こどものあそび観察日記

こどもの充実した時間とはなんぞや!?

小学1年生の遊ぶ時間と習い事~1学期を振り返って

小学校に入学してから、友達と遊ぶ時間が、もう、びっくりするほど減りました。

一人遊びをしている時間はわりと多いのですが、友達と遊ぶ時間が1/3以下に減りました。

今回は、そんな怒涛の新一年生一学期の遊びの様子と感じたことを書いてみたいと思います。


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娘の通っていた幼稚園は、家から近いのですが学区域からぎりぎり外れていたこともあり、仲が良かったお友達とは完全に離れてしまいました。そして、運悪く、クラスには知っている友達が一人もいませんでした。まるで転校生状態。

そんなわけで、一から人間関係をつくらなくてはならない娘にとってそれはそれは大変な1学期だったようです。娘や担任の先生の話から推測すると、自分から声をかけられず、休み時間も一人ポツンとしていることが多かったことには間違えなさそうです。それに、そもそも休み時間が短い‼娘によると、声をかけようかな!と勇気が出た頃チャイムがなっちゃうそうです。

じゃあ、放課後遊べばいいじゃん。という話になるのですが、学校で人間関係が築けていないので友達を誘えないのです。さらに、近所のお友達はみんな学童に行ってたりするので、ほんとに寂しい1学期を送りました。この子は大丈夫かな?と不安になることがたくさんありました。

 

でもね、

振り返ってみると、体力のない娘は学校から帰るとぐったりです。「お母さんちょっと静かにして~」「もう話すのもめんどくさい」そんな感じで、漫画や本の世界に没頭していました。気分転換に買い物に行く?と言っても、「いい、ぼーっとしてたい」。何か習い事をさせようものなら、「学校の後は、なーーーんにもしたくない」とのこと。確かに、4月から7月にかけて、急激に気温が上がりました。となると、体力の消耗も激しく、いったん家に帰ったら、もう「のんびりしたい。」というのは本音だったのかもしれません。

そんな暗黒の一学期の救いは、幼稚園時代や幼馴染の友達。休日に親どうしで連絡を取り合い、時々遊ぶことで心のバランスをとっていました。

 

子ども時代は、「元気よく友達と外で遊ぶ!」ことが理想だと思っていましたが、娘はそうはいかないようです。家でのんびり自分の時間を過ごすことも悪くないかもしれませんね。娘が通う学区域は、多くのお子さんが中学受験をするといわれ、塾や習い事・通信教育などたくさんしています。そんな話を聞くと少し焦りますが、一年生一学期は「平日の放課後の予定は宿題だけ」、というのんびり生活作戦は娘に合っているように思います。

 

小1プロブレムとはよくいったもので、うちの娘もずばりその壁にぶち当たっていました。先生に注意されないように、しかられないように、友達に責められないように、必要以上に頑張りすぎているきらいがあります。担任の先生の話しによると、教室では問題がない良い子。でも、その良い子を演じるためにものすごーく背伸びしているんだなぁと感じました。2学期になり、ようやく少し慣れてきました。入学して、友達と遊ぶことが激減し親としても心配でした。でも、それは仕方がなかったのかなぁと今では思えます。

 

もちろん、娘と真逆なお友だちもいます。パワフルで、学校だけでは物足りないっ‼ボーッとするより何か楽しいことたくさんやってみたいっ‼️そんなお子さんは、習い事などたくさん挑戦するのもアリですね。子どもの性質や性格によって全然違うことを実感せずにはいられません。

 

娘のように家でのんびり過ごす生活を好むお子さんが、他にもいるかもしれないと思い、記録してみました。

でもね、幼稚園ではあんなに遊ぶことが重視されていたのに、小学校ではその遊びが軽視されてるのは残念です。一年生の一学期くらい、休み時間がもっと長ければいいのに。。。なぁーんて思ってしまいます。