六本木ヒルズで開催されている藤子不二雄A展に家族で行ってきました。
ドラえもんは大好きな娘ですが、はっとりくんや、怪物くんを全然知らない娘です。
親の趣味につきあわせる感じで連れていきましたが、小学生の娘でも楽しめました。今回はその記録です。
https://tcv-fujiko-a-ten.roppongihills.com/sp/top.html
会場内の様子
展覧会のリーフレットと同じ壁面がお出迎えです。このデザインがめちゃめちゃカッコいい!
家に飾ってます。
笑ゥセールスマンコーナー
まずは、BAR「魔の巣」入り口
そして、喪黒福造とツーショット写真がとれます。しかも、会場スタッフの方がシャッター押してくれる手厚いサービス。たまたまかもしれませんが。
こちらの裏側では、藤子不二雄A先生のリアルな人形とともに写真撮影。黒いハットに黒いサングラスも貸してもらえます。もし、写真が気に入れば購入できますが、自分のカメラでもシャッターを押してくれるという、気前のよさ。ビックリです。
トキワ荘時代の仕事部屋再現。
貴重な写真がたくさん見られます。
アニメ化された作品コーナー
お気に入りのキャラと一緒に写真撮影できます。
こちらは、怪物くん!懐かしい~。
当時出版された貴重な漫画の展示も。
手作りグラブを握って写真がとれるようになっています。
忍者ハットリくん
オープニング動画が見られます。記憶とずいぶん違っていたり、登場人物の名前が思い出せなかったりして、思わず何回も見てしまいました。
貴重なカラーイラストも見られました。以前、藤子F不二雄先生が、カラーイラストは普通の不透明水彩絵の具を使ってると書いていました。と、いうことは、これもそうなのかな?
「これ、私が使ってるのと同じ絵の具なのかな、、、」と、娘はしみじみ見ていました。
ブラックユーモアな漫画コーナー
ちょっとおどろおどろしい雰囲気漂う入り口には、写真で遊べる場所があります。
こちら、フラッシュをたかないとただの額縁ですが、、、
フラッシュをつかって写真を撮ると、絵が浮き出てきます。
壁全面に、先生の作品が拡大されてはられています。
少し変な作品集
ここからは、我孫子先生の作品がいろいろアレンジされて登場します。
例えば、笑ゥセールスマンのホログラム
これが、すごく面白い。ディスプレイが見えないのに映像だけ見られます。
そして、こちらの「どーん」画面。こちらに立って写真を撮ったあと、写真を90°回転させると、画面のなかに引き込まれるような感じになります。
シルバークロスのオブジェ。
残念ながら、この漫画は全く知りませんでした。でも、なんだろう。古さを感じさせないこのカッコいい感じ。なんともいえない質感に惚れ惚れしてしまいました。
最後は
昔のスケッチ。こういうのが見られるのがやっぱり展覧会の醍醐味ですね。
そして、
懐かしいグッズコーナー
ししまる好きだったなぁ。
娘の様子
いちばん興味津々だったのは、トキワ荘を再現した部屋でした。自分の生活との違いを感じていたのでしょうか。
とにかく、たくさん写真が撮れるので、被写体として活躍していました。また、娘自身もスマホで写真を撮りながら作品を見て楽しんでいました。
とはいっても、子どもの集中力は短い。。。もっとゆっくり見たい私とは違い、さっさっと出口に向かうので私としては物足りなかったです。
混雑具合
森美術館の特徴ですが、チケットを買って展望台に向かうまでが長い。年末の休日に行きましたが、15分ほど並びました。会期は明日までなので、今日・明日はもっと混みそうですね。
終わりに
展覧会の展示の方法も、ここ10年でずいぶん変わりましたね。今回の展覧会も作品を見るだけでなく、藤子不二雄Aの世界を楽しむ、プチテーマパークのようでもあります。
草間彌生展に行ったとき、写真撮影はOKでした。時間帯にもよるのかと思いますがまるで美術館が観光名所のようでした。それに、草間彌生の作品そのものが写真ばえしますし。今回も同じようなねらいはあったと思います。コアなファンにしてみたら物足りなさを感じるかもしれませんが、子連れで行く我ら親子にしてみたら、安心して楽しめる展覧会でした。
六本木ヒルズからの眺めも最高。秋・冬の晴れた日は特に美しく感じます。
おまけ
こちらの会社が、会場で展示されていたホログラムの技術協力をしています。
NEXMEDIA
「藤子不二雄Ⓐ展 -Ⓐの変コレクション-」技術協力 - 株式会社ニシカワ|ネクスメディア事業部
ゴーグルなしで浮かび上がって見える画像を立体的に楽しめるってすごいですね。これから、いろんな展覧会でさらに活躍していきそうです。
おまけのおまけで、、、
展覧会や、NEXMEDIAとも関係ありませんが、
これもすごい!
Macbook周りの磁場の可視化 pic.twitter.com/57y8mEIbpL
— Ken Kawamoto(ガリのほう) (@kenkawakenkenke) 2018年12月30日
磁場を可視化されています。
今後、こういう映像体験が楽しめる展覧会が増えていくのかもしれませんね。