怒涛の1学期が終わり、夏休みに復習問題に取り組んでいる娘にはちょうど良いトランプ遊びでした。思った以上に楽しかったのでご紹介します。
あわせて10になる数の補数で遊ぶ簡単なトランプゲームです。
今回は家族3人で遊びました。
用意するもの
あわせて10になるゲームなので、トランプは各種1~9まで。合計36枚。
ババ抜きをするときにはジョーカーも追加。
始めてやる時は、10、J、Q、Kのカードは使いません。慣れてきたら合わせて11、12、13になるやり方も面白そうですね。その時は適宜カードを増やしてください。
遊び方
あわせて10神経衰弱
準備は普通の神経衰弱と同じ。ただ、取り方が違うんです。
もう、お察し付くかと思いますが、
二つのカードがあわせて10になったらカードをゲットすることができます。
例えばこんな感じ↓
カードのマーク関係なくあわせて10になるカードを2枚めくって、最後に一番多くカードを手にした人が勝ちです。
あわせて10ババ抜き
普通のババ抜きとほとんど同じ遊び方です。違うのは、あわせて10になるカードをすてていくこと。一番最初に手持ちのカードがなくなった人が勝ちです。
家族で遊んでみた感想(娘1年生)
- 飽きていたババ抜き・神経衰弱が新鮮に感じる。
- 早く終わるから、親もありがたい。
ババ抜きも、神経衰弱も、やりすぎて飽きていました。それが、ちょっとルールが変わっただけで新鮮です。もう一回やるやる~!といい感じでした。
神経衰弱って、忙しい時疲れている時など、まともに付き合うとめんどくさく感じたりします。かといって、半分の枚数でやってもつまらない。でも、この36枚という枚数はかなりいい感じです。算数を楽しみながら学ぶことが最大の目的だったのですが、時間的にも親がちょっと一緒に遊ぶのにはちょうど良いです。それに、足し算の勉強を早めにスタートしている幼児さんにはぴったりです。
逆に、ババ抜きだと早く終わりすぎて子どもには物足りないようでした。でも、疲れている時に一緒に遊んだという既成事実を作るのにはちょうど良いです。すぐ終わりますから。数年前、トランプブームだった時に娘の「ババ抜きやろう~!!」コールが辛かった。あの時、これを知っていたらなと思います。
その効果はいかほど?
夏休みの宿題として出されている、計算カードのタイムは早くなりました。
というのも、遊びながら自然に計算できていたことに自信をもったのか、嫌だ嫌だと言っていた計算カードをやってみようと思えるようになったことが最大の効果です。
でも、タイムが上がったから、まっいっかと、またもやさぼり始める娘ですが。
算数の宿題が嫌になって勉強机に向かわないときに、また家族で遊んでみようと思います。
計算カードとは、
▼こちらで紹介されているような足し算・引き算などが書かれたリング式のカードです。計算カード U - 商品情報(先生方向け)| 光文書院
このカードを使って計算し、そのタイムを毎回計る宿題が出されました。ドリルだったら書かなくてはいけないけど、このカードだったら声に出すだけなので楽と言えば楽ですよね。でも、計算能力を磨いているのか、カードをめくるスキルを磨いているのか分からなくなる時があります。まあ、それはご愛敬ですね。いずれにせよ、娘はこの計算カードが大っ嫌い。やろうと前向きに思えただけでも、このトランプ遊びは良かったです。
おわりに
このやり方は、こちらの本で知りました。
この本は、娘が小学校入る前に読みたかったな。
かずに関係する遊びをもっとさせたいな~と思っていたのですが、その方法がよく分かりませんでした。数を数えたり、量を感じたりするだけでいいかなと思っていました。
でも、この本にはもう一歩踏み込んで小学校の算数につながる数を使った遊び方が紹介されているので参考になります。また、自分が忘れてしまった小学校の算数ってどんなことをするのか?ということが書かれていて勉強になりました。
日常生活に数はあふれています。それを、どう子どもに意識させるのか、考えるヒントがたくさん詰まっています。