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こどものあそび観察日記

こどもの充実した時間とはなんぞや!?

幼児の眠れない夜を支えるには?~「怖い」の芽生えとworry doll (ウォーリー・ドール)

5歳 4歳 絵本とあそび

娘は、夜なかなか眠れない子です。子どもの寝つきが悪いというと生活習慣からのアプローチが当たりまえとされているような気がしますが、どれだけ早く起きてどれだけ外で遊んでも寝つきが悪いんです。もちろん、昼寝なんかしたら大変です。今回は、生活習慣をどうこうではなくて、娘の寝つきの悪さは怖いという感情の芽生えにも原因があるのかな?と思い、いろいろ試した内容です。

怖いという感情が生まれた

あれは忘れもしない3歳の時の豆まきのイベント。

可愛い鬼が登場しただけで、手に負えないくらい娘はパニックになりました。鬼のデザインが怖いのではなくて、先生のお話の中で鬼が怖いものと表現されていたところに、実際鬼が登場したのがダメだったようです。2歳の頃なんてもっと怖い鬼に出会って全然大丈夫だったくせに。

そして、4歳

夜になって「なんだか怖くなってきちゃった~」

と、つぶやいて眠れなくなることが増えてきました。

突然泣き出すこともあり、なかなか大変でした。

娘は持病があり、点滴や注射、入院が他のお子さんよりかなり多いです。おそらくそれらの治療について思いだしていると思われますが、一度「怖い」という感情が生まれるとそれを拭い去るにはなかなか大変です。2歳くらいまでは、結構大変なことをしても、泣いて忘れてケロッとしていました。4歳になる頃には怖いと感じるアンテナの精度が高くなってきました。看護師さんと「3歳までは上手にできたのに~なんで!!!」というくらい簡単な治療・検査が困難になりました。例えば、耳鼻科の検診なんてめちゃめちゃ大変です。耳をのぞくだけで大変です。

日中怖いことがあると、夜はもう大変。怖いこと思いだしちゃった~眠れない~と最悪スパイラルです。そんなことが続き、娘を寝させるには恐怖心を取り除くことが大切なのかな?と思うようになりました。

worry dollに出会う

そんな時、こんな絵本を発見しました。 

びくびくビリー (児童図書館・絵本の部屋)

びくびくビリー (児童図書館・絵本の部屋)

 

ビリーは、とってもしんぱいや。いろんなことがきになって、ベッドにはいっても、ねむれない。おばあちゃんにはなしたら、ちいさな人形をくれた。[しんぱいひきうけ人形]なんだって! これでねむれるかな…? 子どもの心のおくをあざやかにきりとる、国際アンデルセン賞受賞作家の絵本。 (評論社 の紹介ページより)

娘にぴったりの絵本だと思いました。

怖いから布団に入るのが怖い。いろいろ心配で気になって寝られない。

そんな時に、何回も繰り返し読んで聞かせました。すると、当然作りたくなるのは「ウォーリー・ドール」。これさえあれば眠れるに違いない。そう信じて作りました。

それがこれ↓

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ずいぶん前に作ったのでボロボロになってしまいました。

作り方&材料

  • モール2本
  • 毛糸
  • はぎれ布

作り方はこちらのyoutubeを参考にしました。


Worry Dolls.mov

8分ほどの動画です。分かりやすいので一回みれば作れます。

骨組みは私の場合モールを二つつなぎ合わせて作りました。

効果はいかほど?

残念ですが、効果はありません。私が作るところを見て満足しただけですね。最初こそ枕の中にいれたりしていましたが、効き目がないことに対してさらに絶望していました。でも、一つだけいいことがありました。怖いって思うのは自分だけじゃないって気付けたのは、発見だったようです。ビリーに親近感をもち何度も絵本を見ていました。

*****

ちなみに、私が子どもの頃、母から伝わるこんなおまじないがありました。

「はさみを布団の下に入れると怖い夢を切ってくれる」

私は小さい頃これをよくやっていましたが、娘は信じてくれませんでした。

眠れない夜に本当に効果があったのは

その1創作物語

読み聞かせも限界があります。30分以上続くと、忍耐力のない私は発狂します。それに、電気をつけていると余計眠りにつきにくいものです。そこで、アンパンマンをベースとした物語を即興で作って聞かせていました。これだと、絵本を手に持つ必要がないので、目をつぶったまま話せますし電気も消せます。このお話の作り方はいつかまたどこかで。

その2おかあさんといっしょのファミリーコンサートCD

結局娘に一番効果があったのはCDでした。おかあさんといっしょのファミリーコンサートのCDを聞きながら寝ていました。歌じゃダメなんだそうです。おそらく、ミュージカル仕立ての物語にひたることで自然に眠りに落ちることができていました。すぐには眠れなくても、怖くて泣いて泣いてしょうがないということはなくなりました。

その3マンガ

これはおススメできません。最終手段です。眠れない夜に、怖い気持ちを取り除くのがとても難しい時は藤子不二雄のマンガです。絵本だとダメなんだそうです。とりわけQちゃんが楽しくて面白くて怖いことや嫌なことを忘れさせてくれるそうです。

怖い気持ちを払拭させてくれるキャラがあるってありがたい。でも、夢中になって読んでしまうので結果的に寝るのが遅くなるのですが、とりあえず私は休憩できます。最初はマンガを読み聞かせしていましたが、私が力尽きると、絵を追って一人で読むようになりました。どこまで字を読めているのか分かりませんがとにかく助かりました。

おわりに

2,3歳の時も眠れない夜はありましたが、それはたいてい昼寝のしすぎでした。昼寝なしの4歳の時に、寝てくれない日が続いた時にはもうお手上げでした。そこで、なんとかその場をのりきる方法を日夜考え続けていました。どうせなら、気持ちよく眠りについてほしいものです。

そして、最近になって娘が眠れない原因の一つが分かりました。持病があるために飲んでいた薬の副作用だったようです。さらに、血液中のある成分が足らなかったためそれを補う薬を飲んだら落ち着きました。怖いという感情が眠りを邪魔するだけじゃなく、体も眠りにつきにくい状態になっていたということが分かってホッとしました。娘の場合はかなりレアケースなので、普通の場合は生活習慣を改善させれば、もうちょっと苦労しないかもしれません。でも、何をやってもだめというときは、小児睡眠外来を探すのも手かもしれませんね。

最後に、眠れない娘にかける夫の言葉がナイスだったので紹介します。

 

「無理に寝ようなんて思わなくていいんだよ。自然に眠りはやってくるものだから。」

 

