この本をご存知でしょうか？
ある朝、まみこは玄関で歌を歌って学校へ行きます。
「おかあさん、きょうはなんのひだかしってるの？しーらないの、しらないの、しらなきゃ かいだん 三だんめ」
おかあさんは階段の三段目に手紙を見つけます。
「ケーキのはこを ごらんなさい」
まみこがおかあさんに仕掛けた手紙探し遊び。
おかあさんは次々に手紙を見つけ、さらに会社にいるお父さんのポケットにも手紙が入っています。
お父さんとお母さんの結婚記念日。この手紙遊びには素敵な結末が待っています。
両親の結婚記念日をめぐって、親と子の間に流れる暖かい心づかいが、謎ときふうなストーリーと、やわらかく、心配りのいきとどいた絵で描かれた創作絵本。
主人公が、お母さんに部屋の中の手紙探し（宝探し）ゲームをさせるような絵本です。
娘はこの本が大好きでなんども読んできました。そして、突然、これと同じ遊びをはじめました。多分、ようやく長い文章が書ける（？）ようになったせいだと思います。
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娘：お母さん見ないで！！こっち来ないで～！！
としばらく、ごそごそしていると、
娘：できた！！このお部屋に手紙が隠してあるよ!どーこだ！
ヒントはね～ピアノ。
こうして、私と娘の手紙探しゲームがスタートしました。
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▼探すこと、数秒。楽譜台の上にこんな手紙がありました。すぐ見つかる雑な隠し方でしたが、ちょっとワクワクします。
なぞなぞ ヒント あか どう？ って、問題でもヒントでもないし。どこをどうやって探せばいいのか。。。
▼でも、いつもは使わない鞄が床にポロンと落ちている時点で何かあやしい。
▼あった！赤色の紙。
▼これは、素晴らしいヒント。気持ちいいところ。夜に使うものと言ったら、あれしかない。
▼布団です。もう、家族みんな布団が大好き。隙あらば吸い込まれるように布団でゴロンとしてしまいます。たたんである布団の中に手を入れると、、、こんな袋が出てきました。
▼やはり、折り紙の赤い手紙が中に入っています。
▼まだ続くの～！とぶちぶちいいながらも、ちょっと楽しいです。めったに使わないもの？？なんだろう。
▼部屋を見回すと、またしても普段は登場しない大切に使っているソフィアのバッグが椅子にかかっている。もしかしてと、鞄をあけると、やはり手紙がありました。
▼そろそろ最後かな。「こんどわはついにプレゼント、そこは？」って何にもヒントがないじゃないっ！！でも、今までの流れから推測すると、たいてい手紙は全部鞄に入っていました。と、いうことは次も鞄？
▼そこで、いつも使っているお気に入りの鞄の中を開けてみると、、、大当たり。
▼プレゼントが入っていました。
でも、これ、ガチャガチャでゲットした娘が「いらな～い」と言ったおもちゃです。
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娘はというと、手紙に翻弄されている母の姿が嬉しくてたまらないらしく、にやにやずーっと笑っていました。最近は、娘の遊びに付き合うのがちょっと面倒くさいと思うことが増えてきましたが、これは楽しい。最後のプレゼントが見つかった時は、達成感がありました。
それにしても、長い文章が書けるようになったといっても、改めて読み返してもひどい。ところどころ、鏡文字になっているし、書き順めちゃめちゃだし、来年小学生になるのにほんとに大丈夫かと、親としてはドキドキしてしまいます。文字矯正めちゃめちゃ苦労するんだろうな～。
でも、楽しそうにお手紙を書いているのを見ると、注意する気持ちもどこかへ飛んでいきます。自分から「やりたい」「書きたい」って思えること大事にしたいと思いました。
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