4歳くらいから体全体を動かして遊ぶことが増えていて、ズボンの膝に穴が開くようになりました。遊具で遊ぶのが得意でない娘でさえそうなんだから、遊具大好きなお子さんだったらもっとズボンのダメージは大きそうですね。
本当ならデニム生地などにすれば”もち”がよさそうなものなんですが、娘は無印のレギンスがお気に入り。確かに、触り心地もよくはき心地も抜群で、娘にとっては他のレギンスの追随を許さないようです。他のお店のものを買っても結局はかない。。。。
チュニックスタイルをこよなく愛しているのでほとんど毎日履いているし、伸びがいいのでサイズアウトもなかなかしません。そんな優れもののの無印レギンス。
一点だけ難点が、、、、
穴が開きやすい。。。。
多少の穴でこの大好きなレギンスをさようならするのはもったいない。そこで、修復をすることにしました。
無印レギンスの修復方法
レギンスって伸びるからどうやって修復させるか悩みますよね。適当にやってみたら意外に簡単にできました。
▼こんな感じ
▼近くでみると、、、
▼裏から見ると、、、
修復の方法
- トレーナー生地か、厚手のニット生地を穴より大きめに丸く切る
- 生地をズボンの上において、しつけなどで仮止め
- 円の中心からぐるぐるバックステッチで刺繍
- 最後は、布と同じ生地でまつり縫い
ポイント
- ニット生地はほつれてくるのでまつり縫いは絶対必要です。逆に折り込まないことででてくる、ちょっとしたほつれがかわいい気がします。
- 刺繍糸の方がかわいいと思いますが、なかったら普通のミシンの糸3重ぐらいに束ねて刺繍し、あえて線の色を際立たせるのもいいかな~と思いました。
私のデニム修復方法
穴が開くのは娘のズボンだけじゃないんですよね。私のデニムも穴が開きまくりです。一緒にすべり台もするし、地べたに座ったり立ったりの頻度が高くなるので、すぐに穴が開きます。ダメージジーンズのように、カッコいい場所に穴が開いてくれればいいんですが、そういうわけもなく、お尻に穴が開いたりとなかなか恥ずかしい感じになっています。でも、子どもの遊びに付き合うジーンズにそんなにお金もかけたくないので、これも修復してみました。
▼完成はこんな感じ
▼近くで見ると、、、
▼裏から見ると、、、
修復の方法
- 穴より一回り大きめの別のジーンズ生地を適当に切る
- 裏からデニム生地を当ててしつけなどで仮止め
- 表からバックバックステッチで刺繍
いろんなやり方があると思いますが、今やりたいこととやらなくちゃならないことがたくさんあって忙しいのであまり時間をかけない方法でやってみました。作業時間は、娘とテレビを見ながら30分くらいです。
ミシンが使えればいいのですが、膝などはミシンが使えなかったので結局全部刺繍をしました。
写真を撮り忘れまししたが、実はこの方法ですでに5ヵ所も修復しています。今のところあまり違和感がないのでこのままはき続けますが、、、、色が褪せてきた。今度は色を染めてみよう~と画策しています。
BOROアートについて
さて、ちょっと話から変わりますが、ズボンの修復をやってみようと思ったきっかけはこの記事です。
日本各地に残る、古い布きれを繰り返しつぎはぎして出来たぼろ布「BORO」。
貧しくモノのない時代に、大切な布を長持ちさせるために手縫いで作られました。そこには忘れられつつある日本人の「こころ」が生きています。
作品にもよるんですが、ものすごーくきれいな刺繍で修復されていて、かっこよく感じるものもあるのです。興味のある方はぜひご覧ください。
ボロっていう言葉が、BOROという英単語として成立しているのが知らなくてびっくりしました。
▼これは海外のBOROPantsのサイトです
DGL | INSPIRING THE JAPANESE BORO PANTS - Studio - DENHAM the Jeanmaker
これを見たら、自分の「デニムも面白くなるかも?」と思いやってみたくなったのです。捨てる前にいろいろ刺繍で遊んでみよう。
子どもの相手を公園でするくらいならBOROズボンで十分だ!
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おまけ
ズボンの修復する時には、毎回このサイト見てしまいます。子どもの遊び服のリペア技って結構面白いんですよね。穴の部分を口にしたりとかアイデア次第でいろいろ楽しめます。今、時間がないのが残念です。