私が「早く寝なさい」ってイライラしている横で、仏様のように夫がこう諭したのです。すると、すーっと娘は安心して寝た日があり、夫を心から尊敬しました。

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おまけ

娘が一番お気に入りのファミリーコンサートのCD

NHKおかあさんといっしょファミリーコンサート ふしぎ!ふしぎ!おもちゃのおいしゃさん

たくみお姉さんやポコポッテイトのメンバーが出ているコンサートです。クリスマスを連想させるテーマというのも良かったみたいです。DVDも見ましたが、ラジオのようにこのCDを何度も何度も寝る前に聞いていました。さすがに5歳になって飽きぎみですが。

【工作】まつぼっくりのクリスマスツリー(5歳児の様子)

5歳 てづくり

クリスマスツリーをあちこちで見かける季節になりましたね。娘には作らせたことがなかった「まつぼっくりのクリスマスツリーづくり」に挑戦してみました。5歳児だと、どのあたりが難しく感じるのかレポートしてみたいと思います。作り方は超簡単です。

用意するもの

  • アクリル絵の具(好きな色 今回は白にしました)
  • パレット(またはパレットに変わるもの、カップなど)
  • まつぼっくり
  • ビーズ
  • 木工用ボンド
  • 厚紙
  • 割りばし
  • ペットボトルのキャップ

 

作っている時の様子

①「わーきれい」と言いながらバサバサ色を塗っていました。紙じゃないものに色を塗るのは楽しいようです。個人的にはお水をほとんど使わない濃いめの絵の具で塗る感じが好きです。

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 ②塗り終えたところ。白で塗ったら雪が積もってるような感じになるかな?と思ったのですが、ねらいどおりいい感じ。作ったのは11月下旬。部屋の湿度が下がる季節だったので、絵具を片づけたり木工用ボンドを準備する5分くらいの間にだいたい乾いていました。

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③木工用ボンドを「ぼてっ」とつけて、ビーズをのせていきます。結構たっぷりのせないと、乾いた後ぽろっとビーズがとれてしまいます。イメージとしては、ビーズの大きさと同等くらいの量のボンドを付けてもいいと思います。木工用ボンドは透明になるのではみ出るのは気にしない。むしろはみ出させる勢いで。 娘は上から順番にでっかいビーズを付け始めて、下の方になったら根気がなくなり、「手伝って~」のヘルプコール。仕方なく、下半分は私がボンドをつけ、娘がビーズをのせるという流れ作業となりました。

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④新品の木工用ボンドなら、5歳児の力でも「ぼてっ」と出せると思いますが、減ってくるとなかなか出せません。なので、適当な厚紙の上にピンポン玉くらいの木工用ボンドを出して、割りばしでつけさせました。細かい作業ができる子が小さいビーズを付ける場合は、つまようじでもいいかもしれませんね。 

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⑤ペットボトルのキャップにのせて完成。

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私も作ってみました。先っぽだけ白いバージョン

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土台にしっかりくっつけるやり方もあると思いますが、キャップにポンとのせるだけにしました。玄関に飾るくらいならそれでも安定していてかわいかったので。

⑥完成

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娘が難しく感じたポイント

娘の作業時間は、だいたい30分くらいです。

あっという間にできました。ほんとは、2個3個と作ってほしかったのですが、意外に集中して疲れたらしく1個が限界でした。小学生くらいだったら同じ時間で、2,3個は余裕で作れると思います。

じゃあどの辺が難しかったかというと、やっぱり、

ボンドをのせるところ!

ビーズをのせるところ!

コロンと、ボンドがついているところにビーズがのっかればいいのですが、転がり落ちたり手にくっついたりと面倒くさそうでした。ピンセットがあった方がいいのかな。とも思いましたが、それはそれでつまむのに一苦労になるのかな~とぼんやり考えていました。

ボンドをのせるだけなら、「ぽてっ」といい感じの量を付けることができるのですが、ビーズをのせてボンドをのせて、と、二つの連続した作業が続くのが難しいようでした。最初は頑張っていましたが、途中で私がボンドをつける係、娘はビーズをのせる係と分業にしました。

とはいっても、家だから私に甘えているだけかもしれません。一人でやらなきゃならない状況だったら意外に自分で全部作り上げるかもしれません。

本人としては絵具を塗るところが一番楽しかったようですね。

おわりに

まつぼっくりについてずーっと勘違いをしていました。秋に収穫できるかと思いきや、1年中収穫できるんですね。ねらい目は風が強く吹いたあと。なので、海岸沿いに生えてる松林なんかは、たくさん落ちています。このまつぼっくりも、春先に拾いました。でも季節的にまつぼっくりで工作する気分になれず、冬までまってようやく日の目をみました。

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クリスマス関連記事

 クリスマスって、なんだか子どもと一緒に作りたくなるんです。気が付けば毎年何かつくっています。そして、気が付けばこのブログも、4年目。古い記事を見ると感慨深いものがあります。

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★クリスマスに関連したおすすめ手作り記事

去年、この記事に私はしびれていました。

setsuyaku-kosodate.hatenablog.com

もし、手芸がお好きな方はぜひご覧ください。324円で小さい女の子用のかわいいサンタ衣装が作れるのです。大人用の衣装がこんな風に簡単にリメイクできるなんて感激しました。この記事を読んだのはクリスマス後でしたので、今年絶対紹介しようと1年待ってました。それくらい私にはインパクト大の大好きな記事です。 

映画「長靴をはいた猫」の面白さと、東映アニメ60周年YouTube公式チャンネルについて

長靴をはいた猫 [DVD]

今回は、娘のことから離れて東映「長靴をはいた猫」についてもう少し書きたいと思います。

公開された1969年に私は生まれていませんし、いつ・どこでみたのかも全く覚えていません。でも、最近「途中で寝ちゃって最後まで見られなかった(泣く)もう一回見たかったのに見られなかった」という気持ちだけ急によみがえってきたのです。「子育ては自分の生育歴をたどる旅だ」という方がいましたがほんとにそうですね。

何十年ぶりかに娘と見ましたが、やっぱり面白い!たいてい幼い頃の記憶は美化されていて、大きくなってから見ると色褪せていますが、これは面白い。

ところが、検索しても2011年のドリームワークスが作った「長靴をはいた猫」の映画情報の方が圧倒的に上。どうか、孫、ひ孫の代の子どもたちがこの映画を見られますようにという願いを込めて、この映画の面白さとすごさを書いてみたいと思います。

