読み聞かせ素人なので今から書くアドバイスは全然的はずれかもしれないし、あんまり聞いたことのないので、子どもに悪影響だったらごめんなさい。もしくは、私があまりにも無知すぎて実はスタンダードな方法だったりして。でも、このアドバイスを1歳から実践した結果思わぬ嬉しい成果があらわれたので記録として残しておきます。
これは、私の知人から頂いたアドバイスです。
それは、、、、
絵本を読む前に
- タイトル
- 作者名
を必ず読むこと。
******
小学校の先生で国語科が専門の知り合いがいます。その方に教えてもらった方法です。でも、それは幼児向けというよりは小学生が音読するときの話です。「これするといいのよ~」という軽いアドバイスだったのですが、1歳から娘に読み聞かせをするときにどうも、その方の話が頭に残っていて、なんとなく続けてきました。
やり始めると、くせになってくるものです。娘も、違和感なくそれを受け入れていました。
そして、3歳後半にさしかかった時、、、
図書館で背表紙だけを見て、これ、「◯◯書いた人」だ~と自分で絵本を見つけるようになりました。例えば、これ「馬場のぼるの絵本だ~」と作者を認識するようになりました。または、シリーズが違う絵本でも「◯◯描いた人だ~」と分かるようになりました。
いまさらながら、その知人が言っていたことに合点がいきます。自分の好きな本を自分で探すための練習になるんですね。当時、娘はまだ字は読めませんでした。当然漢字も読めません。でも、なんとなく文字の形と画風で自分の好きな絵本を探しだしているんだと思います。とにかく、作者を意識させるということは良いことだな~。
「あーやり続けていてよかった~」と思っていました。
******
ところが!!
ここまで書いて、アップさせようと思ってたその時、
なんと、
私の読み聞かせ生活を根底から覆す記事を読んでしまいました。
それが、コレ↓
お話をするとき、絵本などは使いません。絵を見せながらお話をすると、子どもは自分の想像力を使うことができないからです。(中略)
シュタイナー幼稚園の先生たちは“素話”といって、本を見ずにお話を語ります。素話を聞く子どもたちは、耳から入った言葉だけを手がかりに、頭のなかで自由にイメージを描くことができます。想像力を駆使して、お話の世界に遊ぶことができるのです。
そもそも読み聞かせは現実と離れて物語の世界に引き込ませるもの(かも???)。とすると、作者名を意識付けるっていうのは現実の世界に踏みとどめてしまうものかもしれません。きゃー!!!
シュタイナー幼稚園の先生はすごいですね。私はそんなこととてもできないので絵本にこれからも頼ります。ただ、こういう育て方もあるんだ~と知ることは大切だなと思いました。ゆるりゆるりと真似できるところだけまねをしようと思います。
******
でも、やっぱり、題名と作者名読むのはやめられません。どうしてかっていうと、、、
私が作者名を覚えられないから!!
図書館で頭の中に作者が浮かぶと浮かばないとでは、本を選ぶスピードが全然違います。もともと暗記が苦手なのに出産してさらに忘れっぽくなりました。こんな私なので、読み聞かせの時に作者名を音読して名前を覚えると、結構便利だし、絵本を探すのが楽しくなります。
「読み聞かせで、題名&作者名を読む」ことは、娘にとってナイスかどうか分かりませんが、私にとってはナイスなアドバイスでした。
******
ちなみに、
モンテッソーリ教育では絵本はどう扱われているんだろうと調べてみると、こんな記事を発見しました。モンテッソーリ教育を取り入れていらっしゃる方のブログです。とても参考になりました。
絵本というキーワードで幼児教育を比べてみると結構面白いものですね。