こどものあそび観察日記

こどもの充実した時間とはなんぞや!?

いつ、”お父さん役”がごっこ遊びに登場するのか?

前回、ごっこ遊びについて振り返りましたが、そもそも、「いつ、お父さんキャラがごっこ遊びに登場したのか?」ということが気になって、過去の記録をひっくり返してみていたのです。 

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我が家の場合、主な保育者は母である私です。そのため、お母さん的なキャラが多くなるのはしかたがありません。でも、同居しているお父さんのキャラはなかなか現れません。最初に、お母さん役。次に”子ども役”。そして、”定員さん・先生役”。

一緒に暮らすお父さんキャラは、ごっこ遊びにはなかなか登場しないのです。

そこで、

いつ、お父さんキャラがごっこ遊びに登場するのか。

どうして、お父さんキャラはごっこ遊びへの登場に時間がかかったのか。

を、過去の記事や自分のメモから振り返って考えてみました。 

お父さんキャラがごっこ遊びに登場する時

娘のごっこ遊びにはお父さんキャラは不要なのかな??と思っていた時に、突如登場しました、その時の娘の年齢は、なんと4歳後半

お母さん役や、子ども役が登場したのが2歳だったことを思うと、遅い!!

4歳になり、この▼ぬいぐるみで遊ぶようになりました。商品名は「こむぎ」くん。女子っぽくない風貌から娘は男の子キャラとして登場させていました。そして、いつの間にかネクタイを締めさせたり、鞄を持たせたりして、気が付いたら「この子はねお父さんなの」と驚きの発言をしました。2歳から比べると4歳ではかなり複雑な物語をお人形さんごっこで形成しているので、登場人物(人形)も多くなります。その時、お父さんキャラは物語のスケールを大きくするのに重要な役目を果たしていました。

*写真をクリックするとAmazonの商品ページに移動します。

こむぎ

5歳になったころには、このお父さんの人間関係も広がってきました。

 

娘:「このお父さんは毎日会社に行って、パソコンパチパチしてお仕事しているの。で、社長さんと仲良しなんだよ。」

私:「へえー、社長さんは誰なの?」

娘:「トトロくんだよ」

スタジオジブリ となりのトトロ ふかふか 大トトロ M ぬいぐるみ 高さ24cm

私「そ、そ、そうなんだ。。。」

 

この、こむぎくんとトトロくんを使って、お父さんの世界を想像して遊んでいます。確かにこの2匹ともお腹が”ぽこん”と出ていて、なんだか似ています。(我が家のお父さんは、こんなにお腹はでてませんが。)「トトロ」の物語を全部無視した娘ワールドにこの「トトロ」くんは使われています。

そして、こむぎくんを用いて、

酔っぱらってるお父さん、

グーグー寝ているお父さん、

新聞を読んでいるお父さん、

社長に気をつかうお父さん

を演じさせています。

6歳現在も、この二人を使って様々な冒険をしていその様子を聞くのはなかなか面白いのですが、夫曰く、やめてくれ~とのこと。確かに、お父さんの姿を忠実に再現しています。

幼稚園では、お友達の男の子にお願いしてお父さん役をやってもらっているようです。

どうして、お父さん役は”ごっこ遊び”への登場に時間がかかったのか

ごっこ遊びに登場しないからといって、お父さんとの関係が悪いわけではありません。むしろ、お父さんが大好きすぎてまとわりついています。

でも、一緒にご飯が食べられるのは、週に3,4回くらいでしょうか。そんなレアキャラだからこそ、お父さんと遊べる時間が待ち遠しいらしく、お父さんと過ごす時間を至福の時としています。それは、2歳くらいからあまり変わりません。なのに、待てども待てどもお父さん役のキャラは娘のごっこ遊びには登場しません。