ストーリー

お話はシャルル・ペローのものとは、少し違います。特に、ラストのシーンは魔王と殺し屋と、長靴をはいた猫・ペロの仲間たちとのどたばたおいかけっこがコミカルに繰り広げられます。これが、娘にバカウケ。トムとジェリーやチップ&デイルを彷彿させる動きにゲラゲラ笑いつつ、魔王の持つどくろの秘密が明らかになるとハラハラドキドキさせられます。

よく見かける絵本では、長靴をはいた猫が知恵と機転を利かせて恵まれない青年を助けて、めでたしめでたしで話は終わります。けれど、映画では猫の機知にとんだ嘘で偽りの自分が作り上げられる青年の葛藤まで描かれています。

さらに、原作にはいない宿敵三人組の猫が登場しますが、これがストーリーのアクセントになっててついつい私も見入ってしまいました。

誰が脚本を書いたのかと思ったら、、、、

井上ひさし 山本護久

ええーーー!!!ビックリです。井上ひさしさんといったら、ひょっこりひょうたん島を書いた方。こまつ座の舞台も見たことがあったので驚きです。こまつ座のお芝居のように人間模様をするどく描くようなストーリーとは全く違うので本当に意外な気がしました。

山本護久さんは、今回調べるまで知らなかったのですが井上ひさしさんとともに様々な作品を作られています。

難点をあげるとしたら、、、

もともと、シャルル・ペローの物語がそうだから仕方がないのですが、現代の価値観では相容れない突っ込みどころ満載です。ストーリーをまともに追って味わおうとすると、えー!!って思ってしまうかもしれません。でも、この映画はコミカルな登場人物の動きをとにかく楽しむ映画だと思っています。

▼もう少し詳しいあらすじが知りたい方はこちらへ

長靴猫シリーズ - Wikipedia

音楽について

ということは、音楽はもちろん、宇野 誠一郎ひょっこりひょうたん島の音楽を作った方です。だから、オープニングの曲がすごくインパクトがあったんだと納得しました。

びっくりしたにゃ びっくりしたにゃ びっくりした びっくりした びっくりしたにゃ 

と耳に残る歌が娘は大好き。ずーっと歌っていました。

ギャグ監修

オープニングで流れるスタッフの名前をぼんやり眺めていたら、「ギャグ監修」というものがありました。ギャグ監修って何よ!と思わず突っ込みつつも慌てて名前をメモしました。

その名前は、中川弓彦さん

ん?聞き覚えがある。調べてみると、、、

なんと!!!!

小林信彦さんです。小林信彦 - Wikipedia

小林信彦さんといったら、とにかくすごい方。多岐にわたりご活躍されている方で、私が紹介すると手落ちがありそうなので、wikiから引用させていただきます。

一方、『世界の喜劇人』や『日本の喜劇人』などで初めて喜劇を本格的な評論の対象に採りあげた。『世界の喜劇人』の原型となった「喜劇映画の衰退」は、1961年に『映画評論』誌に掲載され、イデオロギー批評が全盛の当時に突如出現した異色の評論として多くの人々に衝撃を与えた。その後も『天才伝説 横山やすし』、『おかしな男 渥美清』、『植木等藤山寛美』など喜劇役者の評伝を執筆し、高く評価されている。

小林信彦 - Wikipediaより

確か、落語にも精通していらっしゃる方だったと思います。小林信彦さんの本は自宅にたくさんありますが、執筆されているものを見る限り子ども向けのアニメのお仕事をするような方とは到底思えなかったので、びっくりしました。

だから、ギャグっぽい登場人物の動きに娘がゲラゲラ笑っているんだと腑に落ちました。宿敵殺し屋ネコ3人組と長靴をはいた猫のペロの動きはほんとにおかしい。古臭いオープニングのシーンから娘の笑いと興味のツボをわしづかみにしていました。

ただ、こういうドタバタのギャグをゲラゲラ笑えるのは小学校低学年までかもしれません。思春期突入間近だと、そこまで笑えるかどうか分かりません。

娘が一番好きなキャラクター

なんといっても、宿敵殺し屋ネコの一番小さいちびネコ。もう、このネコちゃんのセリフとギャグが私も娘も大好き。ずーっと真似をしています。このネコちゃんの声優は特徴的な声で誰かな?と思ったら水森亜土さん 水森亜土 - Wikipedia

水森亜土さんといったら、こんなかわいいイラストを描いていらしゃる方です。現在はもうおばあちゃんです。イラストレーターのイメージの方が強かったのでこれもまた意外でした。

サンスター 2017年 カレンダー スクエア 水森亜土 壁掛け S8514909

 

水森亜土さんのおかげで、登場する猫ちゃんは宿敵なのに全然憎めないし、おもわず応援してしまいたくなる愛嬌のあるキャラです。ちなみに、ドラゴンボール孫悟空野沢雅子さんも、役どころは分かりませんが声優として参加しています。

娘にとって親しみのあるキャラクターデザイン

作画監督は、森康二さん。宮崎駿さんや、高畑勲さんの先輩にあたる方のようです。 

アニメーション制作に対する真摯な姿勢と誠実な人柄により、大塚康生高畑勲小田部羊一宮崎駿ら、数多くの後進に影響を与えてきた。その中には「アニメーションの神様」という最大限の表現をもって讃える関係者も少なくないという

森康二 - Wikipedia

東映のアニメなので、宮崎駿さんもかかわっているかな?と調べたら作画として参加していらっしゃいました。公開が1969年なので、おそらく20代後半くらいで息子さんが誕生された時期の作品だと思います。古い映画といえど、作品に登場するキャラクターに親しみが感じられるのは、ジブリの映画に見慣れているせいもあるのかもしれません。

モスクワ映画祭

モスクワ映画祭で「美術家同盟賞」・「児童にとり最も面白い映画賞」

この二つを同時に受賞されています。監督は矢吹公郎さん。1960年~1980年のヒットしたアニメ作品の多くを監督していらっしゃった方です。

調べれば調べるほど、この映画はすごい作品だったんだなと思いました。

今なら東映の公式YouTubeチャンネルで見られます

なんと、今なら東映アニメーション公式youtbeチャンネルで「長靴をはいた猫」を一気に80分間通してみることができます。すごい!!

www.youtube.com


【公式】長靴をはいた猫

他にも、子育て世代の皆さんが幼い頃夢中で見たアニメが60周年を記念してたくさんYouTubeに公開されています。

そこで、公式チャンネルのトップを飾っていた作品をご紹介します。ご紹介した画像以外にも1960年代から2010年代までたくさんの作品があります。興味がある方はぜひご覧ください。ここでしか見られないアニメもあるかもしれませんよ。

