だらだらレビュー記事を書いてきましたが、今回が最後です。
今回は、アネビートリムパークが独自に行っているイベントと、最後のまとめについて書いてみたいと思います。
イベントコーナー
平日でも1日3回のイベントが行われています。私が行ったときには、絵本の読み聞かせと工作イベントがありました。
絵本の読み聞かせ
図書館で開催されるお話会とは違ってにぎやかで楽しい。
というのも、「聞かせ屋 けいたろう」さんの読み聞かせだったからです。
聞かせ屋 けいたろうさん といったら、、
絵本の読み聞かせのプロ!
けいたろうさんは、神田神保町のブックハウスで読み聞かせイベントを行っていて、いつか行きたいと思っていたのですが、、、まさか、アネビーでやっているとはびっくり。*ブックハウスは児童書専門の新刊書店で、絵本好きにはたまらない本屋さんです。
ウクレレの音と心地よい靴の音、そして、笛の音が聞こえてきて、音楽パフォーマンスが始まるのかと思ったら、絵本の読み聞かせのスタートです。まさに、読み聞かせライブという名にふさわしい内容でした。
私が行った日は、赤ちゃんが多かったので、懐かしい0-1歳向けの絵本の読み聞かせでしたが、娘のおままごとの手が止まっていました。まだ、言葉が分からない赤ちゃんたちが、絵本でにこ~ってしているのは微笑ましいです。ここで過ごす時間が本当に贅沢に感じました。
▼けいたろうさんの公式HP
▼アネビーの紹介ページ
嬉しい絵本読み聞かせ 聞かせ屋。けいたろう 絵本ライブ | アネビートリムパーク
聞かせ屋。けいたろう 絵本カルボナーラ―おいしい絵本を召し上がれ!
- 作者: 聞かせ屋。けいたろう
- 出版社/メーカー: フレーベル館
- 発売日: 2010/08
- メディア: 単行本
- クリック: 2回
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造形イベント
紙で作るバッグや、風船で遊ぶものなどに参加しました。最初、アネビートリムパークの方が行っているのかと思ったら、造形教室の先生が講師として教えてくださっていました。どうりで事前準備が完璧なハズです。このイベントは子どもが、自分で考えて目的に向かってスムース活動できるようきっちり準備をされているので、気持ちよく作ることに集中できます。
同じような仕事をしていたので、教え方や準備の仕方など思わずじっくり見てしまいましたが、見習うことが多くとても丁寧に子どもたちと向き合っていらっしゃいました。
▼こういう造形教室は、ほんと娘を通わせたくなります。やっぱり、自分で教えるんじゃなくて、他の方に委ねたいな~。自分の子だと厳しくなってしまうので。
CBA造形教室×アネビートリムパーク | アネビートリムパーク
これから注目のイベント
他にもたくさんいろんなイベントが用意されています。私が気になったイベントをいくつか紹介します。
▼まずはこれ!私たちが行った時もありましたが、大人気でした。
きかんしゃトーマスと巨大ジオラマをつくろう! | アネビートリムパーク
▼これ、私がやりたい。ドローンのおもちゃメーカーの方が来てくださって体験できるようです。期日はまだ未定です。
▼飴細工体験ができます。こんなアーティストがいるなんて知りませんでした。
自前でなんでもかんでもやろうとすると、負担もかかりますし質も下がります。いろんな専門の方を招いて、子どもたちに面白い体験をさせようとしている姿勢がアネビートリムパークの大好きなところの一つです。近くにあれば、このイベント狙いで何回も行きたい。
他にも、いろんなイベントや講座がたくさんあります。詳しくはこちらをください。
あとがき
レビュー記事を振り返って
6回にわたりだらだらアネビートリムパークのレビューを続けてしまいました。書いているうちに、あれもこれも書きたいという内容が増えてきてどんどん長くなってしまいました。自分が子育てで大切にしてきたことや、興味があって調べてきたことが、次から次へと発見されて子どもだけでなく私も楽しく過ごしました。教育に携わる仕事をしていたので、マニアックな部分に一人興奮していたと思います。もう少し、あっさり一般的なことを書き、印象的なタイトルを付けた方が読まれるんだろうな~とは思ったのですが、好きなことを字数制限なく書き続けられることがブログの魅力だし、読まれたいというより書きたいという気持ちの方が強くてこんなに長くなってしまいました。リアルタイムで毎回読んでくださる方がいると思うと、嬉しいやら恥ずかしいやら。とにかく、ありがとうございました。
日常から抜け出すハレのお出かけについて
