こどものあそび観察日記

こどもの充実した時間とはなんぞや!?

4歳娘の暇攻撃に立ち向かう言葉

娘「何して遊ぼうか??」「何か楽しいことしたい!!」
 
たいてい暇をもて余しているときにうちの娘はこういいます。
 
そのときに切り返す我が家の必殺技はこれ!
 
父・母「◯◯(娘の名前)ちゃんは何して遊びたいの?
 
あまりにも普通すぎてごめんなさい。でも、こんな普通の切り返しができなかった愚かな母です。
それまでは、「何して遊ぶ??」の答えをこちらが提案していました。ブロックする??おままごとすれば??と手取り足取り教えて、あげくの果てに仕方なく付き合うこともたくさんありました。

保育士さんの言葉

きっかけは、保育士さんの言葉。ある日、育児相談行きました。健康面について相談するつもりでしたが、私と娘の様子を見たベテラン保育士さんが
「もっと、子どもに考えさせてください。何して遊びたい??って聞けばいいのよ!
とズバリアドバイス。 
 
以前、ぼんやりした時間についての記事を書きましたが、暇状態の娘を具体的にどうすればいいか分からないままでした。それを、答えてくれた感じ!!
ついつい手を出さなきゃならん、助けなきゃならんと思ってしまう私の過保護体質を突き刺す言葉でした。

 

hipopocroco.hatenadiary.com

 

絞り出す娘の知恵

こうして始まった娘の”暇攻撃”に対する「何して遊びたい??」反撃。娘はどう反応したかというと、、、これ!!
  • 久しぶりに使うおもちゃ
  • 工作
  • お絵描き
  • おままごと
しかも、自分で○○で遊ぶと宣言したという自己責任みたいなものがあるようで一人で遊ぶことが多いのにびっくり。もちろん、「母さんと○○して遊びたい」と訴えることもあります。でも、最初に遊ぶのを手伝ってあげると自然と一人で遊んでくれることが増えてきました。(うまくいかない時もありますが)ありがたい。
 
▼一人で暇な時間を埋めた時の娘の絵

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「何して遊びたい?」反撃に耐えられる年齢

一人っ子ということもあり、今までどんだけ過保護だったんだー。と保育士さんにアドバイスを頂いてから自分の育児を反省しました。でも、4歳になった今だから「何して遊びたい?」に立ち向かえるかも。とも思っています。
その理由が、、、
  • 言葉がきちんと理解できるようになった
  • 自分で考える力がついてきた
  • 一人で遊ぶ時間が長くなってきた
  • 遊び方のレパートリーが広がってきた
いろんな成長があるからこそ「何して遊びたい?」という切り返しに効果があるのかも。実践し始めた3歳後半の頃は「相手してくれない~。」って泣いてました。もちろん、今でも「なんで遊んでくれないの~暇だ~」と暴れることはありますが。圧倒的な成長の差は感じられます。
兄弟がいたりするともっとたくましく早い年齢で自分一人で充実した遊びをするのかもしれませんね。特にお兄ちゃんお姉ちゃんがいる下の子は圧倒的に遊び方のレパートリーが広そう。
 

GW 帰省先の「何して遊ぼう?」攻防!!

とはいっても、帰省先ではちょっと事情が変わってきます。
1周間くらいの滞在だと、さすがに暇になってきます。その理由が、、、、
  • 祖父母の自宅ではおもちゃなどの遊べるものが圧倒的に少ない
  • 家族みんな若干の疲れている(もしくは酔っぱらっている)
  • 友達がいない
ここでの「何して遊ぼう?」「何して遊びたい?」攻防は凄かった。
祖父母の手前いいところを見せたい娘、「あっそうだ!」と一生懸命工夫してけなげに自分で考えた遊ぶ姿を見せるのです。でもアイテムが少ないのですぐに立ち止まるー!!そして、「次なにしようか?」という娘!「次何したい?」という私。またもや考える娘。しばらく攻防を繰り返していました。
 
そんな親子の様子を見ていた祖母が助け船を出した瞬間、あっという間にじじばばワールドに引き込まれていきました。しかも、祖母の助け船は、
クイックルワイパーで掃除をしてみる??
何てことのない提案!でも、嬉々として遊びながら掃除してました。
 
娘は、帰省先で遊び方の知恵を絞りきって、満足の泉がカラカラになって暇暇のひび割れができている状態になっていました。なので、他愛のない新鮮なことを、驚くほどすばやく吸収していました。単純に、私が酔っ払って(もしくは2日酔で)面倒くさくなってしまったというのが実状ですが、、、。適度な渇望感って大事だな~と改めて気付かされました。

まとめ

そんなわけで、我が家では
  • 遊べる時に一緒に遊んで、遊び方のネタを増やす!
  • 娘が暇をもて余したら、「何して遊びたい???」攻撃!
を実践しています。これが本当に娘にとっていいことがどうかはよく分かりません。これをやったから、◯◯の力がついたなんていう理想は全くありません。ただ、「娘が友達と遊べない時に一人遊びの時間が増えたら私達楽にならないかな??」という親の”捕らぬ狸の皮算用”です。 
 

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