みなさん、子どもは紙をびりびり自由に破いて遊べると思ってませんか?
私もそう思っていました。読んでいる新聞や、雑誌、など、びりびり破られて困った方も多いはず!
ところが、紙を自由にびりびり破くことは、赤ちゃんにとってはハードルが高く、手先が器用に動かせるようにならないとダメなんですね。
娘だけがそうかもしれないので、一般的にどうなのか?というのは怪しいのですが、2歳になったばかりの時に、新品の、ピカピカの、折り目一つついてない、普通ーーの折り紙を渡してみると、、、
紙が破れない、、、、、、、、
破れなくて、イライラして、結局ぐちゃぐちゃ、、、。
ぐちゃぐちゃになって折り目が付きまくった折り紙が一か所びりって破れたのを契機に、ようやく気持ちよく折り紙を破ることができたのです。
今まで、自由に一人で紙を破っていたと思っていたのは実は自分一人の力ではなくて、いろいろな助けを借りて破っていたんですね。
読んでいる新聞だったら、大人が抑えている手。雑誌だったら、紙を止めているホチキス。新聞の場合は上下に入れられている小さなギザギザもてがかりになるかもしれません。
今までさんざんいろいろな紙のいたずらをしてきた娘にとって、『こんな折り紙なんて朝飯前さ!!!私の手にかかればこんなの簡単・かんたん・カンタン』という自信が一気にくじけた瞬間を目撃し、笑ってしまいました。
自由に何もかも自分でやってきたつもりでも、実は気づかないいろんなものに助けてもらっていることがわかってよかったねー。と心でほくそ笑みながら、いやいや、私もそうかと気づかされる珍事件でした。