5月にアゲハ蝶の幼虫を友人から頂きました。
最初は興味がもてなかったのですが、1日一緒に過ごしたらすっかり観察するのが楽しくなってしまいました。娘より私の方が夢中に。
娘はというと、「こわい~」の連発で初日は近寄ろうともしませんでした。
ところが、だんだん変化を遂げていくアゲハ蝶の様子に魅了されて、自分で名前を付けて一緒に観察するようになりました。娘がつけた名前とともに、アゲハ蝶が変態していく様子を紹介していきます。
*飼育はお手製ペットボトル飼育かごの中で行っています。お手製飼育かごをきちんと写真に撮っておけばよかったと後悔しています。アゲハ蝶の様子を撮るのことに気を取られてかごの写真は全くありません。ごめんなさい。
ようこちゃん
この状態で譲り受けました。色が黒いので怖くて娘は逃げ回っていました。
5/22 14:45 晴れ 最高29℃ 最低18℃
突然、前触れもなく5齢幼虫になりました。びっくりするほどバクバクミカンの葉を食べていました。とてもよく食べるので、幼稚園から頻繁に葉をいただいていました。この頃が一番見ていて楽しかったです。柔らかい若葉のような葉じゃないと小さい幼虫は食べられないようですね。
5/26日ごろ 曇り 最高20℃ 最低17℃
さなこちゃん
急に、上へ上へと登ろうとする時期がありました。猛スピードで上に駆け上がるので、「これはサナギの準備にかかるのかも」と思い、急いで枝をペットボトルにいれると、数時間後には糸を出して体を固定させていました。黒く丸いうんちではなく、水っぽいうんちが出ると、サナギの準備が整った合図のようですね。
それにしても、さなこちゃんって、、、。最初なんのことを言っているか分かりませんでした。子どものネーミングセンスにはいつも驚かされます。
5/29 20:56 晴れ 最高27℃ 最低17℃
上の↑写真から↓写真にたどり着くまで、一時間くらいでした。あっという間です。
5/29 21:30
枯れて生きているのかどうかも分からない状態が数日続きました。
ちょうこちゃん
6/8 11:00 曇り 最高25℃ 最低19℃
さなこちゃんの状態があまりに長いので、娘は「もう動かないのかな」「ちょうこちゃんにならないのかな」と心配していました。
そして、↑の写真を撮った同じ日の午後、幼稚園から帰ると、、
無事、ちょうこちゃんになっていました。よく見るとお腹がまだ柔らかそうです。でも、早く外に出さないと羽を傷つけてしまいそうで、慌てて娘と外に出ました。
6/8 14:40
サナギの期間は約10日でした。温度天気によっていろいろ違いはあるんでしょうね。
せっかくなのでミカンの木が近い場所まで散歩して放してあげました。
ちょうど近所の小学生のお姉ちゃんたちの帰宅時間と重なり、みんなでアゲハ蝶が巣立っていく姿を見送った時は感動的でした。
最初の数秒は飛び方もおぼつかない感じだったのですが、風にのってあっという間に高く高く舞い上がって行きました。
育てていた虫が青い空に自由に羽ばたいていく姿を娘に見せてあげられて良かったです。時間がズレれば叶わなかったのでほんとにラッキーでした。
でも、娘や子どもたちより感動していたのは私だったかもしれません。いずれ巣立っていく娘の姿をアゲハ蝶に重ね合わせていろいろ考えてしまいました。
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↑このときのカブちゃんは、現在(7月中旬)相変わらず土の中です。1週間前はお水をあげるとき、ぐすっぐすっと揺れる音がしましたが、、、まだまだ、地上に出てくる気配はありません。やっぱり、ダメだったたかな~。