クレヨンと絵の具で遊ぶといえば、バチック技法。
バチックとは、はじき絵ともいいます。ロウやクレヨンで描いた線のうえには、水彩絵の具ははじいて描くことができません。そのことを利用して描く絵です。
▼こちらに詳細が載っています。
娘が、どんな風にあそんだかをレポートしてみます。
用意するもの
- 画用紙(B4)
- 絵の具 赤・青・黄
- 筆
- 水入れ
- 簡易パレット
- クレヨン
*クレヨンは、説明書きに「汚れても濡れ雑巾で拭けばすぐに落ちます」と書かれているものでは、うまく弾きません。
絵の具の準備については、前回書いたとのと同じです。▼
遊ばせ方
1、画用紙にクレヨンで描く。
「クレヨンでぐるぐるを描いて遊んみたら?」
はじく様子を感じて楽しませたかったので、こんな風に声をかけてみました。
きれいに絵の具を弾かせるためには、ある程度筆圧がないと上手くできません。娘はペン画に慣れているのでいつもクレヨンの線が弱いのです。そこで、絵を自由に描かせるのではなくて、ぐるぐるスプリグルを描かせました。
娘の場合なので、参考になるか分かりませんが、ぐるぐる円にならず大きな◯を一つかいて終わるようだったら、
「ぐるぐるいいながら描いてみたら??」
という言葉かけが有効でした。「ぐーるぐる」という言葉と動作が一致するのでぐるぐる円が描けます。
ぐるぐるを描く際に、ぜひ声をかけてあげたいのが、
「白色も使ってみたら????」
という言葉。えー、白色で描いても見えない???と言いながら、描いてくれたら大成功。白は一番はじいた様子が分かる楽しい色です。
2、絵の具で好きな色に塗ってみよう。
水でといた好きな色の絵の具を塗るだけなので、とても簡単です。でも、絵の具が濃すぎるだったらお水の量を調節してあげると良いと思います。
娘の遊び方
ねらい通り、ぐるぐるクレヨンで遊んでくれました。もっと、いろんな色のクレヨンでぐるぐる遊んで欲しかったのですが、次に絵の具が待っているということがわかっているので、クレヨンとの格闘は短かったです。
絵の具を塗ると、、やっぱり嬉しそう!!勢い良く絵の具をつけてベタベタ塗っていました。
そして、出来上がったのがコレ▼
こういう小さい子のぐちゃぐちゃの絵が大好きです。ぐるぐる円を描くだけですが、小さい子は不規則なぐるぐるになります。そんな不規則なぐるぐるの描き方にきゅんときてしまうのです。
おわりに
絵を描くということに抵抗はあっても、色で遊ぶことへの抵抗がないお子さんもいます。色で遊ぶことから描くことへの興味にうつってくれたらいいなーという淡い期待を抱きながらこういう絵の具遊びをしていました。このやり方なら3歳でも同じようにやってもできそうな気がします。もしかしたら、2歳でもできるかな???やってあげればよかった。
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参考
上記にリンクを貼った、WorMo'このサイト面白いです。特に、あそび学びのレシピを探すコーナーがありがたい。
この▼『学びの世界地図』は、とても参考になります。年齢別・学び別に、工作・遊びのレシピがわかりやすく紹介されています。
ちなみに、東京学芸大こども未来研究所はバンダイと共同でアンパンマンタブレット
codonabiを開発しています。そういえば、codonabiの中にも工作コーナーがあったような、、、、。