6歳になった娘は、ようやく母のスマホの番号を覚えてかけられるようになりました。
キッズケータイを持たせていないので、ちょっとしたお留守番やいざというときのために何度もかけさせて覚えさせました。
そんな時、発見したのがダイヤル式ピンク電話!!
たまたま訪れた地域の施設で発見しました。
普通の公衆電話でさえ目にする機会が減ったのに、ダイヤル式なんてなかなか出会えません。そこで、挑戦させることにしました。
6歳娘のダイヤル式公衆電話体験レポート
ところが、予想通りの難しさ。
6歳にはなかなか手強い相手でした。
しっかり、ダイヤルを回しきることができないんです。
0から9に回すのが大変なこと大変なこと。
一回0を回して、戻るのを待ってから次に9を回す!!
090-○○○○ー○○○○
の11桁を間違えずに回すことは、初めての子どもには難しいです。
何回か回してようやくつながりました。
苦労してかけたからこそつながるのが嬉しい。
そして、10円で通話できた時間はなんと、、、
17秒
10円ではこれだけしかお話することができないんだ、と懐かしい気分になりました。
できれば、大人が複数見守るところで、かけあいっこすると楽しいです。
せっかく電話をかけたのに、かけた相手がそばにいると楽しさも半減です。大人一人は電話のかけかたを教えてあげて、かける相手は遠くに離れて電話がかかるのを待つという体制が良さそうです。
自分の幼少期を思い返せば、ダイヤル式の電話で初めてかけた相手は天気予報だったような気がします。
個人宅への電話だと番号が多すぎて難しいですが、天気予報や時報は簡単なので何度もかけて遊んだ記憶がうっすらあります。
そこで、調子にのって、
天気予報177をかけさせました。
ちなみに、
時報は117
あまり人がいない時間帯だったので、いろいろ試しましたが、親子ともに新鮮な気持ちになりました。良い経験をさせてもらいました。
ダイヤル式公衆電話はどこにある?
まだダイヤル式公衆電話が存在することに感動し、探したくなりました。そこで、他の場所にもないかNTTに問い合わせてしまいましたが、NTTが設置している公衆電話でダイヤル式のものはないとのことでした。
そうだ、うっかり忘れていました。
ピンク電話は特殊簡易公衆電話
特殊簡易公衆電話(とくしゅかんいこうしゅうでんわ)とは、飲食店などの店内に店舗の運営者などが設置する公衆電話サービスである。硬貨収納等信号送出機能を付加したアナログ固定電話回線に料金回収機構を持った電話機を接続するもので、対応電話機の多くがピンク色であることからピンク電話とも呼ばれる。
ピンク電話といえば、お店においてある電話ですよね。今回発見した電話も、設置責任者は店舗運営者です。
確かに、娘がかけたピンク公衆電話の番号は、着信記録としてスマホで見ることができました。公衆電話からかけられた電話番号は非通知になりますよね。
残念ながら、ピンク電話に出会えるのは運のようです。
設置してくださった責任者の方のセンスには脱帽です。
残しておいてくれてありがとう!
それにしても、発見したピンク公衆電話はまだ新しかった。
もしかして、、、と調べてみると、、、
Amazonで買えることにびっくりです。
駄菓子屋さんや子どもが多く集まる施設などで、こういうダイヤル式公衆電話置いてもらえないかな。なかなかできない体験をぜひさせたいと思います。
まとめ
ピンク電話で通話した体験記録をまとめるとこんな感じです。
- ピンク電話に出会えるのはラッキー
- 親の電話番号を覚えている方がかけやすい
- ダイヤル式が初めてなら、大人が二人いるとさらに楽しい
- スマホにかけるのが大変なら、117&177も楽しい
私がたまたま見つけたピンク電話は、公共性が高い場所にあり、子どもたちが電話の前でワイワイやっても許されるような雰囲気のところでした。これが、狭い店舗内だとしたら、ダイヤル式電話初心者の子どもに使わせてくださいとは言いにくいものです。
子どもが集まるお店や施設などにおいてあったら面白そう、電話目当てでいっちゃいそう、な~んて一人でいろいろ妄想してしまいました。