九段下にある、科学技術館に行ってきました。(お台場の科学未来館ではありません。お恥ずかしながら、子どもが生まれる前まで勘違いしていました。)
今回は、そこで遊んだ様子をまとめてみたいと思います。
▼こういう時代を感じる看板大好き。
- 基本情報
- 3階:ニュー・エレクトロホール《サイバー・リンク》
- 3階:DENKI FACTORY
- 3階:モーターズワールド
- 3階:その他
- 4階:鉄の丸公園1丁目
- 4階:建設館
- 4階:軽食&喫茶
- 実験コーナー
- おみやげコーナー
- その他
- おわりに
- おまけ
目次を見て分かる通り、今回は3、4階の一部しかご紹介できません。楽しいものがたくさんありすぎて時間内では全部回りきれなかったのです。
基本情報
入場料:大人720円 子ども260円
休館日:水曜日(長期休みは開いている日もあるようです)
振替休日の月曜日など行き場所がない時のお出かけスポットとしては本当にありがたいです。さらに、親子で1000円以内っていうのも嬉しいです。
アクセス
九段下から日本武道館を抜けて気持ちの良い道を歩いて10分くらいで到着しました。小さなお子さんが歩いていくにはちょっとめんどくさいかもしれませんが、車の来ない道をゆったり歩くのは気持ちが良かったです。
混み具合
私たちは月曜日に行きましたが、社会科見学の小学校と重なりました。2校来ていたので平日でも空いているとは言い切れないです。
しかし、この日はのんびりしていて到着が2:00でした。ちょうど、小学生がみんな帰る時間だったので、ガラガラの館内をゆっくり見ることができました。ただ、娘の体力が持たず、2時間でギブアップ。残念ながら3階と4階しか見ることができませんでした。
3階:ニュー・エレクトロホール《サイバー・リンク》
最先端の技術がたくさん紹介されているコーナーです。7歳の娘にはちょっと難しそうでしたが、私はめちゃめちゃ楽しかったです。感覚的に遊べる体験コーナーがあるので、結構長く滞在していました。ただ、全ての体験コーナーが娘の身長に合わず抱っこで遊ばせました。小さい子が自由に遊ぶのは難しいかもしれませんね。
▼目の動きでカーソルを動かして遊ぶことができます。
▼すごく楽しかったのがこれ。会場内に来ている人たちの動きを可視化したもの。それをスクリーンの前に立って何も触れることなく操作してみることができます。
こどもも大人も楽しめる科学技術館。《サイバーリンク》コーナーのこれ、マイノリティレポートの世界みたい。#科学技術館 #科学 #理科 pic.twitter.com/C23avY1DAL
— wanico (@wanico3) 2019年2月4日
▼館内でしゃべる言葉が録音されて、テキストに自動変換されて分析されている様子が映し出されています。
▼娘は、しゃべり言葉を文字に変換して遊んでいました。スマホでもできるんですが、こういう画面にすることで、感じ方も違うようです。
▼これは面白かった。画面の前に立つだけで、年齢をあてるプログラムです。
どうやって私の年齢を解析してるんだろう、、、。嬉しいことに10歳くらい若い年齢が表示されました。娘は高校生くらいに認識されていました。今は誤差がありますが、どんどん学習されて精度も上がっていくんでしょうね。お店の中を歩くだけで、客層が細かく分析されるようになる時代はもうすぐそこまで来ているのかもしれません。
3階:DENKI FACTORY
”THE小学生理科”っていう感じのコーナーです。小学校高学年には絶対また連れて行きたいと思いました。
▼自転車発電。子どもにとっては、パパ・ママの頑張りを見るのも楽しいようです。
▼音の伝わり方や電磁石について体験できます。スピーカーってこういう風に作られるんだってよく分かります。夜間や空き缶、鍋などをコイルの上に乗せて音の違いを楽しめます。こういう理科実験は家ではやりにくいのでぜひ体験してみてください。
▼高度な糸電話のようなものです。5mくらい離れた相手とお話できます。が、しかし、娘は背が低く通話口まで届かず、、、。。。親子二人ではお話できませんでした。
▼あとからじわりじわり笑えてくる発電機です。ハンドルを回し続けて電気量が達すると、ピカッって壁の電気が光ります。このマグネットカーの動きかスムースでなぜか何回もやりたくなっちゃうんです。ものすごーく単純な仕掛けですが。空いているのをいいことに親子で何回もピカピカ光らせて遊びました。
▼電気と光のコーナーです。当たり前に使っている電球ですが、ちょっと恐いと思ってしまいました。娘は「きれい~」なんて見続けていましたが、心配性の私は気をつけなくちゃと思いました。一度、電球を爆発させたことがあるのでなおさらです。こんな風に科学を身近に感じられるのがこの技術館の魅力ですね。
3階:モーターズワールド
小さな子でも楽しめる科学技術館。動きの伝わり方を見るだけでも楽しい。#科学技術館 #子連れ #九段下 #理科 pic.twitter.com/Po6aEhjDfq
