娘は、ペンで描くことが大好きです。
本当は、幼児期はクレヨン・クレパスの方が描きやすいんだろうな~と思ってはいたのですが、好きになってしまったものはしょうがない。クレヨンで描くことを促しますが、もう、ペンで描くことが習慣になってしまい止められません。
朝起きたら着替えるよりさきにペンをもち、幼稚園から帰ったらお絵かき。テレビを見ながらお絵かきして、夜寝る前にお絵かき。これが、ほとんど毎日繰り返されます。お出かけする時には、らくがき帳とペンさえあれば暇つぶしができるので親としては本当にありがたい限りです。
そんな娘がお絵かきが大好きになったきっかけは、いろいろあります。書ききれないので、今回はお絵かき好きになるきっかけの一つとなった「カラーペン」についてまとめたいと思います。
*画像は全部Amazonの商品サイトにリンクされています。
壁じゃなくて紙に描く練習をするときに使ったペン
このおかげで、ペンを持たせることができました。2歳の時は、白い紙の上だけに絵を描くわけもなく、椅子や壁にも描かれました。私は、子どもの絵が大好きで、捨てられない性分ですが、さすがに困りました。でも、描きたい欲求が高まっているのもよく分かるのです。そんな時に、このサインペンに出会いました。このペンの良いところは、
- 描いても消せる
以前、こちらにも書きましたが、私が書いているペンを奪って描こうとすることが多かったので、万が一描いても落ちるこのペンは重宝しました。
【おすすめおもちゃ】フリクションカラーズ 1・2歳 - こどものあそび観察日記
ただ、難点は、
- 発色が良くない
- 多分子どもが大人になった時は消えている
パステルカラーっぽくなってしまうのが残念でした。でもそれは今、いろんなペンを使うようになるからそう思うだけで、紙に描かせる訓練をするにはちょうど良いペンでした。気を付けた方がいいのが、時間とともに消えること。壁に飾っていたら半年でほとんど消えました。熱に弱いインクなので仕方がありませんね。
2・3歳の時にリピート買いしたペン
紙の上にちゃんと描けるようになったころ、このペンに出会いました。娘はフリクションよりこっちのペンの方が断然好きでした。それに、私としても使いやすくて大変重宝しました。
その理由が、、、
- めちゃめちゃきれいに落ちる
- 色数が多い
- ペン先が少し太め
- 発色がきれい
これに付きます。謳い文句どうり、洋服についてももみ洗いなしできれーいに落ちます。実は2歳頃にはこれだけの色は使いこなせません。結局好きな色だけ使っておしまいなのですが、よーく見ていると、だんだん全部の色を使って描くようになりました。小さな子どもは、大きな紙の方が描きやすいです。となると、普通のサインペンの細さだと、細すぎるのです。その点、このカラーペンはちょっと太めで助かりました。
「お部屋を汚しちゃうからやめて~」とお絵かきをストップしなくてもよかったのはこのペンのおかげです。初めてのお絵かきブームの波にうまく乗せてあげられたんじゃないかなと思っています。
難点は、、、
- ペン先がダメになる
- 色の定着が甘い
乾きが遅いというか定着が甘いというか、紙に描いた後すぐに触ると汚れるので気を付けてください。でも、それくらい色落ちに関しては優れています。
描いた絵が上手に見えるステッドラー
キャップを外したままでも数日間、ペン先が乾燥せずにすぐに書き出すことができます。
食品用の着色料の使用、誤飲の際に気道を確保するベンチレーションキャップ採用など、お子様に安心してご使用いただけます。製品紹介(Products):ノリスクラブ ドライセーフ カラーペン | STAEDTLER Japan website!
おえかき大好な娘のために友人がプレゼントしてくれました。これが、ほんとに凄い。この使い心地のよさに親子で感動です。
なんといっても、
- 長持ちする
- 発色がきれいで絵が上手に見える
- ペン先がしっかりしている
びっくりするほど長持ちします。100均の3倍くらいもつ印象です。ペン先が乾燥しにくいからもつのかな~。
そして、これで描くとほんとに上手に見えるんです。初めてこのペンを使ったときの娘の反応は、顔がぱぁ~っと明るくなるような感じでした。
それに、「洗たくで消えるカラーペン」よりペン先が固いので太さも長い期間一定しています。
難点は、、、、
- 高い
節約を求められる主婦としては、自分で買うときは少し躊躇します。友人・親戚のお子さんがお絵かきが大好きなお子さんなら、プレゼントにいかがですか?
