6歳になった娘は、アクアビーズなど小さなもので何かを作ることが増えてきました。そんな娘に祖母がプレゼントしてくれました。それが、これ。
*写真はAmazonのサイトにリンクしています。
タカラトミーから出ている『シシュリーナ』という商品です。
簡単に説明すると、、、
針と布を使わない刺繍
です。
これが、想像以上に娘がくいついたので紹介します。
と、その前に、
シシュリーナで遊べるようになるまで、今までどんな「ひもとおし遊び」をしてきたか振り返ってみたいと思います。
ひもとおしあそび を振り返ってみる
■2歳頃
ちょっと大きめの穴のビーズにひもを通せるようになりました。
■3~4歳頃
ストローにひもを通してネックレスを作っていました。
▼これでよく遊んでいました。
■5歳
紙皿にひもを通してなみ縫いの真似をしてました。ちなみに、同じことを4歳の時にやろうとしたのですが、散々な結果だったように思います。
ビーズやストローのように一方向にひもを通すことは簡単にできます。でも、上からひもを通して次に下からひもを通すという作業は難易度が高いです。やってるうちに分からなくなっちゃって、ぐちゃぐちゃになりかねません。
シシュリーナは、そんな問題点を改善すべくいろいろな工夫がされています。その工夫についてまとめてみたいと思います
シシュリーナのすごいところ
その1 ひもが短く適度に太い
ひもが長いと引っかかったりねじれたりしてやりにくくなります。そのため、子どもがストレスなく引っ張れるくらいの短い紐になっています。さらに、”ねじねじ”になりにくい太めのひもが使われているのもありがたいです。
その2 針がない
針がないかわりに、ひもの片方にはテープが巻かれ固くなっています。針からひもが抜ける心配がないので、安心して穴に通す作業に集中できます。
その3 ひもを通す向きが、ハッキリわかるようになっている
四角い穴と丸い穴があるので、どちらを上から通すかが分かりやすい。娘は「四角が上から、四角が上から、、、、」とつぶやきながらひもを通していました。
その4 雑に作ってもきれいに見える
手順通りに作れば、雑でもきれいに見えるのがすごい。布に刺繍する時は、糸の力加減で見栄えに差が出ますが、これはちょっとくらい雑でも美しく見えます。
娘のようす
祖母にもらった瞬間から、「作る、作る~!!」と乗り気でした。
ただ、慣れないとやっぱり大変。娘は、これを二日にわけて完成させました。
上の写真でいうと、下から4段目でギブアップ。ちなみに、この4段を仕上げるのに30分弱くらいかかりました。ひもの扱いが得意なお子さんだったらもっと早くできると思います。娘はひもの扱いは得意ではないので時間がかかりました。
また、「一人でどうぞ頑張ってください。」というわけにはいかず、少し手助けは必要です。というのも、短いひもなので何度も新しいひもを追加させなくてはいけません。特にひもの始末などは、6歳の娘には難しかったです。
完成作品
バッチをはめ込むことでより完成度が高まり、娘は大満足です。『シシュリーナ』ほんとに良くできています。
おわりに
私は幼い頃手芸が好きで、小学校に入る頃には見よう見まねでお人形さんのお洋服を毛糸で編んで作っていました。母から指編みやらカギ編みなどをかなり小さい頃から教えられた記憶があります。なので、娘にも、、、、、と思ったのですが、ダメですね。いつも、手芸をやらせようとすると逃げられます。工作は好きですが、布とひもは「めんどうくさい」ようです。
そんな時に、このシシュリーナが登場し、渡りに舟。おかげで、少しはひもを扱うことに抵抗がなくなり嬉しく思います。これをきっかけに、縫うことへと発展させていけそうです。
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おまけ
ところで、
娘の遊びを観察するようになってからいつもチェックしていることがあります。
それは、
子どもの集中できる時間を計ること。
集中して一人で遊んでるな~と感じるのは、2~3歳の頃は10分弱。4~5歳頃は、20分くらいでした。それが、今では30分以上。年齢とともにその時間が伸びていることを感じられると、ほんとに成長したな~と思います。地味な成長ですが、すごーく大切なことに感じます。他のお子さんだったらもっと長い時間できるのかもしれませんが、このシシュリーナで30分集中できたことは娘にとってはすごいことです。
計ったからなんだ?というものではないのですが、その集中できる時間がこれからどれだけ長くなっていくのか、身長が伸びるのと同じように楽しみに感じています。
子どもが感じる時間の感覚って面白い。