昨年の今頃、習い事を始めるかどうか、悩んでいたことを思い出しました。
その時の自分に、こんな記事があればよかったな~ということを思い返しながらまとめました。
習い事をさせたいと思ったきっかけ
娘はもともと持病があるので、3年保育の幼稚園はあきらめ、2年保育の幼稚園に通わせることにしました。すると、、、、年少クラスのお年頃の娘をずーっと私一人で見ることとなります。友達を意識するようになった娘を引きこもりがちさせるのは得策じゃない。私も辛い。近所で遊ぶお友達もいますが、幼稚園に慣れるために何かしら集団に入るための練習をさせたいと思うようになりました。
本当は、児童館などが主催している幼児クラスなどに参加するだけでも良かったかもしれません。でも、それは集まる人数も多く娘は完全に引き気味でした。ひどいときは、泣いて脱走。この娘の姿を見て、急に不安になったのです。
そこで、
- 同じ年くらいのお子さんが集まる場所に行かせたい。
- 少人数に慣れさせたい。
- きちんと定期的に通い、顔なじみができる場所に行かせたい。
こんな気持ちがむくむくとわいてきたのです。習い事なんてまだまだ先。家計的にも習い事はなるだけ遅らせる気満々だったのですが、昨年の春、ついに、習い事をスタートすることにしました。
習い事を選ぶための基準
じゃあどんな習い事が娘にとってよいか。習い事で〇〇の力がつくということは全く期待していなくて、ただ単に、
- どれだけ楽しい時間を提供してくれるか!
- 娘が子どもの集団に慣れる、最適な環境は何か!
ということばかり考えていました。そこで、集団に慣れるやすさ、1年間の続けやすさという観点から習い事を一通りシュミレーションしてみると、
お恥ずかしながら、子どもが好きというより、値段・通いやすさ・少人数かどうかが、習い事選びの基準でした。その基準をすべてクリアしたのがヤマハ。(もし、近くにほかの音楽教室があればそこにしていたと思います。)
そこで、体験教室に参加すると、、、、、
今まで見たことのない娘のはしゃぎっぷり爆発でした。
もともと、歌うのは好きな子でしたが、ここまでテンションが高くなるのか??と親である私がびっくりするほど45分かけ抜けました。
それで、即決です。
つまり、ヤマハの体験教室が決め手になりました。なんでもやらせてみるものですね。
ヤマハに通ってよかったこと
娘は「おんがくなかよしコース」に入会しました。このコースでは、歌、リズム、クラッシク音楽の鑑賞などを、楽しみながら感じさせてくれます。そんなヤマハに通ってよかったことはこんな感じ↓
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■初めて”先生”と呼べる人と出会うことができた
いろいろなことを教えてくれる人は今までもたくさんいたけれど、名前をしっかり覚えて、この先生なら”楽しいことを教えてくれる”と実感できたことは初めてでした。習い事をすれば、誰でも出会うわけですが、ヤマハに入るまで集団生活をほとんど知らない娘にとって、この”先生”ができたのは幼稚園に入る前の練習としてとてもよかったと思っています。
■CD・DVDのおかげで休んでもついていける
ちょっとくらい休む分には問題ないのですが、さすがに1ヶ月休まなくてはならないと歌など忘れてしまいます。そんな時、CD・DVDは助かりました。さらに、休会制度があるので、長期にわたって休む必要があるときは金銭的にもありがたかった。(結局、全体の2/3くらいしか通えませんでしたが、私としては満足です。)
■音楽を聞いて踊る頻度が高くなった
ヤマハの曲に限らずですが、とにかく踊るようになりました。ヤマハに通わなくても音楽に合わせて踊る遊びをしたかもしれませんが、レッスンの影響は大きい。音楽を感じる遊びは、絶対私にはできない。先生はプロだなーと思いました。
■自分の絵を友達に見てもらう機会があった
「おんがくなかよしコース」では、お絵かきの宿題が時々あります。お絵かき好きの娘は、その宿題が大好きでした。先生や友達に見てもらってほめてもらう機会なんて、幼稚園に通わない限りありません。その機会を与えてあげられて感無量でした。
■鍵盤をひいてみたいと思う気持ちが芽生えた
今までほこりをかぶっていたおもちゃのピアノ鍵盤で遊ぶようになりました。めちゃめちゃにひくのですが、先生になったつもりでピアノを弾いて、生徒役にお人形さんを並べてヤマハごっこしている様子は面白い。
■名前を覚えるお友達ができた
教室内だけでのつながりですが、名前を憶えてお話しすることができるようになったのは私のねらい達成です。しかも、ちょっと距離があるというのもほどよい緊張感。よく遊ぶ友達のように、波長が合う友達じゃないお子さんの中にいることができるというのは何にもかえがたい経験でした。
■楽しいという気持ちを継続させることができたこと
レッスン45分間楽しむことを1年間継続できたことは、習ったかいがあります。また、1週間の中で一つでも楽しい予定が決まっているというのは、幼稚園に通わせていない母としてはありがたい。
■親も一緒に参加したこと
娘は昨年の4月頃、私から離れて知らない集団に入ることが苦手な子でした。児童館のイベントに行っても必ずどこか私に触れていないと落ち着かない様子でした。無理やり離そうとして激しく号泣。そのまま脱走するようなこともありました。そんな娘なので、そばにお母さんがいる状態で知らない友達と何かをするというのは、本当によかったと思います。いきなり母子分離を強制しなくてよかったと思います。
■私も楽しかった
我が子が楽しそうだとなんだかうれしいものです。それに、娘が充実した時間を送るために何をしたらよいか考える必要がないというのは楽です。もちろん、先生の技量にもよるのかもしれませんが、私も気持ちよく通うことができました。
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音楽的感性が育ったかどうかは全然わかりません。でも、娘は歌や踊りが好きなんだなということがよくわかりました。
1年間通ってみて
ただただ、娘が毎週ヤマハを楽しみにしていことだけがうれしくて付き添いました。体験教室で嬉しさを爆発した気持ちそのまま1年間を過ごすことができたのは本当に幸せです。でも、これも人それぞれ。いろんなお友達が入会してはやめていきました。習い事は合う合わないがあるもんだなと改めて実感します。娘がつまらなさそうだったらすぐにやめようと思ったのですが、毎回楽しみに通える習い事に偶然出会うことができてラッキーでした。
おわりに
一番の目的だった幼稚園という集団生活への適応具合はというと、、登園初日からあっさり一人で教室に入っていきました。振り向きもせず。あんなに母と離れるの嫌がっていた娘の姿が嘘のように思えます。成長を感じるとともに私の方が追いついていないことに気づかされました。
習い事をさせる一番の目的だった、集団に慣れさせることはどうやら達成されたようです。でも、ヤマハのおかげとは言い切れないようです(詳しくは次回)。
5月から幼児コースになります。踊りまくってた娘はこれからどうなるんだろう。ちゃんと鍵盤を弾くのかな。親としてはかなり不安です。習い事の目標が達成されたので、やめてもいいと思ったのですが、ヤマハの雰囲気が大好きな気持ちは変わりないので幼児コーススタートさせます。どうなることやら。
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おまけ
1歳の時におばあちゃんからプレゼントされたこのピアノ。実はほこりをかぶっていました。娘はこのピアノに興味がなかったのですが、ヤマハがスタートしたことでようやくすこしずつ遊ぶようになりました。でも、ほかのお人形さんやおままごとほど遊びません、、。ちなみに、このシリーズは辻井伸行さんが幼少の頃使用していたものと同じモデルだそうです。