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ただ、こちら▼の記事によると、期間限定のようです。期日は明記されていないのでいつまでかはわかりません。ご注意ください。

“東映アニメーション創立60周年公式YouTubeチャンネル” 「白蛇伝」等、期間限定作品続々配信開始!|プレスリリース|東映アニメーション株式会社

おわりに

調べていくうちに、井上ひさしさん、小林信彦さん、などなど予想外の方が製作にかかわっていることを知り、一人興奮してしまいこのブログのテーマを忘れて自分の好きな世界に浸ってしまいました。

この「長靴をはいた猫」は人気がある映画だとは思いますが、「トトロ」ほど有名ではありませんし、「パンダコパンダ」ほど取り上げられている映画ではありません。それに、突っ込みどころ満載です。でも、私はこの映画が大好きです。冒頭にも書いたように、難点はあるとしても、孫、ひ孫の代まで見られる作品であってほしいな~という願いを込めてだらだら書きました。

それにしても、、、、

幼少期にビデオが発達していなかった世代にとって、見たいのに見られない!!という渇望感は、現代の子どもの比ではないですよね。子どもの頃、見たいアニメを見逃したら一生見られないって本気で思っていましたから。今は録画すれば見られるしDVDだって動画配信サービスだってある。いろんな選択肢がたくさんあるって素晴らしい。逆に、娘の世代は膨大な作品の中から自分が見たいもの欲しいものを探す力が必要なのかなって思います。

夫の受け売りですが、自分が望む正確な情報がきちんと手に入れらるような言葉を紡ぎだして検索窓に入力できる子になってほしいなと思います。

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おまけ

 映画のおかげで娘はこの本も大好きです。 

長靴をはいた猫 (徳間アニメ絵本)

長靴をはいた猫 (徳間アニメ絵本)

 

関連する過去記事 

hipopocroco.hatenadiary.com

 

4~5歳児の古いアニメ映画レビュー(10作品)

娘が映画を見るようになったのは、4歳の時に見た「トトロ」が最初でした。そこからジブリ映画やディズニー映画に触れるようになりました。そんな娘の映画鑑賞事情ですが、一つ気になっていたことがあります。

CGのアニメに慣れたら手描きの古いアニメは見られなくなるのか?

自分が大人になり、好きに映画をレンタルして見られるようになった時、モノクロの映画を手にとるまで時間がかかりました。「ローマの休日」を見てからようやくその時代の映画作品への抵抗がなくなりましたが、それまで長かった。同じようなことが、子どもにも起きるのかな?という疑問があります。もし、絵を見ただけで、「この映画つまらない」とストーリーを追うことをあきらめてしまったらもったいない。そこで、「フルCG最盛期の時代に生まれた娘が、古いアニメをどう楽しむか?」をテーマに「古い映画をみてみようキャンペーン」を昨年親子でスタートさせ、ようやく1年たちました。いろんな作品をみることができたので、その映画に対して娘の反応をまとめてみたいと思います。

映画選出方法と評価基準などなど

映画選出方法

「古い」という言葉はあいまいですよね。フルCG初の映画作品が、ピクサーの「トイ・ストーリー」1995年。なんとなく、きりの良い1990年以前のものを「古い」と定義し選出しました。今回は、良い映画かどうかを選ぶというより、「古いアニメをどう楽しむか?」を検証してみたいと思うので、選出方法は適当です。私が面白そうと思うもの、絵が今の表現とは違うと感じるものを選出してみました。

*「トトロ」と「魔女の宅急便」は、それぞれ1988年と1989年なので今回の対象年代に入っています。でも、私が勝手にもっと新しいものと思いこんでいました。また、この二つは娘が映画をみるきっかけとなった超お気にいりものであり、”今まで触れていない”古い映画に挑戦するという趣旨とは違うと思い、今回のレビューには加えません。

評価基準

★★★★★

何度も繰り返し見て、ごっこ遊びの中に映画の影響が見られたもの

★★★★☆

繰り返し見なくても、ごっこ遊びの中に映画の影響が見られたもの

★★★☆☆

見ている間は楽しそうに過ごし、見終わった後にその映画について話題にするもの

★★☆☆☆

とりあえず最後までは見ることができた

★☆☆☆☆

最後まで見られなかった

娘の年齢

遊びながら面白い場面だけみるのではなく、最初から最後まで物語の世界に没頭できるようになった、4歳半‐5歳半までに見た映画について検証していきたいと思います。

これまでの娘のアニメ事情

見てきたアニメは、ズートピアミッフィー、トーマス(少し)、断片的にディズニーアニメなどなど。そして、アンパンマン はなかっぱドラえもん、トトロ、魔女の宅急便クレヨンしんちゃんなど。

二頭身、三頭身で描かれるようなアニメキャラが好き。ソフィアやアイカツも時々みますが、クレヨンしんちゃんドラえもんの方が好きなんだそうです。そしてそのことは友達には内緒にしています。ディズニーのリアルな人物表現をどう見るかが楽しみでした。

年代について

年代とその年の主な出来事を載せました。その作品が作られた時代の雰囲気を想像すると映画の見方も違ったものになります。

***

これらのことを踏まえて娘の映画レビューをまとめてみました。

 1.白雪姫1937年 ★★★★☆

白雪姫 スペシャル・エディション [DVD]

プリンセス関連は一通り見せてみようと思って挑戦しました。お姫様系に古さは関係ないようです。喜んで見ていました。特に、7人の小人たちの動きが面白くてたまらないらしく、ゲラゲラ笑っていました。 

2.ファンタジア1940年 ★☆☆☆☆

ファンタジア スペシャル・エディション [DVD]

映像付きのクラッシク音楽鑑賞のようなこの映画。個人的にはすごく好きな映画です。でも、4歳は、ちょうど物語への興味や言葉への意識が高まったお年頃でした。そのせいか、言葉がないものは興味がもてないようでした。もしかしたら、1-3歳くらいの、まだ言葉が発達していないときに見せた方がより食いつきがよかったかもしれません。もし、子育てをもう一度できるなら、生まれて初めてみせるアニメはこれにしてみたい。どんな反応するか見てみたいです。ファンタジア (映画) - Wikipedia

3.ダンボ1941年 ★★★★☆

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こんなにダンボの動きが愛らしいとは思いませんでした。動物の中でもぞうは全然興味がなかったのですが、オープニングのちっちゃいダンボの動きが「かわいい~」と言って真似をしていました。 ちょうど、お友達の妹や弟さんが可愛くてちょっかい出したいお年頃だったからかもしれません。娘は一人っ子ですが、今後赤ちゃんが誕生するようなことがあればもう一度見せたいと思います。(もうムリかな。。。) 