— wanico (@wanico3) 2019年2月4日
これ、小さい子だったら楽しそう。ハンドルやボタンを押して仕掛けを動かします。それがとても単純なしくみなんだけど小さい子の好奇心をそそりそうです。特にメカ好き、分解大好きなお子さんだったら離れないかもしれません。こうやって動きが伝わるのかと考えさせられます。からくり人形のような面白さがあります。
3階:その他
科学技術館の募金箱。ずっと見つめてしまう面白さ。#科学技術館 #理科#募金箱 pic.twitter.com/z4x4LbR7vg
— wanico (@wanico3) 2019年2月4日
▼ さすが科学技術館。イケてる募金箱です。お金を入れると、お金が倒れることなく回り続けます。そして、最後はアリ地獄のように穴の中に吸い寄せられてしまいます。いかんいかんと思いながら、まわって落ちていく様子が面白くて親子で3回くらい募金しちゃいました。
▼モールス信号。エジソンの伝記にモールス信号について書かれていました。娘はそのモールス信号がずっと気になっていたせいか、かなり長い時間遊んでいました。
4階:鉄の丸公園1丁目
鉄がテーマです。ゲーム的な体験コーナーが多いので男の子は喜びそうです。
▼カーリングのようなゲーム。鉄の重さや滑り具合などを感じて遊ぶんでしょうか。娘は的に向かって何度も滑らせて遊びました。力の加減が難しくて私の方が成績が悪かったです。
写真におさめられませんでしたが、ばねを利用した的あてゲームもありました。大きなばねの力を利用して玉を飛ばすコーナーです。射的感覚で遊べるので男の子が好きそうです。残念なのはちょっと高いこと。身長が130㎝をこえないと難しそうです。
4階:建設館
地震に強い建物について分かりやすく説明されていいます。さらに、ブロックなどを使って遊びながら学ぶことができます。
▼アーチ橋!初めてこの仕組みを知ったとき感動しました。ブロックの形を組み合わせるだけでこんな橋ができるって不思議です。それを実際に体験できるって嬉しい。この形になるまで娘はとても苦労していました。積み木パズル感覚で遊ぶのもたのしいですよ。
ちなみにアーチ橋といったら、ポンデュガール!この水道橋のデザイン大好きです。工作や粘土で小さい頃こういう橋を作って遊んでいました。でも、娘はあんまり興味を示さず残念です。こちらの記事は、読んでいてとても楽しいです。旅行に行きたくなります。
▼斜張橋!これすごく面白いです。ぜひ大人も作ってみてください。左右のバランスを取りながら組み合わせると完成します。頭では分かっていたつもりですが、斜張橋の仕組みってこうなってるんだぁと思わず大人の私の方が夢中になってしまいました。残念ながら7歳の娘には難しく断念。あっという間に飽きて別の場所を見ていました。
横浜ベイブリッジも斜張橋として有名ですよね。仕組みが分かって、景色を見るとまた違う発見があります。橋って面白い。
▼作業員証をつくることができます。お金を入れて、プリクラみたいに写真を撮って印刷してもらえます。
4階:軽食&喫茶
▼ここでカレーやケーキ、コーヒーなど販売しています。カップ麺やアイスなどもあり、子連れにはとってもありがたいです。近くに団体客用のテーブルもあるのでお弁当を持ち込むのも大丈夫そうです。
実験コーナー
驚くべき実験コーナーの数です。こんなにたくさん選べるなんて幸せすぎます。ただ、子どもの興味と理解を見極めないといけませんね。面白そう~と思って電磁コイルの実験に参加したのですが、1年生の娘には難しかったようです。30分近くそこで時間を費やしたので、娘に「実験見るよりもっと遊びたかった~」と不満を言われました。次は計画的に参加したいです。というか、私が子どもだったら、年間パスポートが欲しいレベルの楽しさでした。
おみやげコーナー
▼理科・科学好きにはたまらない実験グッズや、本がたくさんあります。結局ここでも長居してしまいました。
その他
レストラン
4階に軽食コーナーがありますが、レストランもあります。私たちが行った時はもう閉店でしたが、1日ここで遊ぶなら行ってみたいです。
ベビーカーに注意!!
全体的に施設が古いので、ベビーカーには優しくなさそうです。下りのエスカレーターがありません。小学生を対象としているので、小さいお子さんをお連れの方はお気を付けください。
おわりに
とても充実した2時間でした。とはいっても、大人も子供も理科に興味があるかないかで楽しさは全然違うと思います。大人の癖に、私は娘以上に楽しめました。科学技術館って社会科見学で行く場所っていうイメージがありますが、親子でゆっくり展示物を見るのもいいですね。次は家族3人で行ってみたいです。
おまけ
本文とはかなり外れてしまいますが、橋について書こうと思ってちょっと調べていたらこのサイトを発見。鹿島建設のHPですがこれ面白いです。建築の歴史が分かりやすくまとまっていてついつい眺めてみてしまいます。