娘が摘む花をどうするか?
前回の記事でお花つみについて書きました。
小さい花瓶に入れて食卓に飾ることもありますが、今回は押し花に挑戦しました。
ところが、、、うまくいかない。。。
牛乳パックの内側に貼られているフィルムが、熱で溶けるのを利用して押し花が作れるはずですが、どうもうまくいかない。。。こんな感じです。上手につくれたところをご紹介できればよかったのですが、今回はこういうやり方でうまくいかなかったという失敗例をレポートします。まだ、作り方を私がマスターしていないので今回は娘の出番はなしです。
用意したもの
- 牛乳パック
- トレーシングペーパーorティッシュ
- 新聞or雑誌
- はさみ
- アイロン
- 当て布用ハンカチ(ガーゼハンカチを使いました)
- 押し花用のお花
事前準備
- 牛乳パックを切って4枚の台紙をつくる。
- トレーシングペーパーを台紙より少し大きめに切る。
- 牛乳パックの端を少しもんで、写真のように印刷部分をはがす。
作り方A(牛乳パック+摘んだ花そのまま+トレぺ)
下の図の順に重ねてアイロン低温で定着させます
- こんな感じに重ねる
- 1の上にガーゼハンカチを重ねてアイロンでプレス。1分くらい。
- 仕上げに周りを切り落として出来たのがこれ!
知人から、摘んできた花そのままプレスしてできるよ!とアドバイスをいただいたのでそのままプレスしたら、、、、おおいぬのふぐりの葉っぱの水分が出てきたなくなってる~~。
ということで失敗。
作り方B(牛乳パック+プレスした花+トレぺ)
葉っぱの水分が出ているってことはあらかじめ水分をとばせばいい?と思って、こんなやり方をしてみました。
- アイロンを低温にし、野花だけをプレスする。(私は新聞に挟んでプレスしましたが、本当は白い紙か、ティッシュか、ハンカチに挟む方が絶対良いと思います。)
- 処理をほどこした牛乳パックにプレスした野花をセットし、あとは作り方Aと同じようにアイロンで牛乳パックと野花とトレぺを定着させる。やっぱりお花をきちんとプレスした方がやりやすい。
- 周りを切り取って出来上がったのがこれ
まあ、一見これでもよいかな?と思えるのですが、なんだか定着が甘い。すぐにはがれそうな感じだし、よく見ると2度にわたるアイロンプレスのせいでせっかくの緑の部分が黄色くなってしまいました。
作り方C(牛乳パック+プレスした花+ティッシュ)
定着が甘い感じがするのはトレぺのせいかな?と思って、今度はティッシュでコーティングする方法を試してみました。
- 野花をプレスするやり方は作り方Bと同じ。
- 最後に、ティッシュペーパーを1枚をのせてアイロンをあてました。(2枚重ねになっているのを1枚にして使いました。)
- まわりを切り取って出来たのはこんな感じです。
おっ見た目にも定着ぐあいも一番きれい??と思ったら、そこはやっぱりティッシュ。。。耐久性が弱い。ちょっと傷つけただけで表面のコーティングが破けました。
その他アイロンプレスで失敗した例
- タンポポは、新聞紙にくっついて、無残な形になってしまいました。。。
- 桜はこうなってしまいました。
悲しい。。。
気を付けたいアイロンの温度
そもそも、牛乳パックのフィルムは何度で溶けるのでしょうか。調べてみると、
110~120℃程度の温度のようです。
ポリエチレンは一般的に軟化温度が80℃~90℃で、溶融温度でも110℃~120℃程度ですので簡単にこの便利な特性が利用できます。
では、アイロンはどれくらいの温度なのでしょうか。どうやら、低温にセットすればよいようです。
低温(80℃~120℃)
低温といえど長い時間プレスするとやっぱりダメのようです。それに、当て布の当て方が悪いから焦げちゃったのかもしれません。ショックでした。
でも、牛乳パックのフィルムを溶かして好きなものを定着させるという技にはときめきを感じてしまいます。何か別のものでもやってみたい。
おわりに
やはり、適当に作っちゃいけませんね。アイロンで簡単にできるという話を聞いて、よく調べもせず挑戦してみました。見栄えを気にしなければ簡単でいいかもしれません。でも、押し花を作るのはもうちょっと丁寧にやった方がよさそうです。
それにしても、定着の良し悪しって、もしかしたら牛乳のメーカーによって違うのかな???今回使用したのは一番安い牛乳だからパックの質も実は悪い???なんてふと思ってしまいました。
こどもが摘んできた花を押し花にするのは私にとって良い思い出になりました。次はもっときれいに作ってあげたいものです。
*****
ちなみに、
牛乳パックを使ったしおりに満足できなかったので、ちょっと思いついた違うやり方も試してみました。
こんな感じ。(これも、空気が入っちゃって失敗してるんです。。。やっぱり、きれいに押し花をつくるのは重要ですね)記事にできるほど作り方がまとめられたらまたご紹介します。
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