4.バンビ1942年 ★★☆☆☆

バンビ [DVD]

やっぱり、動物の動きがたまらなくかわいい~。でも、ダンボほど夢中にはなりませんでした。その理由はいまいちわかりません。ストーリーがそこまで興味をもてなかったのかもしれません。  

5.シンデレラ1950年 ★★★★★

シンデレラ ダイヤモンド・コレクション MovieNEX [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー(クラウド対応)+MovieNEXワールド] [Blu-ray]

不滅の名作ですね。何回も見ていました。ストーリーもさることながら、動物たちの動きが面白い。ビビデバビデブーのシーンや、ネズミさんが大活躍するシーンなど、身をのりだして見ていました。 友達と一緒にシンデレラごっこもして遊んでいました。ディズニー版以外のシンデレラの絵本も好んで読んでいます。 

6.ふしぎの国のアリス1951年 ★★☆☆☆

  • 上映時間:75分 
  • 1951年:第1回紅白歌合戦ラジオ放送で開催

ふしぎの国のアリス MovieNEX [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー(クラウド対応)+MovieNEXワールド] [Blu-ray]

シンデレラや白雪姫ほど喜んで見ませんでした。場面がどんどん変わるこの映画は娘にとって、ちょっと難しかったのかもしれません。小学生くらいになったらもう一回挑戦してみたいです。  

7.わんわん物語1955年 ★★★☆☆

  • 上映時間:76分 
  • 1955年:電気洗濯機、電気冷蔵庫、テレビが「三種の神器」と呼ばれる

わんわん物語 ダイヤモンド・コレクション&わんわん物語II [Blu-ray]

可もなく不可もなくでした。見ている時間は楽しそうにしていましたが、名残惜しいということもなくあっさり見終えました。この作品も、もう少し大きいお子さんだと反応が違うかもしれません。娘は、コメディタッチの場面が多い方が好きなのかもしれません。大統領選挙でトランプ氏の名前をよく聞きましたが、娘はトランプというと、このワンワン物語のトランプのことを思い浮かべていました。

8.長靴をはいた猫1969年 ★★★★★

  • 上映時間:80分 
  • 1969年:人類初の月面着陸 東大安田講堂事件/1964年からカラーテレビ普及し始める

長靴をはいた猫 [DVD]

 作品全般を通して古さが感じられるのでどうかな?と思ったのですが、オープニングの「びっくりしたにゃ」の歌からもう夢中になって見続けました。何回もリピートしています。さらに、アニメブックまで見つけ、欲しいとねだられています。この映画は本当に面白かったので、後日もう少し詳しくまとめたいと思います。 

9.パンダコパンダ1972年 ★★★★★

パンダコパンダ&パンダコパンダ雨ふりサーカス [DVD]

高畑勲宮崎駿コンビで作られたこの作品。ずっと気になっていました。トトロが好きならきっと楽しめるに違いないと思い娘に見せました。今のジブリに慣れると背景がスカスカに感じますが、娘はそんなことお構いなし。ミミちゃんの真似をしてごっこ遊びをしています。 川上弘美さんがこの映画についてこんな文章を寄せています。

宮崎駿のかかわっている作品の中で、一番繰り返し見たのは(中略)実は本書のトトロでもない。それは『パンダコパンダ』である。次男が幼児だったころの「黙らせビデオ」のナンバーワンが、『パンダコパンダ』だったのだ。/川上弘美 ジブリの教科書3 となりのトトロ (文春ジブリ文庫) p232より

同感です。この映画は癖になります。娘も何回も見ました。トトロが好きなお子さんならきっと楽しめる映画です。

10.オリバーニューヨーク子猫ものがたり1988年 ★★☆☆☆

オリバー ニューヨーク子猫ものがたり [DVD]

原作はディゲンズの長編小説「オリバー・ツィスト」。何回も映画化・舞台化されています。主題歌はHuey Lewis。吹き替えには、Billy Joelも出演。80年代に活躍したアーティストが名を連ねていて、ディズニーの意気込みが感じられる映画です。大きくなった時、ミュージカル映画の「オリバー!」(1968年)を見てくれるかな、小説も読んでくれるかな~という淡い期待を抱いて見せてみましたが、娘にとっては面白いとは言えなかったようです。なんとか最後まで見終えたという感じでした。テーマがまだ難しかったのかもしれません。

レビューを振り返ってみて

古くても名作と呼ばれる映画はやっぱり面白い。娘も敏感に反応していました。また、娘の好きな二頭身、三頭身くらいのアニメキャラでない登場人物でも抵抗なく見ていました。となると、やっぱり、ストーリーがぐっとくるものなら、作られた年代やイラストデザイン問わず楽しめるのかなと思うようになりました。

ただ、アンパンマン以外のアニメが楽しいと思い始めた時と同時期に、この「古いアニメ映画をみてみよう」キャンペーンをスタートさせたので、アニメの固定観念が固まっていなかったせいもあるかもしれません。

冒頭に書いた私の疑問、

CGのアニメに慣れたら手描きの古いアニメは見られなくなるのか?

は、まだよくわかりません。逆に、娘はCGアニメの名作をたくさんみていません。

今の段階では、娘にとっては、アニメの高度な表現技術は絶対必要なものでもなさそうです。ただ、物語よりイラストデザイン重視のお子さんもいるはずなので、一般的にどうか?というのは分かりません。

子どもの好きなタイプのアニメや映画がどういう過程を経て固まっていくのかというのは個人的に興味があるのでこれからも引き続き記録していきたいと思います。

本当は、男の子の興味がどのように分化していくのはじっくり観察したいところです。電車や車などの乗り物系が好きなお子さんと、戦隊モノが好きなお子さんの好きなディズニー映画はなんだろう?とか。そもそも、どうして乗り物系と戦隊もの系に興味が分かれるのか本当に不思議です。でも、残念。じっくり観察できる対象がおりません。

それにしても、ディズニー映画のパッケージは、原画と違うタッチで描かれています。世界の多くの子どもには手書きの風合い残るアニメは敬遠されるのでしょうか。

おわりに

わが家には夫が掲げた家訓のようなものが一つあります。それは、

「ばっかりはダメ」

好きなものをなんでも見てもいいけど、そればっかりはダメ。いろんなアニメや漫画や絵本に触れて楽しい世界が広がればいいな~と思いますし、いろんな文化を受け入れられる子になってくれたらいいな~と思います。

