こどものあそび観察日記

こどもの充実した時間とはなんぞや!?

【プール】スイミングスクールに通わず「けのび」ができるようになるのか?

娘をスイミングスクールに通わせません。

正確にいうと、通えません。

持病があり、体調管理がデリケートなのです。プールに入れる日と入れない日のムラが激しいので、定期的に通わなければならないスイミングスクールは無理だと諦めています。さらに、同じ理由から小学校になってからのプールの授業も、出席できる日の方が少ないのではないかと不安に感じています。園のプールも今年は一度も入ることができませんでした。「水泳なんて、できなくてもいいさ」と開きなおればいいのですが、25mくらいは泳げるようになって欲しいのは親心です。

夫は「泳げなくったっていいじゃん、体の方が大事。」といいますが、「調子がいい日だってあるじゃん」と思うと、私は諦められません。

 

娘の場合、調子がよいタイミングさえねらえばプールに入れる。

ならば、その調子の良いときを見計らって私が教えられないか??

 

と、無謀なことを考えるようになりました。

私は、小学校の時は平泳ぎなら50m以上泳げましたがクロールは苦手で25mくらいしか泳げなかった気がします。学校で習っただけでスイミングに通った経験はありませんし、大人になってプールに行く習慣はありません。そんな私が教えられるのでしょうか。不安でいっぱいですが、「どう考えても娘を泳げるようにするには私が教えるしかない。」という強い思い込みが頭から離れられません。そこで、その強い思い込みと勢いで挑戦してみることにしました。

小学校までの水泳の時間を計算してみる

教え方の問題もあると思いますが、水に慣れるには一定時間プールに通わないと泳げないんじゃないかと思っています。ならば、どれくらいプールに行くことを目標にすればよいかを知るために、小学校で年間どれくらい水泳の授業があるのか、小学校時代の自分がどれだけ泳いで遊ぶ時間を過ごしてきたかをざっくり計算することにしました。

小学校では年間どれくらいプールに入るのか?

文部科学省から出版されている水泳の手引き(p31~33)をみると、、、

 

水泳の授業‥‥ 10時間×6年間=60時間

夏休みプール‥‥10時間×6時間=60時間

 

つまり、学校では

最大120時間

くらいはプールに入るのではないでしょうか。

 

*体育の専門ではないので違っていたら教えてください。

*夏休みプールの回数は自治体によって異なります。この値は近所の小学校に通うお友達のお母さんに聞きました。

自分の水泳に費やした時間を計算してみる

スイミングに行かずに泳げるようになったのは、夏休みに毎日川で遊んでいたからだと思います。(田舎育ちなので、夏休みは基本川で泳いでいました)

 

少なめに見積もって、夏休みは20日間、1時間くらいは水に入ったとして、、、 

夏休みの水泳‥‥1時間×20日×6年(小学校6年間)=120時間

 

それに、学校でのプールの授業時間数をたすと、、、

120時間(夏休みの水泳)+60時間(水泳の授業)=180時間

 

最低180時間

小学校で泳いでいた計算です。

小学校ではどれくらい泳げることを目標にしているのか

水泳の手引きによると、次のようにねらいが書かれています。

小学校1・2年 水遊び・水慣れ・楽しい活動

小学校3・4年 泳ぐ運動・呼吸をともない水中を進む

小学校5・6年 泳法の学習(クロール・平泳ぎ)

水泳の手引き/文部科学省(P6 図4より)

つまり、小学校を卒業するまでに、クロール・平泳ぎができればまあいいかな??というレベルです。実際は多くのお子さんがスイミングスクールに通っているので、このねらいより断然レベルは高いような気がします。25m泳げなければ本人としては劣等感を感じまくることは仕方がないでしょう。

でも、同じ病気のお子さんがプールに入ることをためらっていることを思えば、もし、娘が25m泳げるようになったらわが家では祝杯をあげたいほど喜ばしいことです。

小学校を卒業するまでに通うプールの目標回数

回数が多ければ泳げるようになるか??という疑問もありますが、自分がしっかり教えてもらった記憶がほとんどなく、川やプールで遊ぶのが楽しい!!という気持ちだけで泳げるようになった気がするので、楽しい気持ちをたくさん子どもに残せばなんとかなる??と思うようになったのです。

現在年中の娘が小学校を卒業するまでに年間どれだけプールに行けばよいか?

先ほど計算したプールの時間数を振り返ると、

学校のプール時間数・・・・・120時間

私が泳いできた時間数・・・・・180時間

25m泳げるようになれば良いと思っているので、小学校を卒業するまでに

120回プールに通えばなんとかなる?

今からスタートすれば、

年に17回程度

これだけ通えれば何とかなるような気がしてきました。つまり、

月に2,3回行けばこの目標値に達することになります。

この値は現在の娘にとって超ハードルが高い。無理をせず、行ける日を逃さないように通ってみたいと思います。

娘の水泳の目標

夢は大きく、小学校卒業するまでに、

平泳ぎ・クロールで25m泳げるようにさせる!!

と高らかに宣言したいところですが、、、私は学校以外で水泳をちゃんと習った経験がないので自信がありませんし、娘の調子の良さがどれくらい続くか分からないので、

まずはひかえめに

けのびをできるようにする!

を目標に親子で挑戦してみようと思います。

このブログでも、プールで水遊びを行いながらけのびができる様子までを記録していきたいと思います。でも、現在まだ水に潜ることさえできていないので、けのびができるようになるのは、2年後か、3年後かな~と思っています。長くかかるのは、仕方がない、他のお子さんと比べても仕方がないので、のんびりやっていくつもりです。

おわりに

幼い子の水泳指導は水遊びからと聞きます。それは、このブログテーマとも一致するので、プールでどんな遊び方をして、どれくらいの期間でけのびができるようになったかを記事にしてみたいと思います。もし、できなかったら、、、そっとしておいてください。熱血水泳指導方法ではなく、楽しい水遊びの方法を探していろいろ試してみたいと思います。

こんなにいろいろ考えてたのに、大きくなったら水泳の授業も普通に行けるじゃん!なんていう日が来ればいいな~。そんな日が来るまで、体調に合わせて少しずつ通ってみたいと思います。のんびり通わせるつもりなので水泳の記事ものんびり投稿しようと思います。

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 参考リンク

▼この手引きPDFになっているのでダウンロードしてみることができます。カラーの写真入りで思いのほか丁寧に書かれていてびっくりしました。ただ、集団でできる水遊びと二人でできる水遊びは違うんですよね。そこが難しい。 

学校体育実技指導資料第4集「水泳指導の手引(三訂版)」:文部科学省