お母さん役や、お店の店員さん、お医者さんは、かなり初期から登場しているのに対し、お父さん役の登場が遅いことには不思議に思います。

この理由を私なりに考えてみたのですが、”うちのお父さんの日常”が、ごっこ遊びとして魅力を感じなかったからではないのかな~と思っています。お父さんが着ているスーツは、かわいくない。パソコンだって面白くない。お料理や、注射の真似の方が面白い。

 

最初、お父さんが不在な日が多いので、存在感が薄いからかもと考えました。けれど、娘の場合、断然お医者さんの方が、お父さんと接する時間が少ないです。となると、触れ合う時間が少ないからごっこ遊びへの登場が遅いという説明は成り立ちません。

また、お父さんは大好きだけれど、お医者さんは痛いことをするからあまり好きな存在ではありません。でも、注射ごっこは大好き。

それらのことを鑑みると、やはり、活動に魅力があるかないかで、登場するキャラが決まってくるのではないか、愛情を与える人がごっこ遊びにキャラとして登場するとは限らないのではないかといろいろ想像してしまいました。

つまり、お父さんキャラが登場するのが遅かったのは、我が家のお父さんの日常生活が、”面白そう”と気づくまでに時間がかかったからではないかと思いました。

お父さんの日常に興味をもったきっかけは何か?

じゃあ、お父さんの日常に興味をもったきっかけは何でしょう?

もしかして、これかもしれません。▼

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お父さんのパソコンに興味をもち、「パソコンってお仕事をするための道具なんだ」と気づいた時、やっとお父さんキャラが登場したように思います。

そういえば、こんなもの▼を作っていたのも4歳でした。 鞄の中には、スマホと財布が入っていました。

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夫は料理などの家事が信じられないほど苦手で、私がすべて担っています。娘にとって魅力的なお料理や洗濯という活動を夫が全くしていないので、お父さんキャラが必要がなく、登場が遅かったのかもしれません。日常的に、家事をしているお父さんのご家庭だったら、もっと早い段階で登場しているのかも。

娘の場合、仕事中心のお父さんの生活に興味がもてるようになるには、視野が広がる4歳まで待たなくてはいけなかったのかも。そんなことを一人でぼんやり考えていました。

おわりに

2歳からスタートしたごっこ遊び、徐々に物語が複雑になり使うアイテムも広がり、友達と楽しく過ごす重要な遊びに変わっていきました。でも、あまりにも当たり前にごっこ遊びで毎日過ごしているので、しっかり記録していなかったことが悔やまれます

ごっこ遊びのやり方はお子さんによって全然違いますよね。私は、お友達のママからお子さんのごっこ遊びの様子を聞くのが大好きです。特に、男の子は娘と全然違う遊び方をするので、ほんとに楽しい。車や電車が擬人化していたり、自分がそれ自身になっていたりして驚かされます。戦隊・仮面ライダーごっこで、お母さんも招集される話もつい笑ってしまいます。

いろんなお子さんのごっこ遊びの記録、これからも見に行きたいと思います。もし、この記事を読んでごっこ遊びに関するエントリーを書かれた方いましたら、コメント欄で教えてください。喜んで見に行きます。

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参考

このエントリーを書こうと思うきっかけとなった絵本です。

この本は、文字がなくお父さんの毎日の様子を絵だけで淡々と表しています。昭和59年に出版されているので、描かれている会社の風景も今のものと全然違います。タバコがあったり電話がダイヤル式だったり。でも、娘が探すのはお父さんだけ。「朝、満員電車に揺られて会社に行ってるんだな。あっ会社に到着した。夜お酒を飲んでるね~。」など、普遍的な都市型サラリーマンの日常を初めて娘が知る機会となりました。娘が想像しているおとうさんの世界が身近に感じられて良かったなと思いました。

 

もうすぐ父の日。娘は「もうすぐ父の日だね。父の日には、私がお父さんにおにぎりを作ってあげる」などと、声高らかに宣言していました。母の日は完全に忘れられていたことを思うと、気合の入れ方が全然違うのはちょっと悔しいです。

おとうさん

おとうさん