それにしても、1940-50年代のディズニー映画は名作ぞろいですね。さすが、ハリウッド映画黄金時代。子育てが落ち着いたら1950年代の映画をゆっくり見てみたいものです。ああ、ビリー・ワイルダーの映画を久しぶりにみてみたい。最近だったら、「君の名は。」もみにいきたい。ムリかな~。

書き終えて読み返してみると、突っ込みどころ満載ですね。ボツ記事にしようかと思ったのですが、せっかく書いたし調べたし、お子さんをもつご家庭が映画を選ぶきっかけにもなるかもしれないと思い直し、公開することにしました。

おまけ

いろんな絵を受け入れられる子になってほしいという願いを込めて読み聞かせをしてきた記録。 

hipopocroco.hatenadiary.com

5歳まで見てきたテレビ番組の記録。 

hipopocroco.hatenadiary.com

movie-tsutaya.tsite.jp

Amazon FireTVも使っていますが、結局TSUTAYAに頼ることの方が多いです。1ヶ月借りてみるペースが今のところちょうどいい感じです。

びじゅチューンと、アーブル美術館と、Nike(5歳)

びじゅチューンをご存知ですか?

www.nhk.or.jp

井上涼さんが作る歌とアニメで美術を紹介するNHKの番組です。

これに、親子ではまっています。

どうして、こんなにはまってしまったのかうまく説明できないのですが、歌とリズムと特徴的なイラストでついつい頭に刷り込まれてしまいます。最初、一人でこれ面白い~と見ていたら、娘も一緒に見るようになりました。

そんなある日、家族で本屋さんに行ったらこんな本を発見 

アーブル美術館 大贋作展

アーブル美術館 大贋作展

 

娘がこれにくぎづけ。「これ、びじゅチューンのやつだ!これ欲しい!!」

そんな娘を見て

「びじゅチューンすごい。井上涼すごい。」と思いました。

美術館は好きなので子連れでも行く方だと思いますが、作品を体感できる現代アートの方が多いです。作品を見て鑑賞するだけの絵画は、小さい子どもにはいろんな意味で難しいと思い、連れて行くには躊躇していました。なので、有名絵画と呼ばれるものに対しての興味はそれほど強くないと思っていたのです。

ところが、井上涼さんの紹介した美術作品がきっかけで、美術作品に対して興味をもち、アーブル美術館の作品を見て自分でも描いてみたいという気持ちに火をつけました。

幸い、有名どころの美術作品が載っている画集や本は若い頃にちょこちょこ買っていたので選びたい放題あります。

そこで、模写をして遊ぶことにしました。

で、娘が選んだのはサモトラのニケ。

サモトラケのニケ - Wikipedia

 え~~!!もっと描きやすい絵画にすればいいのに。写真とはいえ立体作品を描くのは難しいんじゃないかな??と、思いましたが、まあ好きに描いてみたら?と画用紙を渡したらこうなりました。

サモトラのニケを描く様子

絵を選び描き終わるまで結構なスピードで進んでいました。カメラを使ってきれいに撮る余裕もなく、慌ててスマホでとった雑な写真でごめんなさい。

▼最初は黄色いクレヨンで。

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▼絵具はこんな感じ。娘が自分で適当に出しました。

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▼あれ?いつのまにか頭がついている。羽もちょっと立派になりました。

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▼絵具って楽しい~。濃い部分の上に白を塗って、少しニケに近づきました。

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▼顔も描いちゃえ。

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▼完成!!

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サモトラのニケは、頭部がありません。そんなニケの作品に「顔がないのはかわいそう。」と自分でお顔を考えて描きました。

所要時間約20分程度です。

描き終えて、どうしてこの作品を選んだか分かりました。おそらく「天使」のようなイメージをこのニケに感じているようです。「天使」ってなんなのかよくわかっていないと思いますが、アニメや漫画・絵本の表現ですでに触れていて、「天使の形はこんな感じ」というイメージをある程度もっていたようです。繰り返しますが、「天使」本来の意味を理解しているわけではありません。

おわりに

びじゅチューンは5分という短さがいいのかもしれません。くどくど絵について説明して押し付けるというより、「え?これ何?」という強烈なインパクトを残しておしまい。それが、もっと見てみたいという欲求につながるのかと思いました。気が付けば娘は毎週楽しみにしています。娘が私の本棚から鳥獣戯画の本を引っ張り出した時には、「びじゅチューンってすげえっ!」と本気で思いました。 

日本の絵巻 (6) 鳥獣人物戯画

日本の絵巻 (6) 鳥獣人物戯画

 

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おまけ~模写について

子どもに絵を教えている時も、好きな画家を選んで模写をするという活動をやりました。自分の好きな絵や描き方を発見する機会にしてほしいという思いがあったからです。好きな画家を選ぶチョイスとその子の性格とその子の描き方がぴったりの子もいれば、この子がこの作家を選んで、こんなに上手に描くの?と普段では気づかない子どもたちの性格や描き方の面白さに触れ、親御さんと一緒に思わずゲラゲラ笑いながら作品を眺めていました。アーブル美術館に負けず劣らない子どもたちの作品に出会えたことは私にとって良い経験です。有名な美術作品にお子さんが興味をお持ちなら模写はおすすめですよ。6歳くらいでもモナリザを描くのを喜ぶお子さんがいます。想像して自由に描くより、絵を見ながらの方が安心してどんどん描くことができるお子さんもいらっしゃいました。子どもによって、絵が楽しく描けるアプローチって違うな~と思います。そこが腕の見せ所だと思っていましたが、本当に難しいですね。

参考

tanoshimida.com

▼アーブルさんの二人のお子さんが名画の模写をした絵画記録日記です。このブログを見ていると模写をさせたくなります。

ameblo.jp

【なわとび】前跳びができるようになった。その歩み(2-5歳)

前跳びができるようになりました。

今でこそ、公園にいくときは縄跳びを持っていきますが、はじめてなわ跳びで遊ぶのはいつなの???ということすら知りませんでした。そんな娘のなわとび遊びについてふりかえります。

なわとびに関連した遊び(2-5歳)

2歳

  • 近所のお姉ちゃんたちが縄跳びで遊んでいるのを見る

3歳

  • 近所のお姉ちゃんたちに、ヘビ跳びを教えてもらう
  • 縄跳びで電車ごっこ
  • ケンケンパッができた(3歳後半)
  • スキップができた(3歳後半4歳間近)

ヘビ跳び(縄をゆらゆらしている上を跳ぶやつです)をお姉ちゃんに教えてもらえるだけで嬉しくて楽しい!縄を踏みながら跳んでました。その後お姉ちゃんがいない時も、親子でヘビ跳びをしていました。相手がいないときは、縄跳びの縄を適当な柱に結び付けてゆらゆらさせました。

