ごっこ遊びをはぐくむのに必要だった、絵本。
気がつけば、絵本だけでなく、漫画、児童書からも物語のアイデアを広げるようになりました。
しかし、
娘は、児童書は嫌いではないけど、漫画の面白さには負けちゃいます。漫画が悪いとは思わないけれど、文章を読んで、物語を想像することもしてほしいという勝手な親心がむくむくと沸いてきます。それに、一気に読み終えるものではなく、日をまたいでじっくり読める本にも挑戦させたいな~と思っていました。
そんな時出会ったのがこの本
「オズの魔法使い」はいろんな出版社から出ていますが、私が買ったのは学研プラスの10歳までに読みたい世界名作シリーズのものです。
「10歳までに読みたい世界の名作」シリーズの魅力
今のところ、「オズのまほうつかい」を含め24冊出ています。
このシリーズの特徴は、
- イラストが最近のアニメっぽい。
- 登場人物の紹介イラストが、分かりやすく可愛い。
- 舞台背景など、全体の見取り図が分かりやすく描かれている。
- 昔から読み継がれている物語
ただ、イラストのインパクトが強いので、自分なりの登場人物をイメージしにくいという難点もあります。本当なら、文章からイメージを広げてほしいところですが、長い物語に初めて挑戦する娘にとってはちょうど良かったです。
この本をきっかけに、違う訳者のものを読むのも楽しい。新しい娘の好奇心の扉を開けてくれる本となりました。
「オズのまほうつかい」の魅力
そんなシリーズの中でも、「オズのまほうつかい」をセレクトした理由は、私が小学生の時に大好きだった物語だったからです。
東西南北に魔女がいて、
銀の靴には秘密があって、
エメラルドの都にいくには、
黄色のレンガの道があって、オズは、いろんなかたちに化けてて、、、
子どもの頃、物語のいろんなアイテムや景色を一人妄想して遊んでいました。
同じように、ごっこ遊びが好きな娘にはたまらない世界だと思いましたが、狙いはてきめんです!
最初は、1章ずつ夜寝る前に読み聞かせをスタートしました。すると、面白くなってきて、だんだん読む量もふえていき、しまいには、待ってられなくて一人で読むようになりました。読み終わった後も何度も繰り返し本を一人で読んでいます。
そして、エメラルドの都までの地図を描いたり、ドロシーの衣装を真似したりしていました。
魔法が好き お城が好き 地図が好き 冒険が好き ファンタジーの世界が好き
そんなお子さんにはいいかもしれませんね。
おわりに
児童書と、絵本と、漫画。現在はいろんなタイプの読み物を楽しんでいます。一人で読んだり読み聞かせをしたりといろいろです。
そういえば、図書館の読み聞かせスタッフの方がこんなことを言っていたのが思いだされます。
子どもが一人で読めるようになったからと言って、読み聞かせをやめないでください。
読み聞かせは、親と子のスキンシップの役割もありますが、それだけでなく、長い文章を読む力をつけるためには読み聞かせが有効だ、というようなことをおっしゃったいたような気がします。理由だけはうろ覚えでごめんなさい。でも、その教えを忠実に守り、今でも毎晩読み聞かせをしています。
一年生でこのシリーズが一人で読めるようになったことは何かしら効果があるのかな?と信じています。
今回は難しい本に挑戦させましたが、まだまだ絵本にも面白い名作がたくさんあります。これからも、面白い物語の世界にたくさん触れさせてあげたいなと思いました。
おまけ
ここからは、「オズのまほうつかい」にまつわる私の趣味の話です。適当に読みとばしてください。
行きたいと思いながら行きそびれているミュージカルがあります。
南の良い魔女「グリンダ」と西の魔女「エルファバ」とのお話です。魔法を学ぶ大学を舞台に、物語が進められます。
最初は、自分のオズの魔法使いの世界観が崩れるような気がして、あまり興味がもてなかったのですが、この曲を聴いて感動してしまいました。
Idiana Menzel(イディアナ・メンゼル)が歌っている「DefyingGravity」。この曲が本当に素晴らしい。ちなみに、イディアナ・メンゼルと言ったらこの曲の方が有名ですよね。
元はと言えば、Wickedでトニー賞を受賞された方。
イディアナ・メンゼルのエルファバが見たかった。
さらに、おまけついでにもう一つおまけ。
DefingGravityをカバーしたこの歌手の動画が、もう、鳥肌がたちまくりです。
映像はちょっと辛いかもしれませんが、歌は最高です。
彼は、パズドラのCMに出ていたアカペラグループPentatonix(ペンタトニックス)のメンバーです。Pentatonixは、オーディションの頃からyoutubeでずっと追いかけてきた大好きなグループ。素人YouTuber風情漂ってた彼らはいつの間にか超有名になっちゃいました。まだ学生だった無名のアーティストがスターになっていくのをほぼリアルタイムで見ていたので、とても思い入れがあります。
このエルファバ役をやっている、ミッチ・グラッシの声は奇跡的。緑色の方です。特に、4:45からがたまりません。高音続きのメロディーを情熱的に歌い上げます。そして、なんといっても 5:56。もはや、女性の音域ではないでしょうか。
Pentatonixは素敵な曲たくさんありますが、ミッチ・グラッシが歌う曲の中ではこれが一番好きかも。と、いっても、これは、youtubeで遊んでいるだけの録音です。それもまたすごい。20代前半のこの年齢だからこその美声。今後、年齢を重ねたらこんな風にはきっと歌えないでしょう貴重な映像です。
この動画を見て、ミッチの声は生で”今”聞かなきゃいけない!!と思い、数年前Pentatonix日本初単独ライブの時には最前列で聞いてきました。まだ若いアーティストなので、どうか喉をつぶさずいてほしい。
Pentatonixはこんなアカペラグループです。
▼マイケルジャクソンのカバー
▼DaftPank の 「one more time」カバー。これが、一気にメジャーになるきっかけだったと思います。
Pentatonix - Daft Punk - YouTube
▼オズの魔法使いのショートムービーも作っています。
ずいぶん話がそれましたが、
Wicked。「オズのまほうつかい」のサブストーリー。
いつか、行きたい。
Pentatonixのライブもまた行きたい。
こういう趣味の話しができる人がまわりにいなくて、時々、一人勝手に放出して満足しています。
ブログのテーマとはちょっとずれるので、あくまでおまけということで。