家に固定電話がないご家庭が増えてきました。友達と話していると、「引っ越しを機になくしちゃったよ~」なんていう話はよく聞きます。私の友達の周りがそうなっているだけなのかもしれませんが。なので、この記事が後世に役に立つとはとても思えないのですが、子どもが一人で電話をかけられて感慨深いものがあったので記録します。
どんな風に電話をするかというと、、、
記事するにもあほらしい、簡単なことです。
固定電話から
一人で
お父さんやお母さんの
スマホに電話をして
お話をすること。
ところが、そのアホらしいと思うことは娘にとってワクワクすることでした。
まず、間違えずに電話番号を押すことがどれだけ難しいか!
今回は、電話遊びを振りかえりつつ、一人で電話ができるようになるまでのあゆみを振り返りたいと思います。
電話番号を押す練習
■2歳~ おもちゃの電話であそぶ
2歳で、すでに自分の携帯を持っていました。おもちゃですけど。そのボタンを押す行為に夢中になっていました。でも、今じゃおもちゃもスマホですね。
数字が完全に理解できないとボタンは押せないのでしばらくはおもちゃの電話で遊んでいました。
■3・4歳 電話ごっこで遊ぶ
いろいろなものを使って、電話をごっこ。
耳にあてられるちょうど良いものはなんでも電話になっていました。面白かったのは、ポイントカードや、はがきなどのペラペラの紙でも電話ごっこのアイテムになっていたこと。音が響くので面白かったんでしょうね。
■5歳 実際に電話を使い始める
数字が読めるようになったら、おばあちゃんの家に、自分で番号を押して電話をする練習を、スタートさせました。
それがもう、びっくりするほど間違えまくりです。絶対横についていないと間違い電話になります。私が数字を読み上げて娘が必死で押していました。
電話って、テンポよく順番に番号を押さないとつながらないんですよね。娘と電話をするまで気づきませんでした。「えーと何番だっけ??」なんて迷っていると、「つーつーツー」音となり、つながりません。その、テンポよく番号を押すことが幼児にはめちゃめちゃ難しいんです。(うちの子だけかもしれませんが)
でも、自分で押しておばあちゃんに電話がつながると感激です。おばあちゃんも、第一声が私の「もしもし」ではなく孫の「おばあちゃん!!」から始まる可愛い声にはとても感激のようです。そのまま私をほったらかして祖父母と孫だけで電話でお話を続けていました。もし、おじいちゃんおばあちゃんが協力的なら、その間に家事ができて助かります。
固定電話からスマホに電話をかけて遊ぶ
6歳になり、ついに、番号もスムースに押せるようになってきました。そこで、いよいよ一人で電話をかけます。相手は私のスマホ。
私の電話番号を紙に渡して、これを押すように命じます。
最初は、横に付き添ってきっちり見守ります。
ちゃんとつながるようになったら、私は別室で娘からの電話を待ちます。
つながってみると、大歓声!一人で電話をかけられた達成感と自信でいっぱいです。
こんな小さなことですが、結構盛り上がります。
慣れてきたら、お父さんにも電話です。
隣の部屋にいるのに、お父さんにわざわざ電話をして、「お父さんご飯だよ」なんて、教えるのが楽しいようです。
おわりに
「OKGoogle」も楽しいです。私のスマホを使って遊んでいます。
「OKGoogle ○○教えて」で、いろんなことをしてくれるので、電話番号を入力しなくてもスマホさえあれば子どもでも簡単に電話ができます。それに、友人は、ほとんどラインで連絡をするので電話すらしません。
もう、電話番号なんて覚えなくてもよい時代になっています。
でも、子どもには、両親の電話番号は完璧に暗記させて、どの電話からでも自分でかけられるようにさせたいな~と思っています。今はまだ番号を見ながら押していますが、完璧に暗記させたいな~と思っています。キッズ携帯を持たせてもいいし、平常時はそんな必要はないかもしれませんが、何かあった時のために。