初めて100均のちょっと長めの縄跳びを買い、公園などに持っていくようになりました。電車ごっこで遊ぶ時間の方が長かったです。

ケンケンパッも、スキップも近所のお姉ちゃんたちのおかげです。

4歳

  • 友達が二人跳びしているのに刺激を受ける
  • 長縄のように縄を回して遊ぶ(跳ばない。回すだけ)
  • 親子で二人跳び、一回できた!(連続は無理)
  • 大波小波に挑戦
  • 前跳びに挑戦してみるができない。

友達の影響は大きいです。姉妹で二人跳びをしていた同級生のお友達は、3歳で二人跳びができていました。そこで、初めて「縄跳びを回して跳んで遊んでみる」ことに気持ちが傾きました。

でも、大波小波は嫌いです。入るタイミングがつかめなくて上手に跳べません。

前跳びに挑戦してみましたがまだ難しかったようで諦めました。

5歳

  • 普段からぴょんぴょん跳ねて遊ぶブーム到来
  • 娘の身長に合う縄を買う
  • 前跳びができた

隙あらばとにかく跳ねる。ちょっと、じっとしてなさい!!といわなきゃならないくらい、よく跳ねてました。そこで、どうせ跳ねるなら縄跳び跳んでみたら?と、新しくちょうどよい長さの縄を買ってあげました。

そして、5歳半ばくらいに跳べました。

でも、跳べるといっても、ぴょんぴょんと連続は無理です。ぴょんと一回跳んだら、せーのぴょん、という感じです。

二人跳びについて

なんといっても、親子で二人跳びができた達成感は大きかったです。うちの子にはまだ早い~と思ってたのですが、友達の影響ってすごい!やればできるものですね。自己流ですが、我が家のやり方を紹介します。

やり方

  1. 1.2.3のリズムで跳ぶ。3の時に力一杯高く跳ぶ練習。
  2. 跳べるようになったら、親子で向い合わせになり、二人の息がぴったり合うまで何回も練習する。
  3. ここで初めて親が縄を持ち、1.2.3の、3で勢いよく縄を回す

このやり方で、あっという間に跳べました。ポイントは、二人の息がぴったり合うまで練習することかもしれません。最初は、笑っちゃうほどできませんでした。こどものリズム感って面白いですね。これを矯正するのはもちょっと寂しい気がしましたが、ピシッとリズムが合うと気持ちがいいですね。

前跳びについて

実は、どうしてできたか私もよくわかりません。これはもう、お姉ちゃんたちやお友達のおかげとしかいえません。縄跳びが跳べた時は、幼稚園で縄跳び活動がスタートしていません。最初はうまく跳べてませんでしたが、気がついたらできていました。

近所に、縄跳びが大好きなお姉ちゃんたちがよく遊んでて、それを長年見ていたからなのかな~。親子二人跳びが良かったのかな~。ちょうど縄跳びができるくらいに成長していたのかな~。と思っています。

なわとびの縄について

2-4歳までは100均の縄をつかっていました。無駄に長くていろんな遊び方ができるので大変重宝しています。大人が跳べるくらいの長めの縄で安いやつでよかったと思っています。

5歳になって、初めて一人で跳んでみたいという気持ちが出てきた時に買ってあげました。私が買ってあげたのはこれ▼ 

ベルテック はじめてのなわとび ピンク 「はじめてカバー」付

ベルテック はじめてのなわとび ピンク 「はじめてカバー」付

 

今思えば、もう、ほんとに親バカです。こんないいやつじゃなくてもよかったのに、「はじめてのなわとび」という謳い文句にのってしまいました。もっと安いやつでも良かったと思いますが、確かに跳びやすいようです。ロープ部分がビニールでカバーされていて、ある程度重さが感じられます。そのため、小さな子でもきれいに縄を回すことができるようになっています。また、そのカバーは外れるようになっているので、びゅんびゅうん跳べるようになったらさらに使いやすい縄にバージョンアップできる優れものです。娘はまだカバー付きで跳んでいます。

値段お気を付けください。お店によって本当に幅があります。私が買ったときはもっと安かったような~。

おわりに

運動に関して娘は苦手だと思っていました。とりわけ遊具は苦手です。ブランコだけ例外的に大好きですが、すべり台ができるようになるまでなかなか大変でした。うんていもようやくぶら下がるようになっただけ。鉄棒は、やっと「豚の丸焼き」ができるようになりましたが、「布団干し」もできません。当然「前回り」もできません。とにかく、こわくてこわくてたまらないんだそうです。

でも遊具に対して奥手なだけで、体を動かすこと自体は嫌いではないのかもしれないと、縄跳びの様子を見て思いました。

最後になりましたが、初めて子どもに縄跳びをさせたときに読んだのはこの記事です。いろんな縄跳びの練習についての記事があふれていますが、この記事が私にとってno1です。初めて縄を買ったときに、この記事を読み参考にさせていただきました。具体的な練習方法が詳しく書いてあり必見ですよ。

縄跳びがとべない子供に贈る、前とびが跳べるようになる6つのステップ | なわとび1本で何でもできるのだ

 

 

 

おまけ:なわとびで遊べる近所のフリースペースは奇跡の場所

それにしても、顔見知りの小学生のお姉ちゃんが身近にいるのは本当にありがたい。それも、これも、公園とは違う自宅目の前の安全なフリースペースのおかげ。ベンチがあるだけで他は何にもないただの広場なのですが、それがいいんです。約束をして遊ぶのではなく、帰ってきたらたまたまお姉ちゃんが遊んでてちょっとまぜてもらった、とか。学校や幼稚園が早く終わる水曜日など、なんとなく子どもや親が数人集まってしまった、とか。水辺にいろんな生き物が集まってくるように人が自然に集まり、その場所が生活の中に溶け込んでいます。

私は、遊ぶ約束を自分からとりつけるのは苦手だし、友達の連絡先を聞くのも苦手ですが、自然に顔見知りになり、いつ友達になったか分からないくらい自然に同じマンションの方と仲良くなれたのはこの場所のおかげだと思います。子育て世代にとって、安全なフリースペースが自宅近くにあることは本当に貴重だと思いました。

以前も紹介しましたが、

twistedsifter.com

labaq.com

こちらは学生寮なんですが、子育て世代が住むマンションにこういうのがあればいいのに~と思います。うっとりするほど本当に素敵なデザインです。建物が円形になってて、その中心に広場あるっていいですよね。歩き始めた子どもが車を気にせず自由に歩けるスペースが家を出てすぐあるっていうのは、本当に羨ましい。

