うさぎスマッシュ展 世界に触れる方法(デザイン)↓
東京都現代美術館|MUSEUM OF CONTEMPORARY ART TOKYO
に娘(2歳)と行ってきました。
いやいや期真っ只中の娘なので、展示作品を壊さないか、とても気を使いましたが、さすが、現代アート!!
感覚的に訴える作品に娘は夢中でした。
娘が特にはまっていた作品をいくつか紹介します。
シセル・トラース(1965年生まれ。ベルリン在住)
においをデザインするアーティスト。あらゆるにおいのサンプリング、分析、複製により、においがどのように解釈され、記憶や意味をつくるのかを問いかける
「においの風景_東京」と題してさまざまな東京のにおいを、自由に観客がかぐことができます。娘はこれにはまりました。二度とかぎたくないような怪しいにおいまでたくさんあるのですが、それらを時間の許す限り、ひたすら’くんくん’していました。家に帰ってからも、いろいろなものを‘くんくん‘かいでいました。
この作品の本当の意味は別のところにあるのですが、普段じゃなかなかできないにおい体験は娘にとって貴重でした。
レアンドロ・エルリッヒ《ロスト・ガーデン》
小さな庭を覗き込むと、、、、、のぞいている自分が鏡を通して見える。そんな作品です。最初は自分が写って見えるなんて思わないから、気づいた時にドキッとします。隣で見ていた人もどきっ!!!鏡越しに目があって、娘に手を振ってもらったのがうれしくて、娘もバイバイしていました。作品を通して全然知らない人と触れ合うことができるのは、現代アートならではという気がします。
↓に写真があります。
別世界への入口へ誘う展覧会「うさぎスマッシュ展 世界に触れる方法(デザイン)」 4 枚目の写真 | シネマカフェ cinemacafe.net
他にも、離れた二つの棒を触って動かすことを楽しんだり(デジタル時代の新しい触覚/石井裕)、地球儀を動かしてみたり(触れる地球/竹村真一)、ビデオ作品を見たりと、2歳の娘でも、充実した時間を過ごせました。私がじっくり見られないというジレンマもありましたが、行かないよりはましです。
小さい子がいると美術館は敬遠しがちですが、東京都現代美術館は小さい子でも楽しめる企画展を多くやっています。ベビーカーも借りられるし、授乳室もあります。天井の高い空間を歩けるだけで、子どもにとっては異世界に来たような気になるようです。あまり大きな声では言えませんが、上野や六本木の美術館よりすいているので子連れにはありがたい。それに、子どもの作品の感じ方を見るのはとても楽しいです。
飽きちゃったときは悲惨ですが、目の前が公園だから遊ばせて帰れます。もちろん、繊細な作品もあるので行く前にはリサーチが必要ですが、芸術の秋、お出かけスポットとして、家族で美術館もおすすめです!!
うさぎスマッシュ展は2014年1月14日まで開催していますよ!
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