バチックとは”はじき絵”ともいい、もともと”ろう染め”に使われている技法です。クレヨンが水ではじくことを利用して、水彩絵の具を使って着色していきます。
最近、娘はペン画”街道”まっしぐら。全然色を使わなくなってしまいました。お絵かき好きなのは嬉しいのですが、やはり色の美しさ・楽しさも実感してほしいところです。
そこで、
遊びながら色のバランスを考えることを目標とした絵の具の活動に挑戦しました。
今回はその様子のレポートです。
モチーフはなんでもよかったのですが、いろんな色を使えるかな~と思って「くじゃく」に決めました。娘にデザインを考えさせてもよかったのですが、描くことに力がはいってしまい色を塗るころには集中力が途切れてしまうので、母である私の下絵&デザインで描かせました。(娘が全部描いたと思ってこの記事に訪れた方ごめんなさい。)
今回は、写真がかなり多めです。
それではどうぞ。
①下絵は母。鉛筆で描きます。(もっと丁寧に描けばよかった。娘にせかされるまま適当に書いてしまったことがバレバレで恥ずかしい。)
②私が白いクレヨンで鉛筆の上をなぞります。娘には絵の具でたっぷり遊んでもらいたいので、ここはやらせません。(上手な方なら鉛筆の下書きなしでできます。)
③私の「好きな色をだしてごらん」の掛け声で、こんなパレットになりました。青系ですね。
④塗り始めます。バチック方法で何度か遊んでいるので、水の量はなんとなくいい感じ。
⑤はみ出ても、クレヨンがいい感じに絵の具をせきとめてくれます。
⑥写真を見たせいか、本物に近い色をセレクトしています。ほんとは、もっと自由な色を選んでもよいと思っていたのですが。
⑦はみ出ても、なんとなくいい感じ。
⑧塗る面積が多くなると色が足りなくなります。混色している場合は、同じ色が作れなくなり苦労していました。
⑨羽を塗り終えた時点で、疲労感が見えてきました。
⑩ハートはやっぱりピンクで仕上げ。
⑪パレットはこんな風になっていました。
⑫目は油性ボールペンで描いて、完成!
40分くらいかけて色を塗りおえました。
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今回は遊びながら色のバランスを考えることが目標でした。
もっと、グチャグチャになるかな~と思ったのですが、娘なりに考えていたようです。最後の方は疲れて「早く塗りおえられる方法を」と考えていた形跡もあるので、ちょっと難しかったかなと反省しました。
次はもう少し簡単なデザインに挑戦してみたいと思います。
下絵のデザインを簡単なものにすれば、小さなお子さんでも楽しめます。
お子さんが絵の具に慣れていなくても、下絵さえビシッときれいに描かれていれば、親子の作品として完成度がぐっと上がりますよ。
思い付きで雑に下絵を描いてしまったことを、今とても後悔しています。