どんぐり・サイコロゲーム~初めて数で遊んでみる(3歳頃10まで数えられるようになったら)

秋と言えばどんぐり。公園にいけばどんぐり拾い。毎年拾っているくせに、どんぐりを見つけたら拾わないと気がすまない娘の収穫量は相当のものです。

初めてどんぐり拾いをしたのは2歳でした。小さい手がどんぐりでいっぱいになるのは可愛らしいですね。3歳では、どんぐりがおままごとのお料理の材料になっていました。その時、カップにカランカランと入れるどんぐりの音が心地よくてこんなゲームで遊んでいました。

ビックリするほど簡単ですが、3歳の娘にはほどよく難しく、初めてのボードゲームになったようです。

人数

  • 小さい子だったら、2,3人が限界かと思います。順番が待てないので。
  • 10まで数えられるようになったお子さんなら楽しめるかな。。。

用意するもの

▼どんぐりたくさん
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▼大きめのカップ 人数×2個。(うちはコップ重ねを使っています)

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▼サイコロ。大きければ大きいほどいいと思います。なければ雑でいいので、作った方が楽しいです。(小さいサイコロだと娘は遊びません)

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▼スコアボード。大人が確認するためのものなので、紙でいいのですが、うちはおえかき先生みたいなのを使っています。

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遊び方

サイコロの目の数だけどんぐりをゲットして多い方が勝ちというゲームですが、もう少し丁寧に説明します。

  1. 先行後攻をじゃんけんで決める
  2. サイコロをふる
  3. サイコロの数だけどんぐりをカップに入れる
  4. ちゃんと数を確認したら別のカップにうつす(カップ2つのうち、一つはサイコロの目を数えて確認する用、もう一つは合計用として使います)
  5. 順番にサイコロを転がして、たくさんどんぐりをゲットした方が勝ち!(何回戦までやるかは、どこまで数えられるかによります。最初は三回戦からスタートしました。)

ポイント

  • 数を覚えたての子って面白い!口では歌を歌うように数を数えてるのに、拾うどんぐりはそのリズムに合わないからめちゃくちゃになります。ちょっと面倒でも、数確認用のカップ合計用のカップをきちんと分けた方が賢明です。
  • 三回戦が終わって勝敗を決めるとき、合計を数える前に、見た目で「どっちが多い?」と聞いて予想するといいと思います。数の多い少ないを目分量で判断できるって生活していく上で大切だと思うので。▼僅差でわからないときこそ予想のしがいがあって面白いですね。
    f:id:hipopocroco:20161103204337j:image
  • 子どもが数を数えるのに慣れていないと、途中でわからなくなることがあるので、スコアボードに書いておくとよいと思います。▼上段が母で下段が娘です。このときは四回戦までやってますね。f:id:hipopocroco:20161103204730j:image

娘のようす

勝敗は、本人の実力とはまったく関係ない「運」で決まるものですが、負けると悔しいらしく「もう一回!!!」と、勝つまでゲームをやり続けていました。先程も書きましたが、本人は数を数えてるつもりなのに、手にとったどんぐりの数は違うことが多くて面白かったです。

あと、サイコロを転がすのが楽しかったようです。ボールを投げるようにボーンって投げながらサイコロの目をだしていました。力一杯投げたからといってよい目が出るはずないのに、毎回全力でサイコロを投げる姿はかわいくてたまりませんでした。

慣れてくると一勝負の回数が増えて5回戦くらいやってました。となると、最高で30まで数えることとなります。10以上の数の数え方は教えでいませんでしたが、自然に歌を歌うように真似していました。めちゃめちゃですが、数を数える必然性があるのはよいことだなーと思いました。五歳現在でも、どんぐりシーズンになるとこのゲームで遊んでます。

数に親しむこと

幼児期の算数教育についてはまったく分かりません。このゲームもたまたま思い付いただけで、これをやったから算数が得意になるとは全然思ってません。どんぐりを使った楽しい暇潰しゲームを考えただけです。でも、意外に算数につなげられるいろんなことやってるなーと思います。

  • 1~6までの数をきちんと数えることができる
  • どっちが多いか比較して考えることができる(見た目、数)
  • 10以上の数に触れる
  • 数字に触れる
  • 数の合算を感じる

知育的に良いかどうかは不明ですが、数に親しんでるようなのでいいかな~と思っています。

算数教育に詳しい方、もし他によいやり方があったらぜひ教えてください。

おわりに

どうしてサイコロを作ったのか思い出せません。酔っぱらってなんとなく作ったのかな。。。私が作ったことには間違いなさそうですが、全く記憶にありません。立方体に丸いシールを貼っただけの超簡単サイコロですが、思いのほか良く使っています。一辺が15㎝くらいのものですが、ボールのように転がして遊んでいます。サイコロの目は、数字じゃなくてシールを貼って数で表しているのは我ながらよかったと思います。娘は数字の意味と数の意味が結びついていなかったので良いきっかけになりました。

秋、大量に収穫したどんぐりを持て余したらいかかでしょうか。

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おまけ

数で遊ぶ下地を作った絵本は間違いなくこれです。  数に親しむことと、数字に親しむこととの違いを私に教えてくれた絵本たちです。でも、、、絶版なんです。。。

図書館で見つけて親子ではまりました。私の方が分からない。。。という愚かな母を娘に露呈しながら読んでいました。特に、この「ふしぎなきかい」は何回借りたか分からないくらい借りています。

ehonhappy.ocnk.net

ehonhappy.ocnk.net

ehonhappy.ocnk.net

みずをかぞえる/安野光雅/福音館書店/独断でおすすめの1冊

他にもっとあった気がしますが、パッと思いだせずすみません。

絶版になったかわりに、▼こちらの本が出版されています。

はじめてであうすうがくの絵本セット 全3巻

はじめてであうすうがくの絵本セット 全3巻

 

でも、私は絶版になった絵本の方が好きだな~。

***

かずといえば、、、

以前テレビで、数の概念が2までしかない少数民族のドキュメンタリーを見たことがあります。確か、3という言葉がないのです。言葉としては「たくさん」になってしまうのです。でも、種をまくときには、その1・2という数字の組み合わせだけで、複雑なことをこなしていました。少ない数字しか知らないと言ってしまえば稚拙かもしれないけれど、その組み合わせ方を見るとかなり高度な数学を扱っていて不思議だな~と思いました。逆に言うと、数を100数えられることより、少ない数を数学的に扱える方が大切なのかもしれないと、素人ながらいろいろ考えてしまいました。