こどものあそび観察日記

こどもの充実した時間とはなんぞや!?

娘のひみつ道具・傑作選(6歳)

最近、娘の工作熱が盛り上がり、毎日せっせと何かしら作り続け、それらに毎回笑わせられている親バカです。しかもありえないものばかり。どうやらそれらは娘の”ひみつ道具”らしい。そこで、今回は娘が作ったものの中で面白かったものを5つ記録しておきます。

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NO1みらいのくすり

【全体】

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【薬の中身】

実はこれ、二枚重ねになっていて、上のデコラティブな紙をめくると、下はこんな感じ。この機械が上層部の薬に様々な作用を施す。

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【薬のパーツ】

なぜか粘土が詰め込まれている。

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シガレットタイプの薬は全部取り外し可。タバコというかリップのようにして薬を摂取するらしい。

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***

なんの作用に効くのか全く分からないけれど、時々「薬を飲まなきゃ」と、一人で摂取している「ふり」をする。

NO2オルゴールミキサー

【全体】

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なんで紙テープが×になっているのかは不明。下の筒がオルゴールの心臓部の回る芯であることを思うと、オルゴールの中身をイメージした装飾か?

うーん作品を読み解くことができない。

【こだわりのボタン】

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イラストボタンは、「ここたま」ボタン。「ここたま」の音楽が流れるのかと思ったら、いろんな曲が流れるら。

こだわりの青色ボタン。このボタンを押すと音が変化する。左のボタンを押すと、娘が小さく歌い、左のボタンを押すと、でかい声で歌う。

***

オルゴールとはいっても拡声器のように使って遊ぶおもちゃ。「ここたま」に限らず好きな歌をこの装置を持ちながら歌いまくる。ちょっと迷惑でおばかな機械。

NO3みらいカメラ

【全体】

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きれいに貼った黄色の紙は、ただの飾り。

【レンズ部分】

f:id:hipopocroco:20180125222736j:plain黄緑の丸を装飾してちょっとおしゃれにしてるつもり。

***

このカメラで、人の数分先の未来が見られる。寝ているお父さんをカメラからのぞくと、何分後に起きるか分かる(ほんとか??)。

この作品はいたくお気に入りで、私はいろんな場面で激写される。

NO4季節のむしさがしマシーン

 【全体図】

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モールで作られたアンテナは、季節ごとに色分けされている。青が冬、オレンジが秋、黄色が夏、赤が春。この作品をもってボタンを押すと、虫を発見してくれる。

***

ちなみに、娘は虫が大好きというわけではない。おそらく、このアンテナは、ドラゴンボールの「界王様」のアンテナから着想したと思われる。

NO5よいものはっけんき

【全体】 

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三角が操作ボタンらしいが、操作方法は私には全く分からない。

 【横】

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丸いボタンが左右両方についている。

***

この三角ボタンを押すと、娘が欲する「よいもの」が見つかる。「おやつはどこ」「布団はどこ」「漫画はどこ」もともと知っているものばかりだが、知らなことを前提とした想像のおもちゃらしい。

おわりに~工作熱の原因

今までも工作はしてきましたが、突然盛りあがったその原因はこの本のせいだと思います。 

ドラえもん最新ひみつ道具大事典 (ビッグ・コロタン)

ドラえもん最新ひみつ道具大事典 (ビッグ・コロタン)

 

藤子F不二雄先生は偉大です。この本が我が家に来てから工作熱が高まりました。もともとドラえもん大好きな子だったので、ひみつ道具を自分でも作りたいという気持ちに火をつけてくれました。

ちなみに、藤子F不二雄先生のアシスタントをしていた、むぎわらしんたろうさんが描いたこの漫画▼ 

こちらに、藤子F.不二雄先生は、多くの、映画・本・演劇を見ていたことが書かれています。

印象に残ったのが、むぎわらしんたろうさんに向けていったこの言葉。

漫画を描くなら自分の好きな世界だけでなく、たくさんの世界を見て刺激を受けなさい!!

ドラえもん物語 ~藤子・F・不二雄先生の背中~ (てんとう虫コミックススペシャル)/むぎわらしんたろう(p55)

当たり前と言えば当たり前なんですが、ついつい、好きなものばかりに流れ、狭い世界の中で満足してしまいがちです。それは、子どもだけでなく私もそう。ああ、子育てやらなんやらに忙しいって言ってないで、もっといろんなものに触れたいし、子どもにも触れさせたいな~と改めて思いました。

 

それにしても、この漫画は、子どものお小遣いでも買える602円+税と低価格ですが、値段以上の価値があります。むぎわらさんの藤子先生に対する回想記ですが、成功を収めた後から晩年までの第一線で活躍された藤子不二雄先生の真実に迫る貴重な記録です。子ども向けに描かれているいるので、全部ルビがふられています。小さな子どもでも読めます。子ども向けだからこそ短いので大人が読むと物足りないかもしれませんが、むぎわらさんの熱い思いは伝わります。

幼い頃、ドラえもんをはじめとする、藤子F不二雄作品に夢中になった方は目頭を押さえずにはいられないと思います。