ついに、娘が爆発しました!
「ヤマハに行きたくな~い」
「習い事はぜーーんぶやだ!」
※習い事はヤマハのみですが。。。
グラデーションのように、ヤマハが嫌だという娘の気持ちが高まっていくのを感じとってはいたのですが、どこがピークなのか全然わかっていませんでした。
もしかしたら、これをのりきれば楽しく通えるのかもという期待がどうしても拭えなかったのです。
でも、これは、もうやめた方がいいと、即決できるほど娘の強い意思が表出したので、終わりにしました。
もっと、早くやめさせてあげた方がよかったのかな、と後悔もしました。でも、あっという間にやめていたら気づかなかった娘の気持ちに気づくことができたのは財産です。そして、私と娘の感情のせめぎあいの中で、自分の気持ちをはっきり伝えることができるようになった娘を見て成長を感じずにはいられませんでした。
縄跳びパフォーマーの粕尾将一さんのこの記事が忘れられません。
はじめて逆上がりが出来た女の子:成功後の一言が指導者を撃ち抜くはじめて逆上がりが出来た女の子:成功後の一言が指導者を撃ち抜く|なわとび1本で何でもできるのだ
指導者と子供の気持ちのズレがとても分かりやすく書かれています。親子におきかえてもいろいろ考えさせられます。
習い事をさせたい理由
6歳になりヤマハを辞めたいと娘が言い始めたとき、どうして習い事をさせたいのか、自分にもう一度問い直し、夫とも話しました。その時、私たち夫婦には共通した目的がありました。
それは、、、
- 生涯において楽しいと思うものに出会わせたい。
- 幼稚園・学校以外の場所で、楽しい場を用意してあげたい。
この二つです。
残念ながら、ヤマハは娘にとって苦痛でしかないようでした。私たちが目的とする習い事とは程遠くなってしまいました。練習を続けていればきっと楽しくなる。辛いのは最初だけと思いましたが、想像以上の反発でした。家の練習も辛ければ、ヤマハに入るのもこわくなってしまっていました。これは、私のやらせたい習い事ではありません。
ヤマハの先生から最後のプレゼント
辞めるかどうか迷っている時に、先生がこんなことを言ってくださいました。
ヤマハを習うことが嫌いでも、音楽まで嫌いにさせたくはありません。ここは無理をせず娘の気持ちを尊重して良いのではないですか?一度鍵盤から離れてみても、好きならまた戻りますよ。
と、アドバイスをいただきました。どこかで聞いたようなセリフですが、迷っている私には響く言葉でした。そして、
楽しい気持ちで終わりにした方が良いから、先生が音楽のプレゼントをします。
と、言って、他の子が来ない時間帯に、マンツーマンで先生とのレッスンをしてくださいました。娘先生の前で一人発表会をし、そのあと先生から素敵なピアノの曲を演奏していただきました。短い時間ですが、心温まる時間でした。
次につなげるための営業と言えばそうですが、鍵盤なんか大っ嫌いという娘の気持ちを少しでも緩和できたような気がして先生に感謝です。
娘にとって習い事とは
娘にとって習い事とは、
嫌で嫌でたまらないものなんだそうです。
小出しに習い事の嫌な理由を述べていたのでそれをまとめると。
- 疲れる。
- 友達と遊んでいるのを途中でやめなくてはいけない。
- 家に帰ったらのんびりしたい。
- 幼稚園で遊ぶのが大好き。
なんだそうです。
つまり、今の現状で満足しているんですね。
確かに、私が思っている以上に幼稚園生活で精一杯なのかもしれません。娘は体が弱いので無理はさせたくありません。今までも、休みまくりながらヤマハを続けていました。でも、幼稚園がない土曜日だったら続けられたのかな~なんてぼんやり考えてしまいます。土曜日に個人レッスンをしてくれそうなピアノ教室も探しましたが、自分からやりたいといわないのならしばらく様子を見ようと思いました。
おわりに
毎日通う幼稚園や学校以外に、今日は「○○の日だ!」と心躍る習い事が見つかればいいな~と思います。私自身、土日にやっていたスポーツが大好きで週末を指折り数えて楽しみにしていました。
ヤマハのおんがくなかよしコースの時には、ヤマハに通うのが楽しみでたまらない様子でした。いつの間にか憂鬱なものになってしまったことはとても残念です。そうさせてしまったのには私の責任もあるのかもしれません。
いつか、生活に潤いを与えてくれるようなワクワクするものに出会えたらいいな~と思います。
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