私が落語を聞くようになったのは、夫の影響で20歳を過ぎた頃でした。笑点を時々見る程度で、ほとんど落語に触れることなく大人になりました。そんなわけで、娘に落語なんて、、、と思っていたのですが、「にほんごであそぼ」をきっかけに、あれ?小さい子でも落語って楽しめるのかな?なんて思うようになりました。
そこで、娘が5歳の時に図書館で借りてみたのがこれ。
マンガなのが良かったですね。読めそうな噺だけかいつまんで読んでいました。娘がよく読んでいたのが、「目黒のさんま」や「まんじゅうこわい」。でも、やっぱり5歳の娘には難しく購入にはいたりませんでした。
6歳になり、森山京さんの作品など、幼年童話を読むようになりました。もう少し難しい本に挑戦させてみたいな~と思った頃、見つけたのがこれ。
じゅげむ―家族や長屋の人たちのお話 (ちびまる子ちゃんの落語)
- 作者: 土門トキオ,日本アニメーション
- 出版社/メーカー: 学研教育出版
- 発売日: 2010/07/01
- メディア: 単行本
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日曜の6時のちびまる子ちゃんを毎週楽しみにしている娘にとってこれは最適です。
落語の絵はさくらももこさんの絵ではないのですが、まるちゃんのショートストーリーが、”まくら”になっていてすごく読みやすいです。
特に、娘がゲラゲラ笑いながら読んでいるのがこれ!!
六巻全部買うのは家計的にイタイと思っていたのですが、これだけは買いました。この「けちくらべ」に寄せられているのは、おもしろい人たちの噺ばかり。特にゲラゲラ笑いまくったのが「てんしき」。知ったかぶりをする大人たちの様子が痛快に感じるのでしょうか。こんなに娘が笑うと思いませんでした。
落語って、大人のものだと思っていたのですが、そうでもないんですね。機会があれば娘を連れて寄席に行ってみたいものです。
いつもいろんなブログを楽しく拝見していますが、その中で落語に関する記事を書いていらっしゃる方がいたのでご紹介します。
大阪在住の方ならこのキッズプラザ大阪!いいですね。すごーく行ってみたいです。5歳でも行けるというのがいい!!shimausj.hatenablog.com
この記事を読んでから、近くでこういうイベントやってないかな~って探してしまいました。あいにく手頃なイベントがなく参加できていませんが、いつか娘を連れて行ってみたいです。
それにしても、「にほんごであそぼ」の効果が地味にじわりじわり効いているような気がします。「見せたい!」というこだわりがあったわけではなく、ただ見たい番組の暇つぶし的な位置づけだったのですが、5歳くらいから毎日みているのでよく分からない蓄積があるような気がします。「百人一首」や「落語」に興味をもてたのはにほんごであそぼのおかげです。
でもね、
夕方のEテレタイムの中で一番つまらないのは「にほんごであそぼ」なんだそうです。あんまり見たくないけど、これ見ないとジェイソン博士の工作見逃すから見るんだそうです。確かに、娘の言いたいことも分かります。
いい番組だと思いますし、好きな曲もあるのですが、子どもが自分からこれを見たいと思える感じがあまりしないんですよね。「みいつけた」「えいごであそぼ」「クックルン」は、見られない日には録画しても見たいというくせに、「にほんごであそぼ」はその仲間には入りません。この違いはなんなんでしょう。