スクラッチ技法って、なんのことやらですよね。
簡単に言うと、カラフルな下地の色の上をクレヨンなどで着色し、ひっかいて(スクラッチして)描く技法です。ひっかくと、下地の色が浮き出て不思議な絵になります。
小さい頃、いろんな色のクレヨンで画用紙一面に色を塗り「わーきれい」と思ったのもつかの間、「この上を黒いクレヨンで塗ってくださーい」なんて先生に言われた授業ありませんでしたか?
それです。
娘にやらせたいな~と思っていたのですが、クレヨンで紙一面に塗り続ける忍耐が娘にはまだないなと思っていました。
ところが、そんな労力なしに簡単にできちゃうグッズを100均で発見しました。
これです。
おえかきレインボーシート
- レインボーシート 二枚
- ひっかき棒(竹ぺん)
すでに、下地の上に黒が塗られているのであとは竹ペンで削るだけ。
いくつかの100円ショップで見つけました。お店によっては多少名前が違うかもしれません。
このおえかきレインボーシートを6歳の娘に渡すと、こうなりました。
一枚で終わりにするかと思ったら、2枚目も。30分くらいかけて丁寧に描いていました。いつも描いている絵が違う様子になるのは楽しかったようです。
ドラえもんは普段から描いていますが、1枚目のように星をテーマに描いたのは初めてです。
この商品のいいところは、描くというより、削ってみたいという衝動に駆られるところ。なので、鉛筆やペンなどを持ち始めたばかりで、「とにかく何か紙に色が付くことをためしてみたい。」そんなお年頃の子にはぜひ遊ばせてみたいグッズです。竹ペンだったら他を描いても汚れないし、安心です。削りカスがたくさん出ることだけ注意すれば、ストレスなく描かせられると思います。
よく、「うちの子、絵を全然家で描かないんだけどどうしたらいい?」なんて聞かれますが、そんな時これをおすすめしています。「自分から描いてみたい!と子どもに思わせること」を目的とするだけなら、この商品はかなりいいとこついています。グチャグチャでも、手をたくさん動かして楽しい!と思える経験が、絵を好きになるきっかけになるような気がします。他にもいろんな方法があるかもしれませんが、一つのきっかけとして試してみる価値はあると思います。
おまけ
あとこんな商品もあります。
ハイタイド 2018年 カレンダー 卓上 スクラッチデスクカレンダー レインボー NH005
- 出版社/メーカー: HIGHTIDE
- 発売日: 2017/08/25
- メディア: オフィス用品
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スクラッチカレンダー。
普通に○を付けるだけでカラフルになって、ちょっとテンションが上がります。でも、、、今年は迷いに迷って諦めました。やっぱり、カレンダーはめくる楽しみがある絵がいい。来年は買おうかな。