娘が2歳頃、「絵本読んで読んで攻撃」が辛いと思っていました。あの日の自分に伝えてあげたい。「もう少ししたら一人で読めるようになるよ」と。
最近では、
母:「読んであげようか?」
娘:「いい。一人で読むから」
なんて、フラレるようになりました。静かだな~と思うと一人で黙読しています。最初絵だけを見ているのかと思ったら、どうやらちゃんと読んでいるようです。楽になったなと思う反面寂しくも思います。
そんな娘がどのように一人で絵本や児童書が読めるようになってきたか、今回は育児記録を振り返ってみたいと思います。
読み聞かせの変化
以前、こちら▼の記事でも書きましたが、夜眠る前に毎日読み聞かせしました。その冊数はこれくらいでした。
ついに、児童書の読み聞かせがスタートした。そのきっかけ - こどものあそび観察日記
- 1-2歳 絵本10冊が限度で読む(読まない日もある)
- 2-3歳 毎日絵本5冊
- 3-4歳 毎日絵本3冊
- 4-5歳 毎日絵本2,3冊&漫画
(追加)5-6歳 毎日1冊 絵本or漫画or児童書
3歳くらいから一気に難しい絵本が読めるようになったので、読む冊数も少なくなりました。毎日寝る前に10~30分くらいは読んでいたと思います。
もちろん、日中も娘のリクエストに応えて読み聞かせをしていましたが、どれだけ呼んだかは記録していません。特に、日中も「読んで読んで~」とせがんだのは2-3歳頃でした。1日で読む本の冊数&時間が一番多かったのも2-3歳頃でした。
娘の絵本の読み方の変化
1歳から読み聞かせを続けてきた娘の変化をざっくりまとめてみました。
- 激しい絵本読んで攻撃。かなりの量を読み聞かせ 2歳頃
- 何回も読む絵本を暗記して、ページをめくりながら物語を話す(読む真似)3歳頃
- 簡単な絵本なら一人で音読するようになる 4歳頃
- マンガや簡単な児童書を一人で音読するようになる 5歳頃
- マンガや簡単な児童書を黙読して読めるようになる 6歳頃
でも、子育てに関するいろんな本や記事をよむうちに、字を早く覚えることが良いことかどうかはよく分からなくなりました。
ある幼児教育では、あえて文字を教えない方法をとっています。確かに、急速に文字を覚えはじめたとき、混沌とした娘の遊びや態度がふっと変わった瞬間がありました。文字を覚えると同時に幼児期時代にしかない感性が何かが失われていく寂しい感じがありました。「幼児期にあえて文字を教えない」という考えはこういうところからきているのかも、、、、と少しだけ納得できる瞬間でした。
とはいえ、絵本が大好きで文字に興味津々な娘を見ているととめられるわけもありません。それに、図書館&本屋さんは、子育てをする私にとってとても魅力的な空間で息抜きでもありました。その結果、6歳になる頃には一人で絵本や漫画、簡単な児童書を読めるようになりました。
読み聞かせの方法を変えてみた
一人で読めるようになったとはいっても、本当に理解しているかどうかはあやしいものです。特に、少し長い絵本や児童書など、内容を勘違いしたまま読んでいることもありそうでうです。
そこで、読み聞かせをこんな風に変えるようになりました。
- 本を娘が一人で読む。(初めて出会う本)
- 本のストーリーを、娘が母に説明する。
- 答え合わせを兼ね、母が娘に読み聞かせをする。
初めて出会う本なので「この本、お母さん知らないよね。こういう話だよ」と一生懸命説明してくれます。それがまた、笑っちゃうほど何を言ってるのか全然分かりません。「主人公がこんなこと言ったんだよ」とか、「登場人物はこれが好きな子なんだよ」と説明してくれます。間違ってはいないんですが、どういう話か全く分かりません。でも、娘の一生懸命しゃべろうとする姿が面白くてついつい聞いてしまいます。
そして、最後に「今の説明であってた?」と答え合わせを求めてきます。多分クイズのような感覚ですね。文字を追うだけでなく、ちゃんと内容を理解しているかどうかのチェックを兼ねて読み聞かせはまだまだ続けてあげたいなと思っています。
おわりに
3歳でイヤイヤ期を迎えた娘は結構大変で、いつまで続くんだろうと出口が見えない森の中をさまよっているような気分で育児をしていました。2~3歳ごろは絵本を読まないと泣いて暴れることもあり、「これは何かの試練ですか~??」と思いながらひたすら読み続けていたように思います。私自身、幼児期には絵本を全く読んでいないので「ここまで読まなくてもいいんじゃないかな。」と思いましたが、娘が絵本を楽しんでいる様子が伝わるので(時々読みながら寝ちゃう日もありましたが)頑張って継続しました。 その当時の自分が、数年先にこんな状態になっているという様子が分かればちょっと励みになるかなと記事にしてみました。
くりかえしになりますが、
早く難しい本が読めるようになることが本当に良いことかどうか娘を見ているとよく分からなくなってしまいました。その年齢にしか感じられないものを落としながら成長しているような気もしてしまいます。むしろ、ゆっくりなくらいでも良かったんじゃないかとさえ思えてきます。
でも、矛盾する大人の都合ですが一人で絵本が読めるようになって嬉しいことがあります。それは
大人の自由な時間が増えること。
今、絵本の読み聞かせが、つらーーいと思っているご家族の皆さん。あと数年で、めちゃめちゃ楽になりますよ。
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おまけ
今一人で読んでいる本
▼絵が娘の好みで、読みやすいようです。クッキーがお外に行っちゃうという荒唐無稽な話が楽しくて私も好きです。
▼読み聞かせをしてから一人で読むようになりました。
- 作者: 中川李枝子,子どもの本研究会,大村百合子
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 1962/12/25
- メディア: 単行本
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あとは、、、マンガ。ドラえもん、妖怪ウォッチなどなど読むようになりましたが、思うところはいろいろあります。その話はまたいつかどこかで。