去年、3歳の娘と作ったクリスマスツリー。下書きのままお正月をむかえ、公開できませんでした。ようやく12月が近づいたので、思いだしながら書き直しました。今回も写真が多めです。適当にとばしてください。こどもは装飾をするだけなので、一歳くらいからでもできると思います。小学生だったら完成度もかなり高くなって見栄えがしそうな気がします。
役割分担
- 母 土台
- 娘 装飾
材料・用具
【土台】
▼一つはツリー用。もう一つは、ツリーを安定するための箱作りに使いました。
【装飾】
- 絵の具
- 筆
- 筆洗
- 新聞紙
- 折り紙など装飾に使いたい紙
- 木工用ボンドor工作用ボンド
作り方 土台編(母作)
①ダンボールの上と下のフタ部分を切り落とし4枚の長方形を用意する。
②1枚に下絵を書く
- たての長さをだいたい5分割する(黄色)
- 下から1/5のところを植木鉢部分にして線をひく
- 右側1/3を柱部分にしてたてに線をひく(黄緑)
- 上の幅を2分割する(赤色)
- 黄色の分割下から2/5の頂点と、赤色1/2の頂点を線をひく
- 4をさらに2分割する(赤色)
- 6の点を基準に4で書かれた線と平行に線をひく
あとは、この点やら線を基準になんとなく線をひけば、きれいにクリスマスツリーの形になります。
算数の図形の問題ですか??というような作り方です。文章にするとめちゃめちゃわかりにくい。。。ごめんなさい。まあ、一枚しっかりかけていればきれいにできるので、適当にしてください。このやり方はあくまで参考程度にどうぞ。この方法だと、測らなくてもできるます。目分量でもOK。
③下絵にそってカッターで切る
*カッターマットがない場合は、余ってるダンボールや新聞紙何枚も重ねて下敷きにすると床やテーブルが傷つきません。
④③を型にして残り3枚に線をひく。
⑤残り3枚ともカッターで切る
⑥粘着テープで2枚ずつ貼り合わせる
★point
一枚は、下から2/3くらいの長さではり、上1/3は貼らずに残しておく
二枚目は、上から1/3くらいの長さではり、下2/3は貼らずに残しておく
この方が2つの紙を重ねた時、自立するような気がします。
⑦上から、さすように2枚を組み合わせると、、、こんな感じ。高さ、40センチくらいでしょうか。
これで完成でもいいくらい。
作り方 装飾編(娘作)
①絶対はみ出しまくるので、新聞紙をセット。
②片面を塗る
▼黄緑
▼黄色
▼出来上がりはこんな感じ。
③一晩乾かして裏面を塗る▼こんな感じ
④1枚目と2まいめを組み合わせるとこんな感じ
⑤キラキラの紙を切って貼る▼こんな感じの紙を作りました。
⑥最後に娘がライトをご所望したので、点灯!そして完成!
補足
強度を保たせるために、ツリーが入る箱を作りました。これに入れたほうが安定します。余裕があればどうぞ。のせるほどのことでもないので、説明は短めにいきます。
【作り方】
まず最初にツリーの底辺が四角形の箱の対角線の長さになるように、計算して測って作ってください。
▼端っこを利用してツリーの大きさに合わせて切る
▼こんな感じ。
▼反対側も切る。そして、余分なダンボールをはぎ取る。
▼木工用ボンドで底の部分を貼り合わせる
▼粘着テープで留めて完成
かかった時間
土台(母)ちょこちょこ作って、1時間くらい。
装飾(娘)3日間30分ずつくらい
- 1日目 表面絵の具
- 2日目 裏面絵の具
- 3日目 色紙を貼る 電気を巻きつける
娘の様子
かなり楽しかったようです。クリスマスツリーに憧れを抱き始めていたので、自分で作れるというだけで喜んでいました。ちなみに、去年作っていたことを今年覚えていたのにはびっくりです。(折りたたんで保管できるので今年も使います)
おわりに
まだ若い頃、先輩と一緒にたたみ1畳分くらいの大きさのダンボール4枚使ってクリスマスツリーを作りました。その時の作り方や、紙で作った時のやり方を組み合わせて考えました。それにしても、Amazonのダンボールやっぱりいいですね。シールもはがしやすく、最小限のプリントなのでダンボールの茶色がきれいに見えます。
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参考
ダンボールというわけではないのですが、建築家にとってのノーベル賞と言われる、プリツカー建築賞も受賞されている坂茂さんの作品が好きです。紙やダンボール、紙管などで家を作ったりして遊ぶことなどしてきましたが、本当に耐久性のある家が作れることに驚かされました。いろんなアイデアを工作に利用させて頂いています。
▼坂茂さんの作品
Works | Shigeru Ban Architects
Paper Partition System 4 | Shgieru Ban Architects
▼紙で作られた教会 紙とは思えない美しさ。