5月になりましたが我が家はまだ自粛中です。そして、案の定、近所のお店で画用紙・折り紙・紙粘土が手に入りにくくなりました。行きつけの100円ショップの工作材料は枯渇しております。住んでいる地域は住宅街で、学校規模もワリと大きめだから仕方がない。ネットで注文すればよいのですが、まとめてドカンっと頼むには多すぎるし、うーーんと悩んでいるうちに、子どもはなんだかんだ家にあるものでいろいろ工夫して工作しているからたくましいものです。
でも、コロナ休校2ヶ月を過ぎるとだんだんネタも尽きかけていて、そろそろ新しいネタを提供してあげたいなぁと思ってた矢先にこんな記事を拝見しました。
アート教育に興味ある方はぜひ見てほしい。
ロックダウン中のアートな宿題inフランス
もう一度言います、ぜひぜひぜひ見てください。
いや、ほんとこのまま授業にしたいくらい面白い。
しかも、ロックダウン中という、いろんな制約がある中でさらっとこういうプリントが登場するのはさすがですね。
どんな内容かというと、
*分かりやすく紹介するために、タイトルは私の方で勝手につけてしましました。ごめんなさい。。。でも内容はこんな感じです。
自宅での学習なので、色鉛筆やペンで仕上げてますが、紙の種類・大きさを変えたり、絵の具に変えたりするだけでもっと面白い作品にすることができそうです。小さいうちから、いろんなアートに触れることで多様な文化を受け入れられる子になってほしいなぁ。
ブログに登場するお子さんの作品からも、アートを自然に受け入れて描こうとしている様子が伝わってきます。やはり小さい頃からこういう課題に触れているからなんでしょうか。ちなみに、id:ooenoohjiさんの過去記事でこんな内容も紹介していらっしゃいます。
小さいからこそ「やってみよう」スイッチが入りやすいっていうのもあるんですよね。小学校上がる前のこんなアートな遊びは本当におススメです。
コロナ休校中・アートに触れる
そこで、我が家でも似たようなことをして遊んでみました。それが、これ。
ゴッホのひまわりの塗り絵です。
結構喜んでやっていました。ただ、小さい頃よりくいつきが悪くなってきている気がします。幼稚園の頃の方がもっと楽しんで描いていたような気します。
また、やらせてみよう!!と思い、いろいろ探し始めたら楽しくなってしまったので、面白そうなサイトを紹介します。
ゴッホ作品の塗り絵ダウンロードページ(ゴッホ美術館)
ゴッホの自画像や、ひまわりなど、誰もが見たことのあるゴッホの代表作品がぬりえとしてダウンロードできます。
ゴッホのボードゲーム
同じく、ゴッホ美術館のサイトからダウンロードできます。
英語好きなお子さんなら楽しめるかも?娘は全く英語が分からないのでできないのが悔しい。英語習っているお子さんぜひ。
東京国立博物館の塗り絵
風神雷神図屏風や、見返り美人図の塗り絵がダウンロードできます。びじゅチューン好きなお子さんなら、あ、これは!!!と思う絵がたくさんあると思います。
サタケシュンスケさんの塗り絵
これ、子どもだけでなく大人も塗りたくなっちゃうめちゃくちゃ可愛い塗り絵なんです。部屋に飾っても違和感無さそう。
有名作家のアートに触れる自宅でもできるアートプロジェクト
まだまだたくさんあります。作者は、インドのトップブロガーで膨大なアートネタを量産していらっしゃいます。英語のページですが、翻訳機能も充実してますしyoutubeも公開してますので自宅での暇つぶしアートネタが見つかると思います。
ほんとは、こういうのやりたかったんだけどなぁ。。。気力忍耐及ばず。。。
まとめ
私たちが子どもの頃と比べて図工の教科書はずいぶん変わってきました。
まさに、紹介したフランスの宿題のような授業もたくさん行われています。でも、自宅でそれをやるって難しい。親の力量が問われそう。。。それをうまくフォローする形で宿題としてまとまっているのがすごいなぁと思いました。
「先生」と呼ばれる仕事をまだしていた頃、先輩に「お前がやっているのは手芸か?家庭科か?」と言われたことがあります。「アートはそんなんじゃねえんだよ!!」と言う先輩の言葉は重かったです。作り方・手順がはっきり決まっている工作は教えやすいんですが、そこから自分のアイデアを広げさせる方法って難しかったりするんです。「自由つくる」ことが「不自由になる」って場合もあったりして、いつも悩んでいました。まあ、家で子どもと遊ぶ時くらいはもっと気軽にと思うのですが、ついついいろいろ考えすぎてしまいます。
コロナ禍の世界のアート教育に俄然興味が沸いてきました。また、面白い取り組みがあったら紹介します。
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