こどものあそび観察日記

こどもの充実した時間とはなんぞや!?

国旗のメモリーゲームでどう遊ぶ?~国旗から世界に興味をもつ(5歳)

前回、こんな記事を書きました。 

hipopocroco.hatenadiary.com

せっかく作ったのだから、遊ばなかったら悲しい~と思っていたのですが、この国旗のメモリーゲーム(神経衰弱)はたくさん遊んでくれて嬉しい限りです。

今回はこの国旗のゲームでどう遊んだかレポートします。

モリーゲームでどう遊ぶ?

最初は、20組40枚からスタートさせ現在では40組80枚の国旗でメモリーゲームをしています。54枚のトランプと比べるとはるかに難しいのですが、慣れてくると80枚くらいだったら15分程度で1回戦を終えられます。2回戦をやるときは、カードを変えて違う国の国旗で遊びます。そうすることで、1回目のカードの置き場所と混同せず新鮮な気持ちでできるのは発見でした。さすがに、80組160枚全部を使った神経衰弱は大人でも難しいのですが、いつかできるようになる日が来るかもしれません。今はこのメモリーゲームにはまっているので、夕食後2回戦くらいやるのが定番の遊びになっています。

今のところ、勝率は私が一番ですが、いつ追い越されることか。

国旗から世界に興味をもつ

国旗のメモリーゲームを作ろうと思ったのは、知育的な目的というより、たくさん絵があって色もきれいなのでなんだか楽しそうという好奇心からです。なので、カードにのせたのは国旗と国の名前だけ。ところが、何回もやっていくうちに、この国はどこなんだろう?という興味がわいてきたようです。もともと、ニャンちゅうワールド放送局は大好きで毎回見ていました。今まで国ってなんだろう?と漠然としていたものが、国旗のメモリーゲームをすることで結びつつあります。

www.nhk.or.jp

せっかく、世界に興味がわいてきたので、こんなのを見せてみました。

長靴をはいた猫 80日間世界一周 [DVD]

長靴をはいた猫 80日間世界一周 [DVD]

 

これは、ジュール・ベルヌ八十日間世界一周をベースにした物語です。以前、長靴をはいた猫を見せて夢中になっていたので、同じくペロが主人公のこの映画は喜んで見ていました。登場する国の名前などの説明はなく、各国の人々の様子や文化がアニメ映像で紹介されていきます。いちいち娘に「これはどこの国?」と聞かれ、世界一周のルートを地図で追うようになりました。若い頃、ジュール・ベルヌ十五少年漂流記 (新潮文庫)読みましたが、八十日間世界一周は読んだことがありませんでした。大人の私も改めて読んでみたいと思うような映画でした。

現在使っている地図

正確にいうと、現在わが家にある地図はもう販売停止になっています。その代わり、新しいデザインのバージョンが販売されていたので紹介します。

*画像はAmazonのページにリンクされています。

スクリーンマップ 世界全図 卓上版 (ポスター 地図 | マップル)

スクリーンマップ 世界全図 卓上版 (ポスター 地図 | マップル)

旺文社から出ている世界全図。もともと、私が世界の文化を紹介するテレビが好きで、結婚当初から壁に貼っているものです。(MBSで毎週土曜の朝に放送されていた「世界の朝ごはん」大好きだったな~。楽しみにしていたのに終わってしまった。)

子ども向けのものを買ってあげた方がいいような気がするのですが、私が面白くない。やっぱり、主要都市や電車の路線がのっているこの地図が好き。友達が旅行したときなども、この地図をもとに話に花が開きます。

八十日間世界一周を見せたあと、この地図を使って主人公ペロ軌跡を娘と一緒にたどりました。大人用だと思っていたのですが、子どもって細かいものを見るのが好きなんですね。最近、地図をながめる時間が増えてきました。そういえば、友人のお子さんは路線バスの経路図を見つめてると言ってました。子ども向けのものばかりでなく、大人のものを与えるのもいいですね。でも、いつか子ども向けの国の形がはっきりしてる地図も買ってあげた方がいいのかな。

そんなある日、こんなことをしていました。

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国旗を真似して作って、地図に貼ってました。

その国旗と地図に書かれている国を結びつけて遊んでいるようです。この発想には驚かされました。ちなみに、このポスタータイプの地図は表面のコーティングもわりとしっかりしているので、長時間放置しなければセロハンテープもきれいにはがれます。

確かに、国旗って国の威信をかけて考えに考え抜かれたデザインですよね。この色の配色の美しさに子どもが惹かれるのは当然といえば当然ですね。いつか、「どうして”リア””スタン”で終わる国の名前が多いの?」とか、「赤色に星がついてる国が多いな~」なんて、気づいてくれたら嬉しい。「イギリスの国旗のデザインがいっぱいあるのはなんで?」なんていうところまで疑問をもてるようになったら世界史も楽しめそう。

おわりに

思いつきと勢いで国旗のメモリーゲームを作りましたが、作って良かったと思います。こんなに遊んでこんなに興味が広がるのはありがたい。娘はめちゃめちゃはまりましたが、この遊びも好き嫌いがはっきり分かれるような気がします。すべてのお子さんが楽しいと思えるかどうかは疑問ですが、国旗にはまるお子さんは一定数いるような気がします。

先日、夫と娘に「全部の国の国旗作って!」とリクエストされてしまいました。外務省のページを見ると、、、

196か国です。これは,現在,日本が承認している国の数である195か国に日本を加えた数です。最近では,ニウエ(2015年5月15日),南スーダン(2011年7月9日)及びクック諸島(2011年3月25日)を承認しました。

世界の国数 | 外務省

なんと、、同じ工程をもう一回やるということか。ちょっと面倒だな。気が向いたらつくってみよう。

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おまけ

「世界の朝ごはん」まだメニュー残っていました。これ、また復活してくれないかな。娘もまだかなり小さい頃でしたが、一緒に見ていました。料理工程の映像って惹かれますよね。

www.mbs.jp

国旗を描くのに使っているのはこのペン。

ぺんてる サインペン  S520-8  8色セット

ぺんてる サインペン S520-8 8色セット

 

娘のお絵かきには必需品です。お部屋や家具にらくがきすることもなくなったので、このペンを愛用しています。何回買ったかもう分からないほど買いました。今思えば、地図の絵を描き始めたのも、ペンを買い換えた時でした。ちゃんとインクの出るペンを用意してあげるだけで、やる気が全然違うんでしょうね。