本格的な将棋なんてまだまだ先に決まってると思っていましたが、買い物から帰ってきたら夫と娘が将棋をしていました。
難しいと思っていましたが、
娘が言うには、「どうぶつしょうぎより面白い」とのこと。
夫が言うには、「手加減する余地があるから娘に勝たせやすい」とのこと。
子どもどうしが遊ぶのには無理がありますが、親子で遊ぶにはちょうど良さそうです。
そこで、今日は娘がどうやって将棋で遊ぶようになったかを振り返ってみたいと思います。
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どうぶつしょうぎで遊んだ記録
3歳
初めて娘が将棋に触れたのは3歳。このどうぶつしょうぎの対象年齢が3歳からだったので、購入してみました。
どうぶつしょうぎ (Let's catch the Lion!) ボードゲーム
- 出版社/メーカー: 幻冬舎エデュケーション
- 発売日: 2009/09/05
- メディア: おもちゃ&ホビー
- 購入: 59人 クリック: 466回
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持ちやすい木の駒で、肌触りも気持ちが良いです。
将棋板も分厚くて、駒を置くとパチンといい音がします。この板も肌触りがよく気持ちが良いので、製作者のこだわりを感じます。
ところが、娘にとっては全然面白くない。勝つ負けるの意味が分からず、積み木として遊んでいました。
4歳
ようやくルールを覚えました。でも、心躍るおもちゃではありませんでした。親がむりやりやろう!と誘ってしぶしぶ遊ぶおもちゃです。
面白いな~と思ったことは、相手の駒をとる時に、駒を上に重ねて「がぶっ。むしゃむしゃ」と食べる真似をさせていました。
例えば、
▼「ぞうさんが、ねらいを定めて~」
▼「ことりさんをバクっむしゃむしゃ」
すべてがファンタジーにつながっていくのが不思議ですね。
5歳
小学生のお姉ちゃんが遊びに来た時など、一緒に遊ぶようになりました。当然、お姉ちゃんのほうが強いので負けてしまいますが、ルールをようやくわかってきたようです。
ところが、
自分から進んで遊ぶおもちゃか?と聞かれるとそうではありません。
ゲームをやるならオセロやスゴロク、トランプの方が楽しくてほこりをかぶっていました。そんなわけで、無理にやらなくてもいいや~と思いながら6歳を迎えました。
お父さんと遊ぶ本格将棋
我が家には、こんな感じの将棋の駒だけありました。
娘を、本格将棋の世界に引き込んだのは夫です。冒頭のように、私が出かけている間暇でしょうがなかったらしく、将棋で遊んでいました。
娘にとっては、お父さんはゆっくり遊べないという「レアキャラ」になっています。なので、お父さんが自分としっかり向き合ってくれるというだけで、喜んでつきあったのではないかと推測しています。
で、娘とお父さんの遊び方を観察してみると、将棋に娘を引き込んだツボがいくつか見えてきました。
なんといっても、お父さん直筆の駒の説明の仕方が分かりやすい。
画用紙に、駒と同じ大きさのマス目を作って、動かし方を説明していました。将棋盤も同じ画用紙で作られているので、本当に分かりやすい。ルールが分かりやすかったので面白いと思えたのかもしれません。こんなの誰でも思いつくでしょ~という突っ込みが入りそうですが、私には思いつきませんでした。
母と対戦する本格将棋
将棋は小学生の頃に遊んだだけなのでめちゃめちゃ弱いです。それでも、娘よりは強いでの手加減をしなくてはなりません。でも、手加減したことがばれないのがいいですね。娘に自分の力で勝ったと思わせることができるので、上機嫌にさせられます。親子で楽しく遊ぶゲームとしては十分です。ゲームによる勝ち負けで精神的に成長させることも大切ですが、最初はそれでいいんじゃないかと思っています。
で、その対局がこれ。
左➡赤・母 右➡水色・娘
「王手!」と掛け声をした時に、ちゃんと、つんでいました。
まあ、こうなるように仕向けたんですが、思いのほかいい感じに決まって嬉しそうでした。
*将棋盤がなかったので、夫が画用紙に線をひいて自作していました。ワリと使い心地は良いです。
おわりに
どうぶつしょうぎは、「あまり楽しくない」と言っていましたが、王をとったら負けというルールに親しむにはよかったと思います。そして、本格将棋との違いを娘がいうには、「王様の家来がたくさんいるから面白い」だそうです。子どもの感じ方にはいろんな発見があります。
また一つ、子どもの遊びが増えて嬉しいです。