昨年の春から購入を考えはじめ、1年近くたってようやく学習椅子を購入しました。「迷いすぎるにもほどがある」と、夫に馬鹿にされながらいろんな学習椅子デザインに魅せられ、一人楽しくいろいろ見比べていました。そんな私のお馬鹿な記録を残しておこうかと思います。
学習机が必要な理由
そもそも、学習机はどうするか!
これだけで半年は悩んでいました。小学生のお子さんをもつ友人に学習机購入談を聞きまくった結果、必要派と不必要派ときれいに真っ二つに分かれました。結局、お子さんの性格やそのご家庭の住宅環境にもよるので正しい答えはありません。
必要派の意見
Aさん:子ども部屋がないので、子どものためのプライベートスペースはやっぱり必要。
Bさん:自分が学習机があってよかったから。
不必要派の意見
Cさん:学習机買ったけど、結局物置になってテーブルの機能を果たしていない。勉強はダイニングテーブルで行っている。
Dさん:小さいうちは、お母さんもそばで見てあげられるからダイニングテーブルの方が便利。
Eさん:部屋が狭いからそもそも机が置けない。
もう、迷いに迷いました。買うとなったら結構な値段です。ただでさえ狭い部屋をこれ以上圧迫させたくありません。最初は、娘用の学習机を用意するのはやめようと思っていました。しかし、最後の最後になって娘には学習机を用意することにしました。
その決断のきっかけは、
帰りが遅い夫の夕食タイムと娘のお絵かきタイムが重なった時、お絵かき帳に小さな丸い油がとぶことに小さなストレスを感じたからです。夫が食事をしている横で勉強する姿は微笑ましいとは思いますが、ピシッと飛ぶ油や醤油のことを思うと私がイライラするのは目に見えています。夫の帰宅が不規則な我が家にとって娘の学習机は重要に感じました。
学習椅子だけ購入することにした
とはいっても、前述の体験談のように「実際には机を使わなかったらどうしよう。」そんな不安もあります。そこで、机は私と夫の共有机を娘に譲ることにし、椅子だけ新調することにしました。
万が一娘が勉強机を使わなかったとしても、精神的・金銭的ダメージは少ないですし、やっぱりダイニングテーブルで勉強したいという場合でも、きちんとした椅子があるというメリットは大きいです。
我ら夫婦の共有机の代わりは、ダイニングテーブルです。夫も私もノートパソコンを使うことが多いので、工夫すればダイニングテーブルで問題ありません。
ただでさえ狭い我が家なので、娘用の本棚など新しい家具は買わずひたすら物を捨ててスペースを空ける作戦をとることにしました。
木製のランドセルが置ける椅子に決めた理由
なんといっても、部屋が狭いから。
もしかしたらランドセルを置かないかもしれません。けれど、一か所でも収納場所が増えるのはありがたい。さらに、回転する椅子で遊ぶ娘を見ていると、やはり机の上でやるべきことに集中できる木製の椅子の方が理想的に思えました。
こだわりの学習椅子を探す理由
学習椅子を買うのにとても慎重になったのには訳があります。
それは、
ストッケの、トリップトラップの優秀さを見せつけられたから。
娘が生まれたときに、このトリップトラップを購入するかどうか迷ったあげく、5~6千円の類似商品に決めました。
ところが、娘が使いはじめて5年たった今、塗装は剥げ、フレームには歪みが見られます。小さな子どもが座るものとして設計されているので、5年も使ったといえば充分役目を果たしたといえますし、まだもう少し使えそうです。
ところが、友人宅のトリップトラップは、娘と同じ年月以上を使っていてもその劣化はほとんどなし。小学校6年生まで十分耐えられそうな雰囲気漂っています。
ある程度予想はしていましたが、丁寧な加工をされている商品とそうでないものではこんなに違うのかと驚かされました。だったら、小学校1年生で購入する椅子は、納得のいくものを買おうと決めました。
おわりに
こうして、我が家の学習椅子購入物語がスタートしました。いつぞやも、三輪車を購入するにあたりめちゃめちゃ迷いましたが、また私の悪い癖が出てしまいました。でも、迷うおかげでいろんな家具メーカーの良さを知り、学習椅子探しを楽しめましたので、今回もその記録をもう少し書き続けてみたいと思います。