なんだかんだいっても定番はこれ!
1963年発売のロングセラー商品です。
▼こちらに製品開発の様子が漫画で描かれています。文具好きにはたまりません。
結局、現在はこのペンに落ち着きました。もう、まとめ買いしています。それだけこのペンに依存する理由は、
- 適度に長持ちする
- ペン先がしっかりしている
- コスパが良い
ステッドラーほどは長持ちしませんが、100均よりは長持ちします。ペン先も崩れにくいし、なんといってもちょうど良い値段です。躊躇なくリピートできる値段というのがありがたいです。娘も「このペンが一番使いやすい」といっちょ前なことを言っています。さすが、半世紀にわたって売れ続けている商品です。
難点は、
-
落ちにくい
洋服につくと落ちにくいのである程度、ペンで描くことに慣れた頃使うのがおススメです。娘は、手にいっぱい落書きして刺青のようになってました。
工作&絵具をするときに使うならこのペン
ビニール素材に描きたいときはマッキー!!
- ビニール素材に描ける
- コスパが良い
牛乳パックの表面に描くにはサインペンでは無理です。いわゆるPP加工されているものにはこれを使っています。最初こそ、このマッキーで薄い紙に絵を描き机を汚していましたが、ようやく最近(6歳)では使い分けができるようになりました。でも、極細は全く使いません。もしかすると、そろそろもう少し太いマジックを使わせてみようかなと思っています。
難点、、、
- 落ちない
約束が守れるようにならないと、使わせるのに勇気が必要です。
本当はクレヨンをおすすめしたい
と、これだけペンの良さを描いてきましたが、2・3歳児の多くは手をグーにして持つため、ペン先はすぐにダメになります。保護者の方に一番おすすめの画材は何ですか?聞かれたら、絶対クレヨンを推奨します。けれど、クレヨンだとお絵かきをしなかったり、手の力が弱いお子さんだったらペンを試してみるのもよいですよ。
それに、
6歳になった今、ペン画が好きすぎる娘が直面している問題があります。それは、
幼稚園で描くクレヨンの絵には苦労していること
ペンと同じ感覚でクレヨンを描くと細かいところは描けないのです。そうなるだろうな~と予想をしながらもペン画が大好きな娘の良さを尊重してきましたが、ちょっと残念だな~と思っています。ですので、クレヨンで楽しく描けているならぜひその姿を尊重した方が良いと思いますし、ぜひ、クレヨン好きにさせてあげてほしいと思います。
*ペンで描くことが習慣になった娘のちょっと特殊な事情
娘は長期入院することが多く、点滴のため腕が固定されます。1週間ずつ左右交互に点滴されるので、かなり不自由です。クレパス・クレヨンだと紙をおさえなきゃいけなかったり、力が足りなかったり、包帯がよごれたりして使いにくいものでした。そこで、力を入れなくても描けるこのカラーペンを使うようになりました。そんな特殊な事情が2歳でもペンで楽しくお絵かきをするようになった理由かもしれません。おかげで、鉛筆の持ち方だけは2歳でできるようになりました。本来なら、クレヨンでガンガン描かせた方が良いと思います。
おわりに
「うちの子お絵かきがあまり好きじゃない」と保護者の方が感じたら、画材が気に入らないのも一つの理由かもしれません。娘は、2歳の時にグーで持てる赤ちゃん用の高級クレヨンをいただいたのですが、1回使っておしまいでした。子どもがあまりお絵かきをしないな~と思ったら、クレヨン以外にカラーペンも試すのもよいですよ。
最後に、今娘が描いてる絵を親バカながらご紹介します。
娘は、普段は、想像の物語を絵に表していますが、最近ドラゴンボールにはまり、描くようになりました。
下書きなしでサラサラ描いていました。私は、線に迷いがあるので下書きは欠かせません。もう、私より上手なんじゃないかと思います。継続は力なり。でも、継続できるのは好きだからできること。好きこそものの上手なれです。お絵かきが好きになるきっかけになった、上記したカラーペンには心から感謝します。
年齢ごとに、心躍る傑作作品がたくさんあるのですが、娘が大きくなった時一緒に編集して記事にできたらいいな~と思います。
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参考リンク
▼文具好きにはたまらないブログです。プロの方の愛用品なども紹介されてて私のツボです。
▼学校で使う画材の二大巨塔。二つとも大好きなメーカーです。HPもだらだら見てしまいます。商品紹介だけでなく、その使い方動画などEテレみたいで好きなんです。