夜、絵本の読み聞かせを終えて寝ようとしたその時、、目が覚めるような一言を娘がつぶやいた。
娘:おばちゃんってなに???
へ??????
母:い、いまなんて言った?
娘:だから、、おばちゃんってなに???
3歳の時、なんで?どうして??という質問攻撃がありましたが、突然のこんな変化球は初めてで思わず汗たらり。おばちゃんを意識させるような出来事は今日なかったはず。。。しかも、おばちゃんって”誰?”じゃなくて”何?”ときたもんだ。
なんて答えればいいんだ、、、。
これって答えるのにセンス必要だと思いませんか?芸人さんならいい答えが生まれそうですが、そういう柔軟な思考回路を持ちあわせておらず、思わず固まってしまいました。
うーーーーんとね~
えーーーーーとね~
を繰り返し時間を稼いで考えた私の答えは、、、、
母:おねえちゃんとおばあちゃんの中間!
どうだ??
娘:えー、、よくわかんない。
母:つまり、、、クックルンのいちごちゃんより年上だけど、おばあちゃんよりは年下の女の人。(娘はクックルンが大好き)
娘:だから、お母さんはおばちゃんなんだね~
母:おっ、、、、おうっ!そうとも私はおばちゃんだ!!(なんでいまさら??)
いや、でもちょっと待てよ、この定義だとおかあさんといっしょの”たくみお姉さん”や、ニャンちゅうワールド放送局の”おねんどお姉さん”だっておばちゃんになっちゃうかも??AKBだっておばちゃんになる???
キャー!!その場しのぎで変なことを教えてしまった。。。。気がついた時には娘は既に夢の中。。。しまった。。。。
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「おばちゃん」って、お母さんでもなければ先生でもないけれど、なんだか頼れそうな存在というようにインプットされています。そして、「おばちゃん」という響きになんともくすぐったいイメージを感じるのです。幼い頃、いろんな「おばちゃん」に面倒見てもらったんでしょうね。具体的には覚えていませんが、怒られたような気もします。
そんなわけで、自分のことを「おばちゃん」って呼ぶことには抵抗がなく(むしろ、そのくすぐったさを自分で楽しんでいるようなところもあり)かなり早い段階で娘の友達の前で「おばちゃん」を自称することにしていました。友人でも自分のことを、「おばちゃんはね」と自称する方はたくさんいますので、当然娘も「おばちゃん」の定義を知っているとばかり思っていたのです。ところがどっこい、よく分かってなかった。どういう経緯でこんな疑問を抱いたのか不明ですが、「おばちゃんてなに?」この素朴すぎる質問、思い出すとつい笑ってしまいます。私の中で娘のおもしろつぶやきランキング上位にくる内容だったので記事にしてしまいました。
けれど、きちんと答えられない残念な母です。
いつか「おばちゃん」という言葉もなくなっちゃうのかな。そうしたら、ちょっと寂しい。
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おまけ
おばちゃんの絵本ではないのですが、ばばばちゃん!私がもつおばちゃんイメージに近いです。身内でもなければ先生でもないけれど、子どもをみてくれる存在という点で似てるようなきがするのです。