ある日、友人が遊びに来ました。そのお友達のお子さん(Aちゃん)は娘と小さい頃遊んでいましが、引っ越してしまい幼稚園時代はほとんど遊んでいません。
そんなAちゃんが久しぶりに我が家に来た時のことです。
Aちゃんは、まず、おもちゃの物色。娘は、最初こそ一生懸命自分のおもちゃを紹介します。でも、途中で一人で遊び始めてしまい、なかなか二人で上手に遊べません。親の方は、楽しくおしゃべりしているというのに、二人はおもちゃを順番にとりかえるばかりで継続しませんでした。
そんなこんなで、Aちゃんが我が家に登場してから1時間くらい経過し、気まずい雰囲気が流れた頃、ついに、化学反応が起きました。
何がきっかけか、もはや思い出せないのですが、突然、よく分からないごっこ遊びがスタートし、二人で、ギャーギャー言いながら激しく遊びはじめたのです。そこからは、大人不在で平気です。むしろ、こっちに来ないで~と言いながら二人の世界に没頭です。
久しぶりに会う友達なので、お互い様子を見ていたんでしょうか。ギャーギャー言って遊ぶようになるまでに1時間もかかることにびっくりです。
遊びこむ状態になるまでには助走のようなものがあるのかもしれませんね。
慣れないともだち
慣れない環境
慣れないおもちゃ&遊具
そんな状況の時は、特に助走が長いのかもしれません。
あと、こんなこともよくあります。
「暇だーーー!」
と言っている娘の相手をすることができず、
「自分でなんとかしてーーー!」
と返して、しばらくほったらかしにしておくと、知らないうちにごそごそ自分で何かを始め、
ご飯ができたのに、
「今いいとこなのーーー」
と、また怒り始める。
そんなパターンってよくあります。
遊びのトップスピード(遊びこむ状態)に入るまでには、時間がかかるし、それをやめるのにも時間がかかるんですよね。
何かの本で読んだのですが、
「子どもって石油タンカーのようだ」
と。
走り出すのに時間はかかるし、すぐに止まることもできません。遊びのトップスピードにたどり着くには個人差もあるだろうし、先ほど書いた慣れない状況下ではより時間もかかるんでしょうね。
子どもがうまく遊べないとき、その助走を手伝うことも必要ですが、時間がかかっても遊び出すに違いないと信じて待ってあげることも必要なのかな~と、ぼんやり考えました。
と、書きながら、、、
あー。自分もその助走期間が長いかも。。。
やらなきゃやらなきゃと思いながらすぐに始められず、終わらせなきゃいけないのに、
あともうちょっとやりたい‼
とか思い夕飯が遅くなる。
子どものこと言えないじゃん。
と、一人反省。
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