こどものあそび観察日記

こどもの充実した時間とはなんぞや!?

ごっこ遊びからお芝居へ(小学生)

幼少期、ひたすらごっこ遊びをしていた娘。当時はごっこ遊びなんて小学生になったらもうやらないだろう~。なーんて思っていたら、気が付いたらお芝居になっていました。

脚本のようなものを考え、舞台装置を考え、なんならタブレットで撮影して、自分でお芝居を作っていました。

 

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娘は、お芝居をしている自分を母である私に見られるのは嫌なので、彼女が自分の世界に入っているときは近寄らないようにしていますが、先日偶然友だちと遊んでいる風景を見てびっくりしましました。

友だちとディスカッションしながら作っているんです。どんな演目でやるか、それをどう表現するか、っていうのをめっちゃくちゃ真剣に話し合っていてびっくりしました。あまりにも高度なごっこ遊び。いや、お芝居といっても結構高度ではないかと思います。でも、それは遊びの延長で、、、。子どもだけの世界を知っているようで知らなかったなぁと気づかされました。

しかし、偶然そんな姿をみちゃったらもう、母としてはもうお芝居とかそっち方面を伸ばしてあげたい!!!そんなわけで、「お芝居習ってみる?」と聞いてみると、こんな答えが、、、、

 

娘:やだー。っていうか、お母さん分かってないな~

母:??

娘:自分で考えるから面白いんじゃん

母:・・・・

娘:大人が考えたセリフをただ言うだけの習い事はつまんないよ

母:は、はい、、、。

 

その後、娘は続けて言います。「でも、これは〇〇ちゃんと一緒だからできるの。」似たような物語を共感できる友人がいるからこそ実現できるセレンディピティなのかもしれません。

 

子どものことだからすぐに飽きるかもしれませんが、心の底から充足しているこの時間が長く続けばいいなぁと、遠くから眺めています。

 

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▼学生時代、同じゼミの子がドラマ教育について研究してました。それがほんとにおもしろくて。誘われてそのワークショップに参加しましたがすごく面白かったんです。それがもう20年くらい前のことです。こんな教育がもっと広まればいいのになぁと思います。こちらの記事で、ドラマ教育について詳しく書かれています。

kodomo-manabi-labo.net

▼あと、都内だと子役養成のためのスクールが多いのですが、こんな教育に根差した演劇の習い事が近くにあればいいのにと思っちゃいます。

globaldrama.org