私自身、子育てにつらいときは、「とにかく子どもが楽しく時間を過ごしてくれさえすればそれだけで助かる」と思っていました。子どもが生まれたばかりの頃は、娘の教育に良いこととか、娘のためとか思って頑張っていましたが、それを何年も続けることはなかなか難しいです。必然と自分の精神を健全に保つことが最優先だと思って、子どもと向き合うようになりました。子育ての主戦場は主に家ですが、行ける日は地域の児童館に足を運び、外の空気を吸いながらバランスを保っていました。
でも、そんな生活を5年も続けていくとマンネリ化するのです。近所の児童館もかなり頑張っている施設だと思いますが、それでも飽きてしまいます。飽きるのは娘ではなく私自身です。そんな時、ちょっと遠くに出かけて違う刺激を受けることは、少し晴れやかな気分になります。
子どもの城がなくなってしまう時、水道橋博士さんが残していた言葉は、子育て中の私にとってとても印象的でした。
区の児童館が整備されたら
渋谷の「こどもの城」は不要になるという考えが浅いし、
当事者の発想ではない。
終わりなき子育ての日常の中でママにとって外出先、
都会の渋谷は「ハレ」の場所であり、
息抜き、気分転換の空間。
そこに子供の施設があるから休息と意味があるのに。
まさに、膝を打つ思いです。この言葉通りのことを感じていました。
子どもを毎日遊ばせるなら区の児童館の方がいいかもしれないし、いつもいくショッピングモール内の室内遊具施設の方が子どもを連れて行くにも楽なものです。
でも、日常から切り離された「ハレ」の場所に行くことは、私にとってとても意味のあることでした。近所に友人ができ、夫も比較的協力してくれるとはいえ、圧倒的に娘と私二人だけの時間が長いのです。まさに、「おわりなき子育ての日常」が続くのです。その「日常」から離れることがどれだけ必要なことか、自分でも気が付いていませんでした。残念ながら渋谷にあった「子どもの城」はなくなってしまいました。お台場が「ハレ」の場所かどうかは、人によって違うかもしれませんが、私にとってじゅうぶん「ハレ」の場所です。(ヴィーナスフォートはオープン時に比べたらかなり残念な雰囲気が醸し出されていますが、それでも、日常から離れるには十分すぎます。)
しかも、館内に入った瞬間一人で遊び始められるほど、子どもにとって楽しいものが用意されているって幸せです。それは子どもだけでなく、主に保育する親の立場にとってもリラックスできる時間でした。帰る時、いつも以上に娘に優しくなれたのは、ちょっと日常から離れたことで起きる私の心の変化でした。アネビートリムパーク行って良かったと心から思いました。
おわりに
子どもの城もなくなってしまいましたし、近所のショッピングモール内の室内遊具施設も変わってしまいました。なくなって生活が大きく変わるものではありませんが、とても寂しいです。
そこで、アネビートリムパークもなくなってしまったら嫌だという思いにかられ、レビュー記事を書くことにしました。実際、都内在住の子育てをしている友人にアネビートリムパークのことを話しても、知らない方の方が圧倒的に多いのが残念でなりません。この記事が、アネビートリムパークの知名度を上げるのに少しでもお役に立てれば幸いです。
*依頼されて書いているわけではありませんし、友人・知人が働いているわけでもありません。この記事を書いて優遇されるとも思っていません。ただただ、アネビートリムパークのファンの一人として熱くしつこく書き続けました。
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関連過去記事
- 【お台場アネビートリムパークレビュー①】はじめに
- 【お台場アネビートリムパークレビュー②】体を動かすコーナー・サーキット・トランポリンなど
- 【お台場アネビートリムパークレビュー③】美しいデザインのおままごとコーナー
- 【お台場アネビートリムパークレビュー④】じっくり考えて遊ぶおもちゃコーナー
- 【お台場アネビートリムパークレビュー⑤】赤ちゃんに優しく心地よい空間&ベビーカーに優しい交通事情
関連リンク
▼アネビートリムパークは、東京多摩地区みずほにもあります。ラボという名前がついているので、お台場のものとはコンセプトが違うかもしれませんが、ぜひ行ってみたい施設です。でも、うちからは遠い。
▼こどもの城
こどもの城(こどものしろ)は、東京・渋谷の青山通り(国道246号)沿いにあった、児童の健全な育成を目的として建設された施設である[1]。
厚生省(現在の厚生労働省)によって1985年(昭和60年)11月1日に開館し、公益財団法人児童育成協会が運営していた。 こどもの城 - Wikipedia
▼ブックハウス