この短編アニメを娘と一緒に見ました。
窪之内英策さんのイラストをアニメ化した作品です。
窪之内英策×パラ陸上競技「アニメ×パラスポーツ『アニ×パラ』あなたのヒーローは誰ですか」
窪之内英策さんといえば、これ。
カップヌードルCM 「HUNGRY DAYS 最終回 篇」 30秒
漫画家ですが、最近だと日清カップヌードルのこのCMが有名ですね。
そりゃ、プリキュアに比べれば面白くないものですが、最後まで見ていました。
もともと、カップヌードルのCMも好きだったから見られたのかもしれません。
あえて、感想は求めませんでしたが、最後まで真剣に見ていたというだけで母としては満足です。
娘はめんどくさい病気を患っているので、よく大学病院に入院します。同じ病室になるお子さんも種類の違う様々な疾患を患っています。車いすの方はもちろん、口以外から栄養を摂る方、常にニットキャップを被る方、介助が必要な方、、。
ほんとに、いろんな方と出会いますが、年齢や病気・障がいの種類・国籍こそ違えど、入院している・子どもである・暇である、そんな共通意識からかよく一緒に遊んでもらっています。
ところが、そういうお友達とすごしていても、障がい者という言葉を娘は知りません。私も、子どもにどう伝えていいか分からないままです。「パラリンピックってなあに?」と聞かれても、正直うまく答える自信がありません。障がいがあるかないかというより、誰もが自分とは違うという意識をもったほうがいいのかな~と漠然と思っていますが、よくわからないので先送りにしています。
そんなわけで、「パラリンピックってなあに?」という娘の質問から逃げるためにパラリンピックとは何か、このアニメを見て考えさせてみました。年齢的にはちょっと早いかもしれませんが、ちょうど平昌パラリンピックが開催しているこのタイムリーな時期を逃さない方が良いかと思ったので。
さて、話を窪之内英策×パラ陸上競技に戻しますが、このアニメは言葉がほとんどなく、絵と音楽だけでストーリーが進んでいきます。文字のない絵本のようで本当にきれいですし、藤原さくらさんの歌がまたいい。映像と曲が合っています。考えるポイントはいくつかあるはずなのに、軽い気持ちで見られるのがありがたいです。
「パラリンピックって何か」言葉で教えるより競技映像を見せて感じさせることを先にするのも悪くないと、このアニメを見て思いました。
また、子どもが障がいについて考える絵本と言ったらなんといってもこれ!!
相手のことを理解することはできない。
でも、相手を理解できないからって、その人に興味をもたないっていうのは違うんですよねきっと。
だから、相手のことを想像することは大切。
そんなもろもろのことを、「どんなかんじかなあ」という言葉に集約しているのが、この本のいいな~と思うところです。
なんだかまとまりのつかない文になってしまいました。
R1グランプリで娘が一番面白いと笑った浜田祐太郎さんが優勝し、その数日後パラリンピックがスタートしたこともあり、つらつらと書いてみました。
ちなみにこんなのもあります。
ブラインドサッカーの選手が感じているイメージをアニメで表現しているのが面白いですね。パラ陸上競技のとは対照的に語りが多いです。ブラインドサッカーの独自ルールが分かるように、物語の中で解説が盛り込まれています。