「手を器用にさせるには?」をテーマに書いています。 (↓前回書いた記事)
手を器用にさせるには、
手を動かすことが楽しいと思う体験を積み重ねること
が大切なのでは?と考えています。
じゃあ、その楽しいと思う体験とはなにか?無理なく積み重ねていく方法はなにか?
と考えてみると、やらせてよかったと思うものの一つとして家事があります。前回、家事についてこんなことを書きました。
「やることがなくて暇なときには一緒に家事をやる!」と意識するのは良かったと思っています。「お手伝いをしよう」という感じじゃなくて、「新しいことをやってみよう」というような意識で声をかけました。また、「○○の仕事は、娘ちゃんの仕事ね」というやり方は、娘、私の性格には合わなくてできませんでした。そんな風にできれば理想ですが、そもそもズボラな私には無理でした。それより、暇だから「○○やってみようか」という声のかけ方のほうがお互いストレスを感じずできました。
(中略)
また、私が面倒に感じるときやイライラしているときはやらない。イライラしているときはあたたかく見守れないないので一緒にやるのはあきらめました。
そこで、今回は、子育てをしていく中で楽しく家事ができたものにどんなものがあったか5歳までの記憶を振り返りながら実際にやってきたことをまとめてみたいと思います。
おせんたく
♦せんたくものをたたむ(3歳~)
NHKおかあさんといっしょのワンコーナー「リンちゃんのたためるかな」のおかげです。登場するお子さんの年齢をチェックしながら、負けじとばかり洗濯物をたたみまくっていました。「やらなーい」という日もありますが、5歳現在かなり上手になってきました。
♦洗濯バサミで止める(3歳~)
一時期、洗濯バサミが好きになっていたので、落ちやすいTシャツなどを止めていました。
♦洋服を手もみあらい(3歳~)
トイレトレーニングを失敗したときよくズボンやパンツを洗っていました。 ただ、おむつがとれるのがちょっと遅かったからできたことなのかもしれません。
おりょうり
料理というほどのものではないのですが、2歳からいろいろやらせていました。遊びながら一緒にいろいろ作っています。でも、包丁は封印しています。2歳の時にバナナを切らせたりしましたが、私があまり楽しくありません。娘の包丁の使い方を見ていると、冷や冷やドキドキイライラしますし、娘の手に合う包丁が見つけられなかったので。
娘が特に好きな活動は小麦粉をこねこねする作業でした。あの感触は粘土では得られない気持ちの良いものです。
記事以外に一緒に作ったメニューは
- 型抜きクッキー(2歳~)コネコネして型を抜く
- お米とぎ(2歳~)手でといだり、泡だて器でといだり
- ハンバーグ(3歳~)ひき肉などなどをこねこねさせる
- マッシュポテト(3歳~)つぶす
- フルーチェ(3歳~)まぜる
- ゼリー(3歳~)まぜる
- クリスマスケーキのデコレーション(3歳)生クリームを絞って飾る
- パウンドケーキ(3歳~)まぜる はかる
- 手作りパン(4歳~)小麦粉をコネコネして形成する
娘によくやらせる作業は
- はかる
- そそぐ
- 混ぜる
- つぶす
- 破る
- 皮をむく
- 包む
- 形を作る
- 盛り付ける
- 飾る
- 卵を割る(2歳~)
*私の気まぐれで、2歳の時に卵を割らせてみたら上手に割れてびっくりしました。いい感じに握力が足らないのでキレイにぱかって割れたんだと思っています。今のほうがものすごーーく下手です。2歳のときにはあんなにきれいに割れたのに、今はぐちゃぐちゃ。。。。
おそうじ
♦ミニほうき&ちりとり(3歳~)
3歳の時にほうきちりとりセットを購入したのはとてもよかったです。自分で使おうという意識を今でも継続しているのはありがたい。
♦ベランダのお掃除(3歳~)
夏はベランダのお掃除が定番です。本当はじゃぶじゃぶ水を流しながらお掃除をしたいところですが、集合住宅に住んでいるため他のお部屋の方(特に階下)には気を使います。ペットボトルや小さなバケツ、砂場用じょうろに水を入れて、たわしでこすりながら娘とお掃除しています。裸足でコンクリート上にたち、お掃除するのはやっぱり気持ちが良いようです。
♦洗面所を磨く(4歳~)
蛇口の銀色のところがピカピカになるのを夢中でやっていました。床もべちゃべちゃになって、最後は床拭きまでやりました。
♦お風呂の床を磨く(4歳~)
洗剤をつけて亀の子たわしでごしごしするときれいな泡が出るのが、満足感を満たしてくれるようです。
♦クイックルワイパー(4歳~)
全然上手にゴミがとれません。でも、ほこりが取れる感覚は面白いらしく、よくおそうじした気になっていました。
♦雑巾がけ&雑巾しぼり(4歳~)
トイレの失敗の時によく雑巾を使っていました。
おわりに
娘がやってきたことを書き出してみると、たくさんやっているように見えますが、そんなことありません。意識が高いご家庭から見れば、少ないと思います。数分で終了するようなこともたくさんあるので、そんなにやっているような実感はありません。でも、初めての子育てで何歳くらいに何ができるか全くわからないとき、こんな一覧があればいいな~と思ったので年齢とともに書き出してみました。
誤解しないでください。この年齢は、初めて挑戦して楽しめた年齢をさしています。上手にできるようになった年齢をさしているわけではありません。それに、家事というよりほとんど遊びの延長です。
これをやったから、「手が器用になったか?」と言われればそれはわかりません。でも、いろんな手の動かし方をすることができたとは思っています。
手を器用にさせるために、「こういう方法が効率的」というものはあると思いますが、長く無理なく続けるには、「親子で家事をする」というざっくりした目標は私にとって良かったな~と思っています。
ただ、最近悩みが、、、、
2、3歳の時には新鮮だったものが5歳になって飽きはじめているものもあります。これから、どうアプローチしていくかが、悩みどころです。もし、ご家庭でこんな家事を一緒にやったらよかったということがありましたらぜひ教えてください。
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参考
★おそうじに興味を持ち始めたときにプレゼントしようか迷ったもの
▼ 買おうと思っていたのですが、そこまでアンパンマンやミニーちゃんに愛着がなかったのであきらめましたが、もし、大好きだったら絶対買ってあげました。
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★お料理をこどもと一緒にする際に読んだ本
▼子どものできることが分かりやすく書いてありました。
▼小学生くらいがターゲットの本のようですが、とても参考にしました。
子どもクッキング ―ママと作る休日の朝ごはん (講談社のお料理BOOK)
- 作者: 葛恵子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/02/29
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★モンテッソーリの子育てに関する本
▼ 読みやすくて、うちでもできるかなと思えました。
おうちでできるモンテッソーリの子育て 0~6歳の「伸びる! 」環境づくり (クーヨンの本)
- 作者: クレヨンハウス編集部
- 出版社/メーカー: クレヨンハウス
- 発売日: 2013/06/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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▼海外の様子も載っていて面白かったです。
▼ちょっと専門的です。読み応えがありました。
モンテッソーリの幼児教育 ママ,ひとりでするのを手伝ってね!
- 作者: 相良敦子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1985/06/13
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 8人 クリック: 30回
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*モンテッソーリの子育てにはまっているわけではありません。面白いな~と思った本の中の一つです。「私にはできない。」と思うこともありますが、「ここは真似をできる」ということがいろいろあるので、 ついつい読んでしまいます。