであげることで、「タイマーが鳴ったらお母さんと遊べる」という信頼を結び、次の「お母さん時間」を確保することができるのです。永遠につまらないことが続くような錯覚を感じ取ると娘は超不機嫌ですが、近い未来に「○○ができる」と思わせられるので機嫌よく過ごせます。結果的に長く一人遊びをするための助走にもなりました。ありがとうキッチンタイマー

 

疲れきって本当に動けないときは、映画などに頼って最初から遊ぶことを放棄します。できない約束は絶対しません。この方法は、遊べなくはないけど「面倒くさい」「疲れた」時の「私の時間」を確保するための手段です。

子どもがかわいくて仕方がなかったり、楽しいことがひらめいたりして一緒に遊んであげられる時もありますが、そんな日ばっかりではありません。悶々としながら家に引き込まらなくてはならない日もあります。

子どもと一緒に遊ぶ時間も大切ですが、大人の時間も大切にしていきたい。今思えば、そんなことばかり考えて育児をしていたように思います。

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以前こんな記事を書いたこともありました。 娘が3歳の時のことです。 子どもが暇をもて余した時、親がそんなにお膳立てをする必要がないのかとほっとしたのを覚えています。

hipopocroco.hatenadiary.com

 

でも、やっぱり子どもの「暇攻撃」にはずいぶん悩まされましたね。その時の記録がこれです。

hipopocroco.hatenadiary.com

あの頃はいつになったら自分の時間ができるか?とういことばかり考えていましたが、6歳になれば本当に一人遊びが上手になるものですね。子どもの成長に驚かされると同時に少し寂しくも思います。